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きんにくを やわらげるため
首をゆっくり 回す
伸びをして 深い息をついたら

本を読みつつ
心が弛緩して
魂が解放されてる

喫煙喫茶のいつもの席
音楽がたおやかに流れて
集う  ....
鮮やかに 雲が 
青空から 吊り下げられて

細いナイロン糸が
結び目を のばして

雲は動く
己の腕の寂しさが続くかぎり
雲は行く
己の知らないくにざかい

雲の影が落ちる
 ....
明るみが つぶやく
影が出来ていて

潅木に 優しい陽光が
密かに 染み渡って

今日 静かな作業を編む

コスモスを風は包み
清涼な空気は
明るさを溶かし込む
ソーダ水の輝きで ....
大地と空が
触れ合い
お互いを確かめ合って
一つに溶けている

横たわる夜は
静かな寝息が
そっと 部屋から漏れていって
夜景の街を満たす

夢 追うように
ベランダから
夜を ....
靄が立ち込めて
息を止めるほど
鈍く 濁った 沼

曇りの空を
正確に映し出す
水の留まり 
大地の無意識は 静止していた

息継ぎが罪悪のような 静寂に
時として 陽射しは落ちて ....
天気図を六時五十二分に見て

今日を定めてる
諸天に感謝の目配せを
東向きの窓から

空を見上げたなら
一日は 地球の自転に同期している

沈香をくゆらせて
勤行・唱題が体を目覚め ....
我々は 自由の意志から
朝 六時半に目覚め
日常をこなす 事と決めた

契約書類に 判を押す
社会に向かって 己の力を放出する

高層ビルも サンダルも 今日の新聞も
そんな意志から  ....
夏だというのに
窓も開けられず
あの密やかな 夜風も楽しめない

相変わらず 締め切った部屋
クーラーをきかせて

嘘のような 蛍光灯の下
仮想の君に読んでもらう為
キーボードを操作 ....
黄昏をそっと飲み込む部屋で
夕闇の迫ってくるのを
静かに 待つ

大いなる大地の
昼と夜を
この地球が音もなく航行するのを
額のにじむ汗に微風を感じながら

夕闇の光で織る
繭玉を ....
夜のジャスミンは
嘘のように もったり 香る

群生の競い 咲き
可憐に淡く 仄かのピンク

あまい 夢の光景
女の花

じょうきする 深い谷
茂り 巻きつく つるのしな

初 ....
渡 ひろこさんのアハウさんおすすめリスト(100)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ねえ_細胞がふるえてる- アハウ自由詩7*07-10-31
糸を放つ- アハウ自由詩14*07-10-30
秋は逝く- アハウ自由詩11*07-10-29
横たわる夜- アハウ自由詩807-10-26
釣り糸を垂れる- アハウ自由詩6*07-10-26
夢のブロガー- アハウ自由詩207-10-10
精神の自由- アハウ自由詩1*07-10-9
夜の罪悪- アハウ自由詩307-9-8
繭の部屋- アハウ自由詩8+07-8-2
ナイトジャスミン- アハウ自由詩607-5-5

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