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心は 残る心に寄り添う
いつもいつも 残したい心しか残らない

思い出すと 幸せだったのだ
そんな心風を

吹かせて ふかして 
とけないものだけ 心にする
おちない眠りが揺らす
あなたにわけたのではなく 重ねたのです
星の明かり 電燈の灯り あなたの言葉
偽りが入り込む隙はない 一心
偽りを燃やし尽くし 開ける朝
朝に 山の頂上にいる山吉様に祈る
大きな杉の木 細かな葉の揺れ
ただ 裏山に向かい手をたたき
深呼吸を 幾度か繰り返す

すって はいて
大きく両手を動かし 空気を循環
鳥が羽ばたくよう ....
風が風を離れ 人が人を離れ
のぞきこみあう空は 青く

もくもく 雲 かげリいだく

つきとめられ つきつけられ
ほしい ほしくない 
のぞむ のぞまない

組み込まれた祈りも呪いも ....
重なってくる雪にやけずに枝が
作り続ける氷という言葉
熱いと溶かされるけど凍りたい
何処かから このまま ここで
ちからなく たちつくす
たちつくすと きになる
きになると えだわかれ
えだには はが のぞむ

はっぱは かぜをうける
いきたいのか ちぎれても
いきたくないのか くちても

ねが ....
息のかかった葉が揺れる
風でよかった
栗のいが 落とした枝先
風でよかった
瞑るから 消える月曇り
風でよかった
どろどろの みずたまり
風でよかった
障子穴には 悟られない
風でよ ....
のばした爪に 皮をゆだねても
みかんは 指を求めていないのです
力ですか 許しですか
欲しいものを求めていますか

甘い実にも捨てる場所がある
どうしても受け入れられない
どこか ままな ....
わいわいとやみだらけ 
つまみとられるまえに
するマッチ
さあ うかんだよ
ぽっくり ゆらいだら 
にこにこの 火 
ロウソクさん おはよう
くろくしてごめんね 芯
息 ふきつけ 葉の群れにゆく
崩れる形 風に似ている

そがれしみいる くさびのつる 
掌に ろうそくの火種

くずれ吹く時 風に似ている
 



 
自由でありたい
重ねている空気層が
体から 心へ触れる

自分を生きる
思い出せ 思い切り

太古の渦に チカリと開く
無遠慮に 絡まり 呑む眼

告げられるのか 否 告げろ
何 ....
水玉に揺れる竜
つなぐ とぎれという輪

くべている手は 土からでた空の指
火は向こうへ かけられる扉

流は竜
木の気流
立つは麒麟

合羽の袖口にも 頬にも手にも
蝶にも
 ....
くしが髪をとくように
そそぎこまれた陽の光を
たたずんでいる 木がかたどります
枝葉で すくっても すくっても
こぼれた思いが 根元に揺れて土を明るくし 

なぞり のまれゆく愁いに
は ....
こことおり こらす
つむぎ きなとす おとぎ

すげた やまい ちかう むごく
ゆすれ わたせ ひくて ささら

ずぬけた かたおり すべらす ほのお
くじく ふきや みごもる ろうそく ....
石段に咲いた紫野草
苔に混じって隅に咲く

月光が飛沫とはしゃぐ
鯉が眠らず 水源はそそがれる

水滴の輝きが 近く遠い真夜中
カーテン越しに およぐため息
 
むもくてきな独り言
ついに剥奪された虹
爪にかりかり 梅干
関与 火の鳥 カン

かまざりし 草々庫
ライオン折り紙 河
身持ち崩すちりとり
月 落としても 朝
板の切れ端が 軒下に放り出され
横に立てかけられ 忘れ去られている

陽をあび続け だんだん色があせ
雨をあび続け 湿って腐りはじめ

風からは遠い 身動きもしない
雪の積もる夜 ただ  ....
ころころ月が 指うえアソブ
あんなに雨だれ 聴いたのに
覚えているのは 風の事
吹いた過ぎたと つかえた胸に
爪たて 口たて 脈をうつ

風車は どちらさま
残したわだち 戻らぬ見返り
 ....
たなについたとたん ゆれおちるいた
くずれたものはない おとしたものも
のせられなかったゆびが ただおちて

おこごとはよわくはげしくみみなりに
ちらかってはばかって くしゃくしゃ
いいつけられた そこにはゆるされず
いいつくしても そこははらされない

ののここにも うそのうたにもつみも
さざめくもの いしからよごれてなき

ところふりかえり とどけふりほどき
か ....
指に待つ 花片
空に梳く 葉片
枝に眠る 夜片

丸い月は 一本の線
体も 木蓮も 雪も

声は 雷

   
見上げれば 青い空がある
靴の下 地面の底には また地上があり
私からは見えない 空がある

息できる場所で引力に頼って歩く
いつも踏んでる道のずうっと下は
海かな 河かな 山かな

 ....
灯りをつける ままの指影
笑われに 風 戸に止まる

はかれる継ぎ目 キラら酔
のぞく帆三日月 黒河蔵海

折鶴といて 折り痕ぬぐう
灯りを消したままの指守り
幕間 夕 差し入れた本
畳みについた裏表紙から
逃がそう 凍るくちべに

やがてへ やがては
ろ過される チャカ 
雨に揺られながら かりんとうからオチテク甘さ
指から砂糖が見えるよで 舌にしかとどかない
障子紙を破って ストーブまでくるの
乾いてない防寒着を いつまでも着ている
持つ指は 離さないで甘みに ....
心の言葉と 言葉の心
写し身流れ 姿はともる

おりごとの戸の 金具は錆びて
つけかえる鍵 やがてはつきる

のぞきこむ目が 目隠しをする
指文字が消す しめった曇り

息吹きかけて ....
木の天辺に腰かけて 青空と雲ばかり見る
木の葉を見下ろして 草が波のよう
風から生まれる 花の歌
花しか知らない 風の夢

靴が かかとから外れて
靴が 足から うっとりと飛ぶ
羽など  ....
玄関の隅に蜘蛛の巣がある
大きな蚊の死骸が かかっている

ほうきではらい 外に掃く
小さな蜘蛛が逃げる

朝の外気が 玄関から流れ込む
蚊の死骸は やがて蟻に運ばれるだろうか

巣 ....
歩道と車道を分ける
足元のブロックは
道にそい カーブにそい
入ってはいけない場所が
存在するのだと教える

枠は 時間と共に崩れ
修正されては 崩され

鳥に遊ばれ 虫にうとまれ
 ....
壊れ 乞われて 雨水 休む
歩道に映る目 とんじぇだなあ

傘さし濡れずに 草 飛ぶ蛙
追ってたたずむ とんじぇだなあ

黒雲 ちぎる手 強い風 往く
片手 ぶらぶら とんじぇだなあ
 ....
木立 悟さんの砂木さんおすすめリスト(362)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
心風- 砂木自由詩4*16-11-13
火と夜- 砂木自由詩12*16-9-11
羽呼吸- 砂木自由詩6*16-7-3
ひらく_青- 砂木自由詩10*16-4-17
フユノシズク- 砂木自由詩4*15-12-20
くものうえの_いき- 砂木自由詩11*15-12-6
風でよかった- 砂木自由詩8*15-10-25
ミ_カン- 砂木自由詩15*15-8-23
仏壇にて_ロウソクさんと- 砂木自由詩5*15-7-19
風灯- 砂木自由詩6*15-5-23
燃える杖- 砂木自由詩9*15-3-8
- 砂木自由詩12*15-1-25
天啓- 砂木自由詩8*15-1-1
いき_さく- 砂木自由詩5*14-11-23
影光- 砂木自由詩7*14-10-12
ひるまない_わ- 砂木自由詩6*14-7-8
照らす者- 砂木自由詩9*14-7-6
紐ツキ- 砂木自由詩9*14-6-20
レイくも- 砂木自由詩4*14-6-20
かたん_こことん- 砂木自由詩6*14-6-15
木白月雪連- 砂木自由詩9*14-5-25
割る_丸- 砂木自由詩14*14-4-26
くくる_宵_- 砂木自由詩9*14-2-9
ロート・ロード- 砂木自由詩5*14-2-2
ミュウ_トーン- 砂木自由詩10*14-1-1
指_タクト- 砂木自由詩14*13-11-24
み_どり- 砂木自由詩15*13-11-4
巣編み- 砂木自由詩13*13-9-9
シャドウ- 砂木自由詩10*13-8-27
とんじぇ雨- 砂木自由詩10*13-8-5

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