すべてのおすすめ
猫が
さわがしくて
あたし
朝っぱらから
ざわざわする
あたし
窓を開けて
空を見上げる

はだかの感性が
ひらひらと
すきとおる赤色で舞っている
空気がびりびりして緊 ....
背中の影が
みえないかなしみを染み込ませて
笑ったら
朝になった

そんな
ちいさな窓からは
めにはみえない明るさが
すんなりと射し込んで
失った色を思い出させた

どん ....
さいきん気づいたことに、

この部屋のちっちゃな冷蔵庫は、
ぼくのビールよりも君の野菜ジュースで
埋め尽くされている。

バルコニーのおっきな金魚の風船も、
ゆらゆら揺れているけ ....
キラキラ 光る 蜘蛛の糸
白い 東の 朝の空

雲が丸まり
綿菓子になり
甘い蜜の
したたる小雨に
なるふりをして
ふりそめない

僕の右手は宙を掻き
星に触われるわけも ....
うつむいて幸せ色を飲みほして茜の空に消え入るため息

あの時の白い日記を一新し古びた銀貨を落とすメルヘン

あちこちにこぼれるミネラル塩あめをかばんに仕舞ってゆく夏の午(ひる)

蛇つかい ....
ゆく光こない光をえらぶから ふたり今夜の月の 傷 みる

くちびるで あなたのまぶたにキスしても 並べられない赤いビー玉

なあ、みたろ ジン マドラーで掻き混ぜた時 ライムの星 ....
アボカドカレーを
お箸で食べていたら
かすみと菫子がふたりで
ナイワ、ソレって
かちほこっていた

そこで私は
にほんじんだものって
かけていたメガネをテーブルに置き

立ち上がる ....
秋、ひとつ

秋の夕べは鈴虫が鳴く
静止する赤トンボをぬらす
虹かける公園の噴水
ながめ芝生で寝ている

少年のとまどいを笑顔にかえる
木の枝に吊るされ ....
わたしの時間はあのときから
すっかり止まってしまったんです

そして悲鳴はとっくに人の絶望ふみしめて
わたしは空っぽだから
からだじゅう毒で塗り固めているんです
じゃないと立っていられない ....
「起きたときコーヒーのもうよ」25時「恥ずかしくない?」手でかおあおぐわ

稲光り 朝のコーヒー飲みながら 今日この佳き日のにがにがブラック

門真には緑の駅前ホテルあり み みどりて ....
切るや裂く
破るや壊すや絶望が
溢れた十九の春なのでした

あおはるに
痛々しくも見開く目
負けない「ひとり」も嗚咽を漏らして

あのゼミで
消しゴム借してくれた彼
五月の風から魔 ....
いちめんの漆黒の空に
銀色絵の具を 振りかけて
秋 星座 またたく 地上には すすきゆらす風

高校の制服も冬服となり
詰め襟が真面目そうに通学バスから降りる

昼間の手強い強 ....
あたしは最高の魔女になる

テレビでワンピースを演るスーパー歌舞伎役者が
人間って鍛える場所がないと成長しないでしょ
って明らかにほんとうを言っていた

だから私はまだ二十台の経験もない
 ....
あのときわからなかった あなたの嘘
いまならわかる やさしすぎたね

ブルージーで でもねっこは明るい音楽は
いちにちの もう忘れたい辛い疲れを 慰め
いつもの シロとクロの ....
「あした 先生はお休みします」
そういって いらい さわぐち先生は
学校に来ない

さわぐち先生ってみんな「沢口先生」って呼ぶけど
ほんとうは「澤口先生」って呼んでほしいらしい

 ....
恋しよう?
そんな突然言うんだね
うつむく横顔 色づく 頬紅

うわ目つかい
あのとき伝えた甘いウソ
「好きになるかもしれない」信じた?

闇の絵に
「ぜったい誰にも だまされ ....
夢の雪ちいさな口でほほえんで屋上からみるつぎはぎの鳥

虫の歌西からくずれるどしゃ降りにだまされて泣く銀の天秤

恋愛運気になるおみくじひきました仮免だけど誘っていいかな

ぬれる文字ぬれ ....
七色の満月に
よりかかっている

骨になり泳ぐ魚
軽すぎて命が冷たい
星座になりきれなかった
群雄たちの成れの果て

七色の満月に
よりかかっている

眼鏡をはずし
からめるさ ....
(WHITE)ワイシャツのワイがYではないと知り恋のピンクに染めあげたくなる

ワイシャツって純白禁欲的だからタイゆるめさせ卑しくしちゃうか

ネクタイを額に巻いて歌ってるバカじゃん額に惚れる ....
「悲しみって 日替りね」
少し軽めの春の陽気がつぶやく

金色の教室で新しいサヨウナラを見つけた
無人の机は古びた傷を刻んでいた

君の挨拶もサヨウナラとつぶやいていた

悲しみの言 ....
あら失恋?
貴女の泣き声 こころを凍らせ
異邦の人でも 抱きしめたくなる

目に痛い
涙じゃなくて虚空にみたのは
白昼夢ではなく 透明な雪

涙など
こぼれていいけど 影ふみ ....
別にその
好き なんてあの 言われてない
夕べ 流星 いっしょにみたよね

好きは好き
素直な気付きを知られちゃ毀れる
トライアングル 「いい人みたいね」

カチューシャが
 ....
秋也さんの秋葉竹さんおすすめリスト(22)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝焼けの猫- 秋葉竹自由詩920-4-2
まっしろなせかい- 秋葉竹自由詩820-3-23
うつらうつら- 秋葉竹自由詩720-3-2
小雨- 秋葉竹自由詩317-9-19
ひとつのメルヘン- 秋葉竹短歌217-9-19
順縁- 秋葉竹短歌3*17-9-18
スプーンがないので- 秋葉竹自由詩217-9-18
秋__ふたつ- 秋葉竹自由詩417-9-15
- 秋葉竹自由詩217-9-14
憧れの人- 秋葉竹短歌217-9-14
とある十九の春想うと涙目- 秋葉竹自由詩417-9-11
月光- 秋葉竹自由詩317-9-10
秋のひとひら__9/9_(_土_)__- 秋葉竹自由詩217-9-9
やさしい- 秋葉竹自由詩217-9-8
ふたごの恋- 秋葉竹自由詩117-9-8
猫街に星屑の降る夏休み- 秋葉竹短歌117-9-7
- 秋葉竹短歌217-9-5
秋の星座- 秋葉竹自由詩3*17-9-5
あたまからブレザーをかけられた理由- 秋葉竹短歌117-9-4
教室- 秋葉竹自由詩3*17-9-3
アルファマの娘の溜め息をみた日- 秋葉竹自由詩217-8-29
たいがー__あんど__どらごん- 秋葉竹自由詩4*17-8-26

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する