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そんな下らないことを考えているうちに、僕は病院に着いていた。
僕のことなど今はどうでもいい、彼女には先があるんだ。
自分で自分を終わらせてしまった僕なんかには、到底辿り着けないはずの先が。
 ....
大学時代、めぐちゃんはよく僕を慕ってくれた。
たいした腕も知識もなかった自分だが、初心者の彼女にはギターを弾く僕の姿はとても格好よく映っていたらしい。
バンドの真似事なんかもやっていて、月に一 ....
ふと、立ち止まる。
目の前には人だかりと大型のトラック。いつもの暴走トラックが煙を吐きながら街道に突っ込んでいた。とうとう事故を起こしてしまったようだ。
だから、自分達は去年からずっと言い続け ....
実は今日、既に曲は完成していた。

聞かせてあげる事も出来たのだが今朝見た天気予報によると明日は雪。なんとなく、初めての曲は雪の中でデビューさせたい気がしたのだ。

もし積もったら去年のよ ....
「ホンッと危ないっすよねぇ・・・。」
いつのまにか目の前にめぐちゃんがいた。
ギターなども片付けてどうやら今から帰る所のようだ。
「あれに何回、雪だるまを壊されたことか・・・・。」
あ ....
時間は六時頃、多少のトラブルはあったもののほぼ定時で会社を出る事ができた。
めぐちゃんはそろそろ日課を切り上げている頃だが、家まで送ってあげる事くらいは出来るだろう。
昨日にも増して一段と冷え ....
一段と強い風で我にかえった。見ると既にめぐちゃんは片付けを始め帰る準備をしていた。
「あ、そうだ!!今作曲にチャレンジしてるんすよ〜。」
これには少し驚いた。同じサークル活動をしていた頃何度か ....
「お、こんな時間に珍しいっすね恭平先輩!会社、とうとうクビっすか?」
ガハハと豪快に笑う彼女。考え事をしているうちにどうやらいつもの場所に着いていたようだ。
「やあ、めぐちゃん・・・。」
 ....
――――僕は人に夢を与えられる人間になりたかった。
きっかけはなんだったのかよく思い出せないけれど
沢山の人を感動させたり勇気を与えられるような
大した人間にずっとなれるつもりでいたんだ。 ....
北大路京介さんの宏さんおすすめリスト(9)
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