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1
春一番がやってきても
私は寒さで震えてる
桜の花が咲いたけど
やっぱり吹雪が吹き荒れる
土筆が顔を出したけど
蕗の薹すら眠ってる
つばめが海を越えたけど
未だ雁が ....
そう 願っていた夢が閉じた朝も
僕は眠りたい
もどかしさや疑問符達でさえも 忘れられるように
明日も君に逢えない だからそっと雲見ては
流れ消えゆく姿に 思いをはせため息ついていた
....
時は答えて想いは途切れず
はがれおちてゆく鮮明な影に
立ち止まらないその軌跡に
輝く光が満ちている
真実(ほんとう)はきっと誰の胸にも
止まらない雨が降っている
ほら 君も 皆と 同じ ....
わたしには
こうこうせいのおねえちゃんと
おかあさんと
おばあちゃんがいます。
「おねえちゃん、どうしておけしょうするの?」
「きれいになりたいからよ」
「どうしてきれいになりたいの? ....
11月28日(土)晴れ
人に恋することを「心奪われる」っていうけど
もしもそれが本当ならば
心を失ったぬけ殻が
奪われた心を取り戻そうと探しまわって
結局それが
想う人に逢いたいっていう気 ....
男は
シャンデリアを殴り続けた
シャンデリアは落ちて
男はつぶされて死んだ
君は今どこにいるのか?
深い深い海の底で
さながら交換不可能な進化の果てにいるのか?
でも君は人気者だよ
今だってセカイジュウのケンキュウシャたちが
瞳を真っ赤に染めて
君を探してる
で ....
セイタカアワダチソウは
他の植物の
成長を抑える物質を出し
いつの間にやら増えてゆく
あっという間に増えてゆく
あれ、なんか
どっかの誰かさんと似てません?
どっかの誰かさんは
....
その夜の月は
暗闇の中にぽっかりと開いた
白い穴のように
輝いておりました
私は
目を背けることができず
ただただ
見つめておりました
月は
ほんとうにまん丸で
とっかかりがありま ....
どれだけ人を愛したら 同じ分戻るのか
見返り求め 泣いてみても 空しくて
解ってても救われず 自分を信じられず Everyday〜Everytime
いつでも単調な日々に 温もりを求めている ....
あなたとの
夢を見た
一緒に
波のない青い海で
手をつないでいた
でも目を覚ますと
私は独り
どうして
手が離れてしまったのだろう…
隣には誰もいない
....
1
8年という年月が
月日が
どれだけ長くて
どれだけ短いのか
それすらもわからない
さようならと言ったところで
いったい何になるだろう
悲しくて哀しくて
寂しく ....
猫が
寝そべっている
にゃーん。
彼らはすごい
まるでかなわない
そのポテンシャルに
その存在価値に
それに比べて私はどうだ
大したこともできず
ぐしゃぐしゃとした ....
1.I
それは私。
汚くて綺麗で
不恰好で可愛くて…
矛盾した心を抱えているけれど
ある意味では愚かしく
個性的で平凡な人間。
2.哀
それは哀しみ。
心が痛んで
辛くてあえい ....
とおい、とおーい世界に行きたい
そこでは 黒と白が等しく混在し
せめぎあい 増殖し そして消えゆく場所
混じった黒は白ではなく
溶けた白は黒ではない
マーブルとなり螺旋となり
私を見下ろす ....
またどこか 頼りなくて
足元が おぼつかない
そんなときは
ふと
青く霞む空に
あなたを みつける
遠いあなたに 手を 伸ばす
あなたは いつも優しい
誰にも ....
どきん どくん
私の傲慢な心臓がこだまする
どきん どくん
なんてわがままなのだろうか!
どきん どくん
まるで反抗声明だ
どきん どくん
しかしあるいは自慰行為の後のようで ....
鏡を覗いたら
頭に白い糸がくっついてた
頭だけじゃなくて
手首にも足首にもくっついてた
どうやら上からさがってるみたい
それで上を見てみたら
大きな私がいた
....
もう 戻れないのかもしれない
戦慄にも似た 予感
夜空を見上げると
瞬くシリウスの
見るたびに変わる青い光に
どこかが 痛くなる
目がくらむくらいに
その光が 強い
それから横 ....
夕闇せまる中
水面にゆらり ゆらり
満月に近い月が
ゆっくりさらさらと
映っている
それは
雲が少し出ていたので
淡く光る月だった
そんな中私たちは
海の中を
....
それは 全てを飲みこむようで
満ちては 引いていった
どうして あそこまで残酷なのか
わからなくて 怖い
まっくらな中に ぽつんと
赤い星が 浮かぶ
私は その名前を知っていても
なぜか ....
遠くから 私を呼ぶ声がする
振り返ると そこには 大切な人たちがいた
手をふって 微笑んでいた
あのときのままで
どうして 気がつかなかったんだろう
あんなに 心寄せていたのに
いつだ ....
真っ白な 世界に行きたい
一度だけで かまわないから
何もない ただの 白い世界に行きたい
私は 何者でもなくて
白くもなくて
黒くもなくて
中途半端なままに
エゴを 抱き続けている ....
北大路京介さんの麻生ゆりさんおすすめリスト
(53)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
春よ来い
-
麻生ゆり
自由詩
6*
07-5-28
song
-
麻生ゆり
自由詩
4*
07-5-27
街
-
麻生ゆり
自由詩
9*
07-5-26
化粧
-
麻生ゆり
自由詩
14*
07-5-25
後悔日詩
-
麻生ゆり
自由詩
5*
07-5-24
シャンデリア
-
麻生ゆり
自由詩
5+*
07-5-24
シーラカンス
-
麻生ゆり
自由詩
7*
07-5-23
セイタカアワダチソウ
-
麻生ゆり
自由詩
5*
07-5-23
月は渡る
-
麻生ゆり
自由詩
7*
07-5-22
Life_〜ずっと変わらない〜
-
麻生ゆり
自由詩
3*
07-5-21
福音
-
麻生ゆり
自由詩
4*
07-5-20
ジュリアに捧げる詩(うた)
-
麻生ゆり
自由詩
1*
07-5-19
猫
-
麻生ゆり
自由詩
7*
07-5-19
あい
-
麻生ゆり
自由詩
4*
07-5-18
灰色の世界
-
麻生ゆり
自由詩
4*
07-5-18
遠くの白
-
麻生ゆり
自由詩
4*
07-5-18
鼓動
-
麻生ゆり
自由詩
2*
07-5-17
一人芝居
-
麻生ゆり
自由詩
11+*
07-5-17
Déjà_vu
-
麻生ゆり
自由詩
7*
07-5-16
静かの月
-
麻生ゆり
自由詩
8*
07-5-16
夜の海
-
麻生ゆり
自由詩
3*
07-5-16
慟哭
-
麻生ゆり
自由詩
8*
07-5-15
ホワイト・コンプレックス
-
麻生ゆり
自由詩
8*
07-5-15
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