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晩夏。
夏も夜を迎える。

眠りかけた夏の夢に
眼を醒ました秋が
そろりそろりと
忍び入って。

とんぼが舞い
夜の虫の音も
秋に変わって

朝の珈琲も
アイス・コーヒーでなく温かい珈琲に

ゆるやか ....
松ぼっくりも
気づかないうちに
こんなに大きくなっていた

ほんとに秋がくるんだ

黄金色の秋が

色づく秋が
気持ちも入り組んで
社会も入り組んで
世界情勢も入り組んで

すべて入り乱れてる

私にはどうすることもできなくて

なんとか
すっきりさせる
魔法がないかな

神頼みくらいし ....
なくしたのではない
置いてきたのだ

あの時の眼差し
あの時の声や言葉

誤解
曲解
ただの勘違い

なかったことに
するのではない

振り返ればいつも
そこにあるから
窓の外を見ると
宇宙だった

宇宙船に乗った船員が
私の姿をして
窓ガラスに映っていた



どうしようもなく
地球が恋しくなった



この景色を君に見せたくて
写真付きメールを
ここから送るよ
魂は巡る

卵となり サナギとなり ときには翅を持ち宙を翔る

魂は巡る

雲となり 雨となり ときには海となり地球を覆う


魂は巡る

塵となり 空気となり ときには星となり万物を照らす


魂は ....
セミの鳴き声がうるさくて
透明な風がふいて
初夏の香りがしていした

生きていれば
いいことがあるよって
そのうちきっと幸せになるよって

俯いて歩く帰り道
足元の青い花が揺れる

何の根拠があって
 ....
薄い薄い紙を
何枚も重ねるように
一日一日が過ぎていく

でも
覚えておかなくちゃ
あの大きな心を
忘れないようにしなきゃ
あの大きな優しさを
おい

ローズマリーが
茂りすぎだよ

中に何か
住み着いてるんじゃないか

お前は
ここで待ってろよ

俺が
見てきてやる

(いやいや、その手には乗らん)
ほら
きっとあの雲のなかには
朝陽が隠れてる

薄い天使の梯子を下ろして
わたしを天空へといざなう

雲の色も形も
刻々と変わって
変わらないものなんてなくて

永遠なんて信じない
この一瞬がすべて
 ....
「 好き好き好き 」
「 抱きしめたい 」
「 キスしても いい? 」

僕が思ったことを
君が言ってくれると嬉しい
"母の日"に 母に贈った『四つ葉のクローバー栽培キット』

クローバーの葉には それぞれ意味があって
たしか『希望』、『信仰』、『愛情』
そして、四つめが『幸福』とか

 ....
「偽りの愛なんて いらない」

そう思って生きてきたけど
嘘でも良いから 好きだと言って
あたしの肩を抱き寄せて

あと百年も 生きていようなんて思ってないから
騙し続けてよ
真実じゃなくったっ ....
僕が いつ どんな方法で死ぬことになっても
それはギャグです

ウケなかったらゴメンなさい

少しでも面白くなるように
あなたのツッコミ 期待しています
傾くピアノの黄昏に
透明なオレンジの
一滴が
空に
しみてゆく


そうして
トタン屋根の宇宙では
魚たちが
泳ぎはじめるのだ





どうか
明日も小鳥たちが
 ....
父とケンカしてから
もう 2ヶ月近く 口をきいていない

2ヶ月前は母に
「今年の"父の日"と"父の誕生日"は なんもせーへんからな!」
と言っていたのに


あるケーキ店のホームページで
たまたま見 ....
剥がれかけた真珠色のマニキュアに、
今しがた離れた故郷を思う
懐郷病にかかった猫。
ほころぶつぼみは
握りこぶしを揺らす
乳飲み子の
すこしひらいた
くちびるのように
まあるい頬のように

まだ寒々とそらが暗く
いよいよ産まれる朝、
あなた
病室にとんで来て
 ....
あの船乗って、

どこまで行けるかな。

どこでも良いから、行きたいな。

なぁ。

搭乗チケット、

どこにある?
光る窓の向こうは、

空ですか。

海ですか。

私の望んでいる、

現実ですか。

夢ですか。

ちょっと高いけど。

鍵を開けてみましょうか。

そっと。
座るところが空いていなくて
仕方なくしゃがんだ
光る突起をさわれば
流れるみたいだ

壁一面に十一桁ずつの
番号が書いてあって
お呪いかと思ったらそれは
悪戯なのだった
なめくじが這ったみたいに淡い ....
国営放送の請求書が
ひらり
と郵便箱に滑り込む頃

誰かの忘れ物が
公園の隅で
しゅか、しゅか
光る

睫毛に引っ掛かる
砕けた陽射しはもう
夏のように
貪欲ではなくて

握り締めた領収書は
たまし ....
素直になれないことが、
当たり前になっていたのは、
いつからだっけ?

今じゃそれすら、思い出せない。
なんて、可愛くない私。
僕らはまだ幼かったので
瞼を閉じれば それで良かった

やたら暑かった夏に 背中で別れを告げ
昨日と明日の狭間で 浅い夢をみるまで

蚊取り線香が目に染みて
瞼を閉じれば 全てが無だった
僕たち
頼りなくも
この小さな灯りで
明日の方向くらいわかる
いつだって
踏み出す一歩は
小さなものでしかない

続く指針が
結果的に幅を描いて

そっと広がる
ランドスケープ
悲しみは
心にあらずや
街角に
光溢れて
なお深き闇
つぼみよつぼみ
恋い蕾

   密かに秘めたこの想い

つぼみよつぼみ
恋い蕾

   もうすぐ届くこの想い

つぼみよつぼみ
恋い蕾

   私はあなたを愛しています

 ....
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