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現実と現実の間 それは夢
僕は現実と現実を鼻の先 夢を喉の奥に感じる
現実と夢を物体化している 世界は全て僕の頭の中か
君と切磋琢磨したい 僕はまだ山の麓にいるのだけど
宇宙は世界を ....
僕は君を見ていた 君は夕日を見ていた
凄い早さで燈黄色に焼けた雲が流れていく 君は美しい
「この丘、夕日がとても綺麗ね。なんだか心が洗われるよう。海に沈んでいく夕日を見たのは生まれて初めてだ ....
雪が解けたら君の街まで行こう
晩秋の夜に君と春までのお別れをしたんだ
動物達は冬に備えて食料や栄養をたっぷりと蓄えていた
植物達は短い一生の終わりに未来へと繋ぐ子孫を残していた
....
人の為に詩を書くなんて
気分が悪い
それは自分に自信が無いからだ
もっと勉強すればきっと自信もつき 上手くなるはずだ
そうすれば胸を張って人の為に詩を書くことができる
無限の創造 ....
鏡で右眉を見るとある情景を思い出す
それは小学校の近くにあるセブンイレブンだ
町は密封されていて しんとしていて 根雪が積もっている
正月だからだ
僕は行く当ても無いまま町から町へと ....
夢の波止場に着くと
僕は簡易な船を降りた
空は真っ白で波止場はチャコールグレーだった
やけに落ち着いた人々が行き交い
さっぱりとした潮の香りで満ちていた
この何の変哲もない空は僕 ....
記憶と夢の中でしか君に会えない
潮風に髪の毛をはためかせ 海の声に耳を傾ける君
何と君に囁きかけているの?
君の命がもう無いことを神様はどう思っているのかな?
ただの運命だとしかお考 ....
空から優曇華の雪花がぽつらぽつらと舞い降りてくる
三千年に一度の奇跡がこの世界を埋め尽くす
それは君が無事に成仏できた証拠だろう
君は仏になったの? それともまだ生死流転しているのだろう ....
宇宙 影 愛 隔絶 死 音楽 妄想 幻聴 君
絆創膏の指輪をしながらキーボードを打つ
君に綺麗で儚い想いは届いたかな
千の物語を知っているそうだ
そのエキスを組み合わせて新たな世界を ....
全身包帯姿の艶やかな君の 心の願いが叶う歌に耳を澄ませるよ
痛々しい 螺旋状に薔薇が巻き付いているようだ
大地の強靱な風が清め対となって上空へ舞い上がる
橄欖色の草原で耳許に髪をかき上げ ....
森の中では詩人達が集まって祭をやっている
皆豪勢な食べ物と酒を呑みながら自分の詩を発表して意見を交わし推敲してもらったりしたりしている
大抵の詩人はドワーフだ 美しい人間の女性の詩人もい ....
この星から遠く離れていても
君を忘れない
詩に深みが出るように
ハチミツのような心に愛情をどっぷりと浸からせるよ
君の魂の故郷に
僕の想いはしゃぼん玉のように飛んでいくよ
も ....
音符が飛んだ祭り囃子の音が聞こえる
今日は君と初デート
ひょっとこのお面を頭に斜めに付けたおじさんが踊っている
両脇を固めるようにしてずらっと並んでいる色取り取りの出店
電球の入った提 ....
停車中のBMWの鼓動が聞こえる
よく耳を澄ましてみるとR&Bの打ち込みの音だった
人々は行き交い通り過ぎていく
黒張りされてよく分からなかったがBMWのドライバーは留守のようだ
エン ....
好き過ぎて死にそうだ
苦し過ぎて
大好きなRADWIMPSの歌を聴くこともできない
だからこうやって書くよ
心臓が張り裂けて飛び出そうになっても書くよ
胃が荒れているのもそのせい ....
自信がない
君のことを全く信じられない
絶望だ
信じられた頃は心が安定していて貶したりしていた
しかし現実的に考えてみて
君のことを想う前に自分には自信が持てなかった
周囲の ....
仕事に疲れてベッドに倒れ
布団にくるまり丸まって深い夢の中へ帰る
本当の僕は夢の中で生活しているのだ
ジャングルで狩りをしたり 海で漁をしたり 畑で収穫したりだ
君もまだ生きている
....
腐乱した君が僕の横で死んでいる
部屋は密封されていて匂いがひどい
冬なのに蠅が飛び交い 体中から蛆虫が湧き出ている
暖房が効いているせいか
床には睡眠導入剤の瓶が大量に散らばってい ....
竜の谷にはドラゴン達が住んでいる
岩壁に洞穴をつくり
そこで生活している
秘境に相応しい
人間達が訪れたことはない
ドラゴン達は殺生を好まない
山になっている実や森に生い茂っ ....
天国から贈られてきた歌を聴くと
荒んでいた心が洗われたような気がする
背中に翼が生えて
夜空を飛び回れることができる
人間は殺生という罪を償うために自ら翼を削ぎ落としたのだ
君の ....
僕はいつも喋っている
同級生達が試験勉強している静かな教室で
もう受験諦めたんだ
勉強している前の同級生にしょっちゅう話しかけては
日本史演習用プリントの裏に詩を書いて見せている ....
僕は窓から外の景色を見ている
猛然と吹雪が降り屋敷を地面に叩きつけるような強さだ
ここには僕の幸せ全てが詰め込まれている
秘境だ
けどその頃はまだ君を知らなかったから ここにはい ....
また孤独の時間がやって来る
ぐるりと一周 また一周してきた
この時間帯になると胸が苦しくなる
はたから見れば孤独のようには映らないが
内面から見てみると完璧なる孤独だ
僕は宙を ....
金髪の詩人は詠うよ
言葉を自在に操って詩を詠うよ
地毛は黒だけど金髪に染めたのさ
根元までちゃんと染めたよ
さらにピンパーマまでかけたのさ
だから女の子達に大人気なのさ
も ....
幻聴は悪魔の囁きだ
甘ったるい言葉は声を変えて語りかけているだけだ
囁きは夢に影響を及ぼす
絶望的な破壊的な類のものを見させる
僕の心はぐちゃぐちゃになり魂は砕け散りそうになる
....
真珠みたいな星達は何を見ているのだろう
世界中の人々が僕から逃げているような気がする
時の渦に巻き込まれていって
この街には静寂さが欲しい
今ちょうど暗闇が街を覆っているところだ
....
静寂が怖い
真剣に耳を澄ましてみるとキーンという耳鳴りだけが聞こえてくる
不気味なほどの静寂さ
死神が造り出しているに違いない
鎌を研いで僕を手招きしているのかもしれない
さ ....
一生かけても到達できないであろうA・ランボーの詩
僕は今高い壁をよじ登っている
鳥羽色の荒くもろい壁
ランボーの詩に比べたら他の詩など平凡だ
僕の詩も然り
一生をかけてランボーの ....
サンタさんはよい子の家の煙突に入る為にただ今ダイエット中だ
毎朝10?ランニング 縄跳び千回 腹筋五百回をこなしている
けどそれを終える頃にはいつも昼間になっている
サンタさんは一年に一 ....
現実か夢か区別のつかない夢を見た
必死にもがいても夢の中から出られない
どんなに現実で鍛え抜かれた武闘家や戦士でも夢の中では無力である
夢の中では脳に支配されているため自分で思考する ....
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