すべてのおすすめ
{引用=
ぼくは、父親の名前に格別思い入れなどなかったが、ぼくが名付けたミドリガメの名前には少しだけ特別な感情が残った。
(一条「ミドリガメと父親」)
}
+++
公園にはいつ ....
天性のジリ脚だったのか、それとも他馬の先頭に立つのが嫌いな「お馬好し」だったのか。
2歳の札幌でデビューして以来、3歳の秋まで、平地ではついに勝つことはできなかった。
しかし掲示板を外したのも ....
仙台は変わった、と人は言うけれど、私はそうは思わない。たしかに、形而下の変化はあるにしても、変わったとすれば、それは人が変わったのだ。街を歩けば、古い地元の店は、休日だというのにシャッターが下 ....
ネアンデルタール人はホモサピエンスにブチ殺された。原因がなんだったかは知らないが、曰くネアンデルタール人は発声に不自由があったらしい。仲間同士の意思疎通に関して、ホモサピエンスの方が一歩秀でていた。 ....
篠田美優
「新しいスタート」
我らがミユタンの久しぶりのニュー・シングルは、
なんと彼女自身が作詞を手掛けている。
近頃では声優での活躍が目立っていた彼女だが、 ....
水面に、静かに輪が広がり、女が浮かび上がってきた。
そしてその女は、青緑色の沼の表面に浮かび、まるで肘をつくかのような格好でこちらを見た。
時刻は、薄ぼんやりとした昼間で、のんびりと釣り ....
{引用=
Meruki『海に似た形の』
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=151980
}
何から話し始めるべきだろう。この作品の「彼女」、 ....
鱈の干物、すなわち干鱈を、ベランダで黙々と割いている。
春の日差しが少し眩しい、三月の最後の日曜日の午前中。どうやらおれもついに花粉症になってしまったらしく、さっきからくしゃみが止まらない。にも ....
批評祭から遠くはなれてみる。
アフリカじゃ紛争が終わりそうもないし、パレスチナなんて終わりもまったくみえてこない。
一方で、キャンパスでメシ食ってのうのうとしてる奴だっているし…たぶん私だってそう ....
批評には苦手意識を感じてしまうけど、書けるようになりたい。
重い腰を上げるには自分の好きなものと関連させてしまおう。
と思ったのですが、余計悩んでしまいました。
犬の詩は犬好きから冷静な判断を奪 ....
2.現代詩の記号論的分析
2.1.記号論の基本
表現が内容を「意味する」という関係が成立しているとき、その表現はその内容の「記号(サイン)」であるという。たとえば「猿」という言葉 ....
1.序論
本稿では、現代詩を記号論的に分析しようと思う。だが、そもそもそのような理論的分析には意義があるのだろうか。理論的分析に対するひとつの批判として詩学屍体解剖説を取り上げ、それがどのよう ....
某月某日(土)
句会に出席する。三上先生、毒猿さん、ゆりえさん、ディエゴさん、吉村夫妻。万寿夫さんはウランバートル出張のため欠席。兼題「魂」には皆さん苦吟難吟だったよう。私の「たましいの毛玉に氷 ....
過去の私をキリコロセ。
***
GKって切ないポジションだ。守るのが当たり前で、楽勝の試合では目立たないのが当たり前で、しんどい試合のしんどい瞬間だけ目立って。
***
好きに ....
一、チアノーゼ
国道の縁石にふたり座りこんでいたとき、アイビーは「美しいものが好き」って歌った。濡れた唇の築く透き通った楼閣をベンツが突き抜けて、砂塵に僕ら咳き込み涙目になりながら排気ガス ....
詩作やその他の創作活動について、著者本人のエピソードがそのまま語られているかのような詩がいくつかあった。舞台裏を見ているような気分になるので、「詩」を求めるときはそういうものを見ないふりをしてやり過 ....
詩作品がうまれて、詩集という形になるまでには様々な出来事がある。大部分は詩集を手にする読者には分からない。でも時々それらのエピソードの一部が栞やあとがきに書いてあって読者の知るところとなることがある ....
WARNING!WARNING! (←無駄に英語。笑)
このページには人を不快にさせる表現が載っています。
自己の判断と責任でご覧ください。
あと、意外とテキトーなのでテキトーに見てください ....
詩学社の倒産の話を聞いた。そして今できることは在庫となっている詩集や詩学のバックナンバーを買い取ることだとの呼びかけを見た。本当にそうだと思った。少しでも多く詩学社にカネが入るようにするには、在庫を ....
2006年「ライブ寛とふきたのヤーヤードー!」
前座コスモス、ボーカル千葉の雑感
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
幼稚園の頃、家の庭に咲いたヒマワリと背比べをした。
母親が庭いじり ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=122465
詩人は詩を書き始めるにあたって、一つの静寂、一つの待機状態に身を置く。詩人が詩の発端をつかもうとすると ....
わたし、苺をいただこうと思って、近所の自動販売機まで出かけましたの、そしたらば、それは偶然、ペプシの自動販売機でございましたが、なんとも、苺は売ってませんのよ、懐疑という二 ....
あれはインドを旅していたときのことだった。
ある村でマーケットに並んでいる親子3人が目に入った。
お父さんとおそらくその小さな息子二人だ。
目立っていたのは5歳くらいだろう小さいほうの男の子だっ ....
眉村卓の古い短編小説に「わがパキーネ」というのがある。私が最初にそれを読んだのは1982年。十四歳の夏だった。ヒマでたまらない十四歳の夏休み。自分自身の汗の臭いと、隣で飼ってる牛の悪臭と、それらをぐる ....
付加価値。
経済学においては「商品の生産・流通の各段階において新しく生み出される価値」となるようです。この付加価値という概念はじつはとても広義で、一概にこういうものだとは言えません。グリコのおま ....
続き。詩の「商品力」向上のポイントとして、
1.質を向上させる
2.特性を理解して訴求する
3.付加価値を付ける
この3つを挙げました。で、今回は1の質の向上について書こうと思ってたん ....
詩について個人的に考えていることを話していくので、時々独断と偏見に満ちたものになるかもしれませんが、そこはそれ、テキトーによろしくということで。というわけでまず、詩の「商品力」について。
「 ....
詩評がつらい……詩を書くのもつらい……書く自信、皆無なり。文章の書き方忘れた(笑。つらくて腹こわした。下痢ぴーである。すーぐストレスで下痢しちまうんだ、私は。とはいえ嘆いていてもしかたないんで、慣らし ....
路地裏を歩いてて気づいたのは、街の電線が全部切れて垂れ下がってることだった。
「どうりで腹の調子がおかしいと思ったんだ」
おれはつぶやいた。夕刻前。思い出した。花沢さんとの昔のやりとりを。
....
山田でございます。
さて今回のお題は「酷評を超えて」お前が言うなというディスプレイ越しの突っ込みの罵声やら果ては手近なものを投げてぶつける皆様のお姿が、なにやらこの耳に聞こえ、はたまたこの目に浮かぶ ....
ピクルスさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(30)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
【批評祭参加作品】失われた「鈴子」を求めて
-
香瀬
散文(批評 ...
15
10-1-11
「名」馬列伝(1)_ライバコウハク
-
角田寿星
散文(批評 ...
4*
09-6-29
雪のひとひら
-
小川 葉
散文(批評 ...
7*
09-1-19
かつていちどは人間だったもの
-
影山影司
散文(批評 ...
3
08-5-19
アイドル。
-
ホロウ・ ...
散文(批評 ...
5*
08-5-13
沼の主
-
チアーヌ
散文(批評 ...
7
08-5-10
海に似た形の、しかし実体のない女を語るように
-
2TO
散文(批評 ...
4*
08-5-3
干鱈
-
大覚アキ ...
散文(批評 ...
2
08-4-30
批評祭参加作品■You?
-
2TO
散文(批評 ...
15
08-1-29
批評祭参加作品■犬の登場する詩
-
木葉 揺
散文(批評 ...
9*
08-1-29
批評祭参加作品■現代詩の記号論2
-
葉leaf
散文(批評 ...
5*
08-1-24
批評祭参加作品■現代詩の記号論1
-
葉leaf
散文(批評 ...
6
08-1-24
日記
-
石原ユキ ...
散文(批評 ...
4*
07-12-28
カモノハシのパンセ2
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
2
07-12-22
_永遠の懐胎
-
鈴木
散文(批評 ...
4
07-12-18
詩集に纏わるエピソード_(3)
-
深水遊脚
散文(批評 ...
2*
07-11-13
詩集に纏わるエピソード_(1)
-
深水遊脚
散文(批評 ...
7*
07-11-4
スラング基礎講座〜アメリカ人と喧嘩してみよう編〜
-
榊 慧
散文(批評 ...
9
07-10-23
消えるもの_残るもの
-
深水遊脚
散文(批評 ...
4*
07-10-18
紙のクリスマスツリー/2006年のライブレポート
-
瓜田タカ ...
散文(批評 ...
2
07-10-9
もりおかだいち「蜘蛛の内部にて」について
-
葉leaf
散文(批評 ...
9*
07-7-26
苺を求むる
-
カンチェ ...
散文(批評 ...
5
07-5-12
空中浮遊少年
-
青色銀河 ...
散文(批評 ...
8
07-4-29
彼の、パキーネ、異形の詩歴書番外
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
8+*
07-3-28
3.詩の付加価値
-
いとう
散文(批評 ...
7*
05-12-19
2.詩の商品特性
-
いとう
散文(批評 ...
7*
05-12-19
1.詩の商品力
-
いとう
散文(批評 ...
9+*
05-12-19
萩尾望都私論その1_まえあがき
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
10
04-11-28
骨まで見たいと骨しか見たくないのあいだ
-
カンチェ ...
散文(批評 ...
2
04-3-7
山田せばすちゃんショウ・・・何回目か忘れた(苦笑)「酷評の彼 ...
-
山田せば ...
散文(批評 ...
7
03-10-22