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こいつ分かってるじゃねえか

本能なのか

統計なのか

確率なのか

こいつ分かってるじゃねえか


いじらしい

可憐な花が

崖っぷちで

海からの

風に ....
カバンに詰めた記憶

ループのなかのスイッチ

そのスイッチにつけたカバン

それが書き込んだ記憶で

動き出すプログラミング


繰り返して生きている

心臓、血液、

 ....
オカリナふいた

しあわせ

しあわせ

星空に光

ふつうに
ふつうに

星空に光

みつけた

みつけた

まえからあった


濁りあるから

こそ光
 ....
詩はいつも

説明不足の

ひとの確信

だから全く誤解も生じよう

正当化にうずうずもしよう

声があってもそうもなろう


詩はいつも

こころの数だけある

こ ....
五年前同業他社に転職したOが会社を年末にやめたらしい。

うちにいた頃のOは売上の大きなお客様をもっていて、こどものような勘違いをおこしていた。うちの会社の看板で営業していただけなのだが実力のない ....
妖怪を詰め

妖精を詰め

見たこともない色彩のスペクトルよ

野性と滲み

偶然と繊細

子供が死んでも世界は音さえしない


米中の大量破壊兵器

目ぢからだけで戦う ....
浮上した潜水艦で灰色の海原をゆく

索敵されなければ帰れるかも知れない

よくある話だ

紛争地帯から戻ってきたカメラマンが

青信号の交差点で車に突っ込まれるなんて

たとえ港に ....
俺前後の年代の夫婦率が高かった

桑田佳祐のコンサート

ダメもとで申し込んだら当たった

一人エントリーが競争を回避したのかも

京セラドームはひとひとひと

開演まであと20分 ....
ある晴れた日に

平野にあなたが帰ってくる

自転車を避けながら

国道の渋滞にめまいを覚えながら

膚がかさかさになる家に

丘からそれを見つめている

思わずふたりは

 ....
ミサイルの憂鬱

移民も受け入れていないくせにトランプを口撃

どこか遠い憂鬱

焼けただれて

ぶっ壊されて

殺されまくって

きみが親切なこころ発揮できないようにされて
 ....
スリット実験のように

バーチャルゲームのプログラミングのように

ぼくの観察によって世界が現れるのなら

彼らの考えていることくらい分かりそうなものなのに


トランプのこともアメ ....
失敗の多い人生を

こんなもんじゃないって

生きたこともある

コップは溢れそう

こんなもんじゃないって

もう一度思えるか


街道のハナミズキ

朝の青黒い風に揺 ....
ばかすか寝ていた

名古屋で起きた

新神戸でなくてよかった


感情を論理的に描いて

たまに象徴的なことばを詩的にはさむことで

世界的に評価されている作家の新作を読んでいた ....
富士は日本をしたがえて

フルスイングする屹立だ

ぼくは涙をしたがえて

外灯もゴッホの星月夜

富士は地球をしたがえて

フルスイングする精密だ


ぼくらは今夜宇宙の片 ....
1977年

話しがピーマン

ことばの悲しみ

ぱりん


水溜まりが凍っている

それを指でもちあげる

変なスジがついている

透明だけど透明でない

鳩がなく ....
かろうじて寒い冬

かろうじて家族なわたし

かろうじて踏みとどまるポールシフト

かろうじて激情に殉じるわたし

いま核ミサイルが発射された


大義などいくつでも作れる

 ....
俺さびしいか

いかさまか

俺さびしいか

さかさまか

渋滞ゆっくり

ながれてく

光をともして

ながれてく

俺さびしいか

いかさまか

俺さびしい ....
ぼくはひとりが好きだ

それとおなじくらい

ふたりが好きだ

それとおなじくらい

ぼくは喫茶店が好きだ


秋の香りまじる駅に着く

喫茶店にはいる

まだ夏の静かなトイレで

希望を鳴らして

 ....
とぼとぼと夜をこぼしながら

中途半端に高いビルに挟まれた通りをあるいた

あなたに見つからないように

ぼくだけの空気を吸うために

やさしくなれるような気がしたのは気のせいか

 ....
めぐりながら彼女はじぶんの声を聞いていた

欲しいものはそこにあるのだろうか

ぼくはどきどきしながら周りをうろついた


そこにあるすべてが彼女を祝福していた

それを彼女はたぶん ....
たましいがつゆだくだ

秋の気配

空の雲のないところが

透明になっ



クーラーが前髪にあたっ




かなしくて幻になっていた

風が暑ぬるくほどけていた ....
曇り空のしたを歩いている

電車に乗っている

お客様に挨拶している

仲間にメールしている

六月の闇は深くなる

雨に濡れた髪はひじきになる

宇宙のからくりをふたつ考える ....
この世は

不完全なところだ

だが、不完全なものを

うつくしいと思えるこころを

ぼくらは持っている
AB(なかほど)さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(23)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
こいつ分かってるじゃねえか- 吉岡ペペ ...自由詩518-10-26
ループ- 吉岡ペペ ...自由詩318-1-29
オカリナ- 吉岡ペペ ...自由詩518-1-21
詩はいつも- 吉岡ペペ ...自由詩518-1-12
度量について- 吉岡ペペ ...自由詩218-1-6
反戦のスペクトル- 吉岡ペペ ...自由詩418-1-3
最果てに- 吉岡ペペ ...自由詩618-1-1
がらくたライブ- 吉岡ペペ ...自由詩217-12-18
ぼくを見つけたら- 吉岡ペペ ...自由詩817-4-30
お水をください- 吉岡ペペ ...自由詩317-4-16
マトリックス- 吉岡ペペ ...自由詩217-4-9
抒情- 吉岡ペペ ...自由詩217-3-25
神戸でなくて- 吉岡ペペ ...自由詩417-2-26
宇宙×フルスイング- 吉岡ペペ ...自由詩517-2-7
1977年- 吉岡ペペ ...自由詩517-1-18
オベリスク- 吉岡ペペ ...自由詩516-1-3
俺さびしいか- 吉岡ペペ ...自由詩1013-11-16
愛する- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-8-13
夜を歩く- 吉岡ペペ ...自由詩511-11-2
祝福- 吉岡ペペ ...自由詩310-12-11
たましいのつゆだく- 吉岡ペペ ...自由詩1110-8-11
曇り空が好きな心- 吉岡ペペ ...自由詩1009-6-22
幸福- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...707-6-4

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