すべてのおすすめ
※いちにちめ
朝起きたら
靴から花が咲いていた
綺麗な花ではなかったが
あんまり堂々と咲いていたので
迷った揚句に仕方なく
会社へは裸足で行くことにした
※ふつかめ
朝起き ....
・
好きと嫌いが
ギアの上で揺れていました
わたしはちょっと迷いましたが
結局どちらとも決められないまま
右手で好きも嫌いも
すっかり覆い隠して
細心の注意を払い
....
就職支援センター
と云うところに
毎月行っている
無職だからである
就職支援センターは
仕事を紹介してくれる訳ではない
担当の人と
色々お話をして
最後ににこにこと
頑張ってくだ ....
明日は晴れだそうだ
一ドルは百十四円だそうだ
独居老人が遺体で発見されたそうだ
宝石はみんな鳥に
持って行かれたそうだ
誰かが売春で捕まった翌日に
似たような誰かが
表彰されてい ....
生きるのは/疲れましたと祖母が言う/空に刺さった冬の三日月
死にたいと/言えてしまう程わたしは自由/くたばることの出来ない自由
黄昏る/冬の寂しい路地裏に/孕んだ放火魔が火を産み落とす
....
毎年この時期になると
瞼が退化するので
夜は
眼をあいたままねむる
口をあいていると
小さい生物の死骸が入るから
歯はくいしばるようにしている
深更
瞳孔がうっとりとひらき
....
かわつらさんの奥さんは
精神を病んでいるそうだ
深夜
誰も居ないキチンで
皿を一枚ずつ割るそうだ
あの夫婦は
せっくすれす
だから
ってすずきさんが言ってた
そういうすずきさんに ....
秒針が/ちくともちくとも何かを刻む/焦燥をこぼす君の眼差し
自死を希う/君の髪からフレッシュベリー/毎晩シャンプーしている癖に
此の世には/奇跡もドラマも無いけれど/幻覚や妄想なら ....
身分証明書を
と言われて財布を探ったが
パン屋のレシートがぱらりと落ちただけ
カード入れにはブックオフのカードだけ
午後の図書館だった
カウンターのミセスは
住所と名前が記されている ....
たたたろろろろさんの吉田ぐんじょうさんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
朝起きたら
-
吉田ぐん ...
自由詩
22
07-3-15
仕事の話
-
吉田ぐん ...
自由詩
25
07-3-11
就職支援センターのこと
-
吉田ぐん ...
自由詩
43
06-12-30
頽廃
-
吉田ぐん ...
未詩・独白
9
06-12-6
考えるのは生死について、そればっかり
-
吉田ぐん ...
短歌
24
06-12-1
変貌する女
-
吉田ぐん ...
自由詩
14
06-11-14
近所のひとたち
-
吉田ぐん ...
自由詩
14
06-11-2
父やその他の皆の為に
-
吉田ぐん ...
短歌
16
06-10-22
図書館に通う
-
吉田ぐん ...
自由詩
38
06-10-17
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する