すべてのおすすめ
夕暮れに降り出した雨は
いつしかわた飴に変わっていた

本日の降水確率は夏祭りです
割り箸を持ち歩きましょう

町を歩くと
大人も子供もみんな
甘く優しい色に包まれながら
頭の上で割 ....
方舟が流れ着いたのはJR大阪駅3番ホームで
人の姿のないホームにひとり降り立った少女は
後から来るかもしれぬ誰かに何かを伝えるために
ぎこちない手つきで赤いリボンを柱に結んだ
方舟はすでにあち ....
今日は朝時計を見て遅刻かと思ったら
一時間時計を早く見ていたらしく池袋駅で下りて煙草を吸って少し歩いて
うんこをしてから交番の横で煙草を吸ってから松屋に入った
交番の横の喫煙スポットで煙草を吸っ ....
ほらね みどりさんが
 ふかく わらう
そばで みどりさんは
 だまってる


ほらね みどりさんが
 とおく うたう
そばで みどりさんは
 だきしめる
 ....
自分がときどき何処も存在しない気がする
自分をいう存在を見い出せなくなってしまう
周囲に紛れて 同化して
自分という存在が無になる感じ
同じ 同じ 同じ
すべてが同じものに見えて 私が消えて ....
好きですと百万回言われるよりも

あなたから一本のバラを貰えば

私は一生そのことを忘れないでしょう
腕を組んで歩こう,あなたと
腕を組んで歩きたいのだ,あなたと
明日は,この体を銃弾が通り抜けるかもしれない
明日は,この体が四散するかもしれない
だが,今は,あなたと歩いている
この静けさが ....
結婚は雑巾
汚れては洗い
穢れぬようにカビないように
絞り続けて
布はほつれる

愛は悲しみであり
人として
死んでゆかねばならぬ
絶対の孤独の裏返し
孤独と傷の共有

恋は単 ....
とりあえず20年後か15年後ぐらいに総理大臣になろうと思う。
日本初の詩人兼総理大臣になる。
いま考えている公約としてはまず首相官邸をゼネコンとかでなく
日本全国の各市町村の腕利きの棟梁たちが集 ....
棚から落ちて
壊れた箱から
ころがりいでた
あねといもうと
今日は何をして遊ぼうか


ことのほか色を見たいのに
絵の具はどれも薄れてしまった
むらさきになるまでたた ....
{引用=
落ちてくる夕闇に受け止められて
あたしの心は懐中電とう
ノックする
足どりの扉の向こうに ともるでしょうか?
ゆらゆら ゆれて
蝋燭の あかりくらいにも

しらない

どうしようもなく生臭い、
地面に根付いた身体で僕は生きている
いつも僕を引き摺り倒すのは生活感でしかない

この街が違うってことなんて、
耳の聞こえる時から知っていた
 ....
呼吸するみたいに

溜めると吐くとの繰り返し

わたしは

常に誰かと居たくない

いつもひとりで居たくない



{引用=子宮の憂いが背筋を伝わり

脳に蔓延して指令がで ....
 

  父は帰ってこなかった
  後で知ることになるが
  街の花柳界で板前として働いていたようだ
  華やかなところだから飲む賭つ買う
  生活を送っていたらしい
  ぼくた ....
向き合わないために

負ぶっていた


義務のペディ


両手は

私のものであるために
「今日は型をとります」
左下の奥歯
仮であった詰め物を削り取る

ロマンスグレーの先生は覗き込む
患者の口の中を
少しずつ優しいタッチで(でも音はキライ)
痛くないように(でも音はキライ ....
  夕焼けがうつくしいのは

   あれは人魚が大空に薔薇をまいたからです

    なんて歯の浮くような科白をはいたら

     おまえは詩人 失格だと頭をなぐられそうだ

 ....
髪を切りたかった
ざんざんに切ってしまいたかった
でも彼女がガンダムSEEDのイザークが好きだと知ってしまったから切れなかった

二次創作の小説はショートケーキみたいだ
胸焼けがするほど甘い ....
ねこーとよぶと
ごはんをたべます
さかなはいつまでも
すっぱいまんまです

よぶたんびにちいさくなるので
ちゃんと、おぼえておこうと
なきます
ちんまりしたしっぽが
はたはたとして
 ....
初めて見かけたのは午後6時
センター街の陰でうずくまり
待つことを放棄しながら
背伸びをするリップスティック
名前は知らない
まだ明るい
これからの夜

1人でいる子を狙うほど ....
                    128時 @ハト通信

しとしと
あめがふってきました
ちゃんとかさをもってきたので
へいきです
へいきだよって
つぶやきました
ほんとは
 ....
  まだぼくはほんとうに人間を愛していないのかもしれない
  ぼくはぼくのなかのぼくを愛しているだけなのかもしれない
  ぼくはひとりのナルシストなのだろうか
  ナルシストが時代の流行であった ....
首筋に蚯蚓腫
何時の間に
引っ掻いた痕

来週の金曜には
あの人に逢うっていうのに
尻に痣もある

せめて
荒れた手は綺麗にしていかなくちゃ

指輪は
もう永いこと嵌めていませ ....
お風呂に
かおをつけて
片方に
おぼれてる

息する


二時間

座ってるだけで
いいんだよ
  




寝逃げたい寝逃がして
寝て起きたら死んでて
ふとみつめた

てのひらから

おどろくほど

たちのぼる

つめたいほのお

ゆらゆらと

そらへ そらへ


とどく

でしょうか
   

   ヴェスヴィオス火山に埋もれた
   廃墟のように
   灰をかぶって
   ぼくはいままで
   埋もれてきた
   標本となって
   

   水道も飲めないで ....
   9月5日(Sun)
---------------------------
 
 
  鼻から午後が抜けてゆく
  アスファルト

  草陰から飛び出す 鈴虫
  飛 ....
駄菓子をおなかいっぱい食べる気持ちと
知らない男の人と裸で抱き合う気持ちは
同じではないのか。
蝉は蝉なりに

寝起きっぽく振舞ったのでした
暗闇れもんさんの未詩・独白おすすめリスト(47)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
わた飴前線- プル式未詩・独白11*07-6-14
方舟- 大覚アキ ...未詩・独白407-6-7
池袋〜南千住- 馬野ミキ未詩・独白10*07-3-21
もり_(たぶん)- さち未詩・独白3*07-2-10
存在- 未詩・独白106-9-30
こころのこり- プル式未詩・独白2*06-6-17
「腕を組んで歩こう」- do_pi_can未詩・独白206-4-23
暗喩篇- アマル・ ...未詩・独白906-4-16
馬野幹の総理大臣への道_第一回答弁- 馬野ミキ未詩・独白20*06-2-18
ノート(たからばこ)- 木立 悟未詩・独白506-2-18
あかり- ひより未詩・独白3*05-10-2
- 待針夢子未詩・独白305-3-30
サンドイッチ- 蒼木りん未詩・独白2*05-2-22
その血もまもなく滅びようとしている- 天野茂典未詩・独白2005-2-16
背中の温もり- 蒼木りん未詩・独白2*05-2-14
歯医者〜妄想の時間〜- さち未詩・独白405-1-12
冬の夕焼けはタイ焼きか- 天野茂典未詩・独白705-1-4
切ってしまいたかった。- しゅう未詩・独白305-1-3
ねこに生まれた- みい未詩・独白5*04-12-30
渋谷。リップスティック。14歳。- いとう未詩・独白1304-12-28
あめ- アンテ未詩・独白5*04-12-25
ぼくは何人もの女を愛してきた- 天野茂典未詩・独白404-12-21
- 蒼木りん未詩・独白1*04-12-11
_- kokorono未詩・独白404-12-11
あたいの夢- 山内緋呂 ...未詩・独白704-11-27
ほのお- こむ未詩・独白2*04-11-1
昆虫図鑑ーポンペイ- 天野茂典未詩・独白504-10-30
アスファルト日誌- 湾鶴未詩・独白604-9-8
日常において- 吉原 麻未詩・独白104-9-5
運動会の朝に- やなし未詩・独白104-8-14

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