すべてのおすすめ
つまらないテレビもニュースも一色だ、よぉしドラマだアニメはどうだ
そんなわけ課金しました見放題、次はどいつだ電球切れた
こんなわけ買ってきましたLED、よぉし取り付けパパすごいだろう
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断酒してむくみが取れて美しい無駄な美がまた哀れを誘う
やりたいのやりたくないのどっちなの腹をくくらにゃ何もないでよ
何もないほんとに何も起こらないこの広大な電子の海で
際限のない休暇 ....
なだらかな猫の背骨を見ならって
今日も猫背の{ルビ益荒男=ますらお}ひとり
秋萩のしたたるような袖振りに
そこはかとなくそこはかと詠む
風の色とうめいむしょくひらがなの
よう ....
カウンターでものを書くということをしたくない僕、無反動シュート
おもえばだ常に反動でしかないではないか創作とはだ
考える余裕のない人ほどNoと言えないとNoと言いたい相手がのたまう
....
蜃気楼
その名で呼んだ色街に
架かって照れてる、夜の虹かも
その過去の
醜聞まみれで死ぬ人生、
夜のうわさの拡散する街
このなみだ
風の奏でる優しさで
洗い ....
星、滲む
つまり空には愛があり
あたたかい風、吹いてしあわせ
爪を切る
切って尖らせその頰を
血の滲むまで愛してみたい
夢をみた
天使のような顔をして
わた ....
「好きでした」一行の手紙が時を止め君が綺麗な声で泣く春
きみの乗るスクーターにはあの頃のセピアの記憶をまだ積んでいる
弓なりに背を反りかえし喘いだらダメだとわかって ....
過ぎてゆく疾風が眼を切った冬、春を信じてただ走る君
見られるのが嫌だなんて言わないで正しい片恋なんて知らない
あの雪で転んで笑われやけくそで手渡したチョコでも想いは ....
うちの猫は来月去勢を控えてる彼はそのことの意味を知らない
きらめいてなおきらめいてきらめいて有限の性を終えてからもなお
猫ならば性は失うものだとはどの教科書にも載ってなくても
....
生きている
だけでいいんだまるもうけ
もしも食べずに生きてられたら
そんなわけ
じつはないからがんばって
泣かないように慎重になる
星降る夜
昼間に降った雪の ....
みずうみに
おれんじの泡を沈めたら
柑橘しぶきのみずうみ夕闇
葉の落ちる
ソファーの上に西陽さし
どくどくどくと心が鳴ってる
一匹の
星座の名前を知ったあと
....
アレをする
理由がほしい君が好き
なのですからと、ちゃんとアレする
夕焼けの
死んでしまったこの街で
天使のふたりを信じたバカ有り
空の下
全てが青く染められそう ....
美しい
貴女に呪いをかけたいな
どんなときでも私を好きって
水溜り
アメンボの波浮かんでる
まるで世界が変わるきっかけ
傷ついて
三日月尖って空高く
心が鋼という嘘も知る ....
つくしんぼくわえ煙草の真似をして、東風(こち)と白桃甘水(ピーチジュース)で酔い醒め
優しさが
流星のように降り注ぐ
あの《恋棄て》のあとの言の葉
清く堕ち
十字架が好きファッションで
汚れた愛がきらめく白銀
苦しみが
人の数だけある意味は
みん ....
振り向いてしまえないのがもどかしい
あなたの眼を見ちゃ
ほら、万華鏡
まばたきの
かずだけ心に影があり
真夏の夜でもじぶんを抱いてた
友という
名前の人がここに ....
夜が好き、猫が月みて揺れている、星降る冬のブランコの上
唇に触れて知るのは火の熱さマクドナルドのコーヒーとキス
「空気読む」ことが出来ずに一人きり、居ても空気に成ってた教室
....
可愛いと
言われたことなどかつて無い
それが定めの因果な感じさ
綺麗だと
言われたことなら少しある
可愛くないって聴こえた気がした
夢のような
夢を見ていた良い人も
....
滅びという
言葉を使う失恋の
カルフォルニアより青い青空
あたいより
明るい青を空に見て
そんじゃあそれで幸せになれ
ここよりも心揺さぶる真実の
ねじ曲がる意志 ....
やさしいと
感じてしまった愛じゃなく
あれはみんなにやさしい小悪魔
こころ堕ち
欠けた十字架とかも好き
汚れたリアルな愛とかも好き
憎しみを
人の数だけ持つ身だが ....
自分のことをトーマスと呼ぶ少年の体は青く粉を吹いてた
転職しても家事の基本は身に付かず二階の窓の日射しまぶしく
私は大丈夫になると文字が読めるシミュラクラ楽園の地図は模様
両足の無い ....
運命と
目と目があうのはさくら降る
まだ肌寒い4月馬鹿の日
泣くのなら
いつもの棒つきキャンディが
溶けて流れた黄昏にしな
目は優しい
口は軽くてほどほどに
好きっ ....
蛇が好き
でも鰐も好き牙を剥き
言葉をかじる不気味な青さが
飛び上がる
急にお尻を抓られて
同性ですけどセクハラだからね
記念日に
安いイミテーションをして
買う気 ....
蛇がいる
君の微笑む裏切りを
しんじず毒牙で首すじを吸う
キラキラと
瀬戸内海の橋である
入り日を吸い込み赤い息はく
音も無く
飛んで火に入る蜂の羽
そして泣いてるみ ....
いままさに
鬼を優しく撫でながら
やまい蹴散らす詩を詠む俺だし
いまという
黄金色の幸せを
気づかず毒づく者なら殺すし
羽根を捥ぐ
痛みをとめる気もなくて
俺 ....
砂嵐
まさかの街に吹き荒れる
そうかこの名を砂漠も嫌うか
マフラーの
手編みにこだわるわけではない
言葉にできれば、それで良いのに
どんぐりも
黄昏の森哀しみも
....
胸もとも
濡れてるいろの恋の花
キラキラしている色気の無い雨
潤いの
ある意味ある目が死んでいて
流す涙は阻止するプライド
寝ていたが
世界の終わりに気づいてた
あ ....
なにひとつ
持たないことが自由だと
ロッククイーンのほざきしあおはる
「なにひとつ
持たないことが自由」と「ロック」を
信じていたのはむかしの彼です
暮らしても
いろ ....
天高く
伸ばす希望をふりはらう
透徹した眼のあなたを想うよ
宵待ちの
こころがきゅんと鳴るミルク
飲み干すあとから月みる十五夜
座り込む
星降る夜空の下の街
秋の風ふく旅に ....
凹凸が薄れゆく曲線を嘆く
鏡には歪みなど無くて
小さいカメラは魔法の鏡
真実は街中の窓に映る
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