すべてのおすすめ
さけられない出会いと別れもある だから台本通りにいけばいい春


きみという切ない迷路にまよいこみゴールがないの?この思いには


もも色と緑のわりあい 何対何で春を形成できるんだろう
 ....
 
使い切ることなく無くす消しゴムのように見失った第一話




赤、明滅、遅れて届くサイレンに共鳴をする喉笛の穴




干上がった水たまりは遺跡に似て踏みつけられず進めぬ真昼 ....
放課後になめたあの子の笛の味思い出させる
食堂のカレー


雪合戦
逃げるあの子の盾となり冷水滴る色男かな


「待っててね」げた箱の手紙持って行った校舎の裏で
ひとり凍える

 ....
何を指して倫ならずと呼ぶのやら 今はあなたの乳吸うばかり

ラブホ出て逆方向に去るふたり 振り向く男 振り向かぬ女

男などいらぬと笑うプリマドンナ 今日も酒場でディーヴァをくどく

飲み ....
砂浜のない水たまりがさみしくて砂時計から補充した陸



さようなら ― もとは接続詞なのだから ― 悲しむ理由はどこにもない



「リコーダーを縦笛とよぶ日 ....
 親指の爪割れるほど押し込んで戻らなくなったリセットボタン


 第一話読み捨ててまた新しい本開くよな生活の果て


 ショッキングピンクのコートでナニゴトか挑戦をしたつもりになってる
 ....
一年生手を挙げるクルブシだけが覚えてるハーメルンの笛


前髪をピキンピキン切ってゆくハサミ歩き出す水たまり春


球体関節人魚のたましい夜中タマゴはつるりと剥ける ....
目を閉じて君を感じる夜の音甘く静かに時の滴る



ひたひたと君が浸透した体溺れはしない自分自身に

夜の度形を変えて現れる月も今日の私を知らない

えいえいと刺すよな寒さ丸くな ....
約束の日が待ち遠し 指を折り 折々君への思いも募る

効率という言葉から程遠く 君待つ時はただ過ぎていく

募らせて逢う時のため凍てついた手足の固さ心に刻む

玄関に近づく足音聞きながら  ....
{画像=080310001420.jpg}

暖かい

春の時間を

刻みつつ

チャキチャキと

鳴る

電気時計
メニュー見て嬉しそうに悩んでる君悩ましく恋なりがたし

酒を飲め肴につまめ明太子 伝う思いを整理しておけ

軟骨の唐揚げを噛む唇が妙に艶やかレモンの香り

カルピスのチューハイ飲んで輝かす ....
お野菜を炒めてパラッと塩コショウ、君への好きと手順が似てる

コロッケにソースをかけてる君がいて、僕は醤油を取りに行く午後

だから、そうファミレスにいる主婦たちはのべつまくなし春一番のよう ....
カチコチの雪見だいふくに寝そべれば月が星がと夜が袖引く


工場長 小さな頃に書いた夢「はあとのピノをいっぱいつくる」


「北極に帰りたいの?」と「しろくま」のフルーツに ....
吾の中に沈んだ言葉掘り返す道具を空に忘れてきたり

一人でもよし我が言葉狂うほど愛する人と出会ってみたく

稚なさを勢いで継ぐ時期は過ぎ底をさぐれど我見つからず

雪降らぬあたたかき冬 成 ....
冤罪で
 しょっぴかれたく ありません

  男子専用車両をつくれ
夕焼けの色 頬に下さい



過熱する愛を雪で形造るその身焦がして融けてゆく君

絡み合う糸は指で解けなくて もがけばさらに絡まってゆく

巻き髪を指で遊びくちづける君のおもちゃにな ....
穴の夜に可憐な花を引きちぎる 心の底から憎まれたくて


『やさしさ』という字はとても丸いのでやわらかなものと誤解していた


ワンピースに西のワインがふりかかる とれない染みに焦がれど、 ....
イラクでは知的障害ある人を爆弾にする輩いでけり 東京に行けばゴジラが出るんだと本気で恐れた幼かりし日
『ゴジラ』

いつだって引き出しだけは片付けて青い頭の「誰か」を待って
『ドラえもん』

コロッケをお昼休みに食べながら睡眠不足の瞳 ....
夕焼けに深い藍が沁みてゆく 君よ声を出さずに泣くな

寒椿体温混じるその時に二人一つの罪に散る朝

私の破片を集めても私にはならぬそれは君とて同じ事

知らぬ間に花なくなりし金木犀 時は ....
元彼の名前寝言でムニャムニャと

  ステキな夢を見てるのかしら
「女子アナと結婚したい」ぬかすから

 寝てる背中に カラシ塗り塗り
もし仮におれがカボチャになったらどうする?煮物か天ぷら?だよね同感。 交差点 黄色信号 傘持たぬ二人に細い秋雨の降る

自己判断でゆけと告げている点滅の赤その向こう側

助手席で君の視線の動きにさえ見惚れてしまう我は盲目

怖いと言いながら本当は何も恐れてい ....
白猫を倒しつ腹に顔うずめ息をかけしが足蹴にあひぬ テーブルに永谷園のお吸いもの秋の日差しに湯気の立ちけり この頃は寂しさなどは感じざり想い出に生き始めたるかも 別れ際 凍る言葉に浮かぶ舟 たゆたいもせず 流されもせず

人の波 何に安心しているの 流される事 雑踏の静寂

薄笑い 薄い氷のその下に 黒い魚の影がちらつく

移り往く 山のもみじの日 ....
手の内におさまるほどの椀の中赤茶けた汁を泳ぐ鯨よ

飲み込んだ林檎の行方今何処智恵も叡智も遠い我にて

さよならの響きがこだまする校舎白亜の壁は赤く染まれり



{引用=今まで自分が ....
あたしのこと忘れたことも忘れる頃にあたしは君を忘れるんだろ


何もかもうまくいかないそんな日々 カレーさえ悲観的な味付け


鈍行の列車の速さでは駄目だと堪らなくなり目を閉じている

 ....
FUBARさんの短歌おすすめリスト(84)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
この存在の理由をおしえて- 春日短歌2*08-3-22
【短歌祭参加作品】十秒後の世界- 石畑由紀 ...短歌1008-3-21
あの頃ぼくらはアホでした- 紅林短歌4*08-3-21
夜歩く- 紅林短歌6*08-3-18
【短歌祭参加作品】グッド・バイ- 簑田伶子短歌24*08-3-18
【短歌祭参加作品】爆発しろ>人生- 高島津諦短歌3*08-3-18
【短歌祭参加作品】「歌を忘れりゃ新品ってコト♪」- ふるる短歌11*08-3-15
時の滴る- さくらほ短歌10*08-3-13
悲しみよ_こんばんは- 伊那 果短歌508-3-11
日溜まりに寝そべって- beebee短歌4*08-3-10
居酒屋回想録- 木屋 亞 ...短歌2*08-3-8
君への好きと手順が似てる- たにがわ ...短歌108-2-29
愛するアイス- あすくれ ...短歌8*08-2-26
二十歳のころ- 伊那 果短歌508-2-24
あだると_14- 北大路京 ...短歌5+*08-2-22
夕焼けの色_頬にください- さくらほ短歌11*08-2-22
穴の夜に- 石畑由紀 ...短歌3508-2-10
無惨- A-29短歌1*08-2-2
世代を超えろ!〜漫画・アニメ・特撮で五七五- AKINONA短歌707-11-23
微熱- さくらほ短歌8*07-11-13
あだると_12- 北大路京 ...短歌5*07-11-8
あだると_11- 北大路京 ...短歌5*07-11-6
ハロウィンの仮想パーティ- メメズワ ...短歌5*07-11-2
signal- さくらほ短歌11*07-10-31
影_五- A-29短歌3*07-10-27
影_二- A-29短歌1*07-10-23
湖心_五- A-29短歌3*07-10-17
月の海は凍るのか- プル式短歌5*07-10-10
変換遊び- 亜樹短歌4*07-10-2
特急を待つ- 町田アキ ...短歌6*07-10-1

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3