すべてのおすすめ
目覚めると輪郭だけが残っていた はまって遊んだあとで、笑った


ソファの上に速度の違う一日あり胸とくとく打つ猫と私と


いまはもう見えなくなった補助輪のかろかろ我の胸に鳴り在る

 ....
真冬にもアイスティーを頼める店 焼かれた石の事情を知ってる


十一時から十四時は禁煙です やさしいふりで傷つけ合って


プレートの絡めとれないパンチェッタ欲しいものだけ手に入らな ....
風がとてもつよいので
窓をしめて
新聞紙のうえで爪を切る

あれから、
手のひらを丸めるくせがついて
そのくせ伸びるのは
はやくて

パチン、パチンパチ、ン、
的をはずれ
飛び散 ....
 
管制官、飛びます、どうぞ。---------------そう残し春のブルーと着床をした



「あー、ごめん。2008年マイドラマ第一話で君、もう死んでるから」



寂しげな水 ....
 
使い切ることなく無くす消しゴムのように見失った第一話




赤、明滅、遅れて届くサイレンに共鳴をする喉笛の穴




干上がった水たまりは遺跡に似て踏みつけられず進めぬ真昼 ....
穴の夜に可憐な花を引きちぎる 心の底から憎まれたくて


『やさしさ』という字はとても丸いのでやわらかなものと誤解していた


ワンピースに西のワインがふりかかる とれない染みに焦がれど、 ....
FUBARさんの石畑由紀子さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
独りごとにすら、できない- 石畑由紀 ...短歌12*09-3-7
カフェ・ロゼッタ- 石畑由紀 ...短歌6*08-12-7
風がつよい日- 石畑由紀 ...自由詩6*08-7-2
春のブルーと着床- 石畑由紀 ...短歌6*08-3-26
【短歌祭参加作品】十秒後の世界- 石畑由紀 ...短歌1008-3-21
穴の夜に- 石畑由紀 ...短歌3508-2-10

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する