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街角に子供が一人


地に染みる影を従え


かくれんぼする
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それは初夏のある晴れた日の夕暮れのこと。ふと見上
げた空に、解き放たれた赤い風船が一つ、橙色の風に
吹かれて、揺れているのが見えた。


《 風 ....
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老いたる
傴僂の子は
よく話すことができない。
ぎらぎらと目を剥いて、
ふいに瘤をみせて、
去って行く。
言葉を彼は瘤に溜めている。


 ....
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激しい自己嫌悪に疲れた
物憂い晩春の夕暮れ、
壁に凭れながら、
眠りたいと思った時、
もしかするとこの眠りたいというのは
死にたいということなの ....
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きょうもまた
独り、
みなの寝静まった寮に
幼児の瞳を輝かし、
いじけた手足を伸ばす時、
心は嵐の後の
蜘蛛の巣のように、
暗く重たいものを ....
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暖かい

春の時間を

刻みつつ

チャキチャキと

鳴る

電気時計
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そこは想い出が流れる川。
満水の流れは泡をも飲み尽くし流れて行く。
運命という定めは時の流れを流れ、
堰き止める何ものも無い。
わたしは流木の ....
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楽しそうな女が一人、
鏡の中の自分に向かい合って、
自分自身のために化粧をしている。
口紅をつけて、自分に
ニッと笑いかける。
あんまり笑い ....
** 名前の削られたコメント **

名前を削るのは哀しい。
想いを残せばいい。
色褪せぬ思い出は無い。
心尽くし切る言葉も無いだろう。
想い尽くせぬ残滓に
身を焦がす時があろうとも、
 ....
FUBARさんのbeebeeさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かくれんぼ- beebee短歌1108-7-13
風_船- beebee自由詩11*08-5-9
傴僂(せむし)- beebee自由詩6*08-4-16
晩_春- beebee自由詩908-4-6
春の夜に- beebee自由詩6*08-3-15
日溜まりに寝そべって- beebee短歌4*08-3-10
想い出が流れる川- beebee自由詩508-2-23
鏡の女- beebee自由詩3*08-2-19
親愛なるもうひとりのXへ- beebee自由詩4*08-2-7

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