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刈り入れ、葉、枯れ

わたしたち。   

貧窮は カタカタ  呼ばわる
明るさについて。

茎が折れ、そのあたりを、
嗅ぐ。     鼻孔、ひらき、
足も萎え、
何度もなぐられた ....
ジャンボと呼ばれて
恥ずかしそうに
笑顔を向ける
強いプロレスラー

無敵なのはブリキのクルマ

強すぎる季節限定の清涼飲料水が
宣伝中の富くじ

裸でも過ごせる夏は
死人が ....
高見を目指す為に
飛ぶ為に
沈み込む事もあるだろう

墜ちる事を目的とは決してせず
重力に翻弄されるようなものでなく
沈むなら
堕ちるくらいなら
闇を突き破る勢いで跳べ

心底闇 ....
もずくがすきなのだ、と 初対面で言い放った
うみ育ちのあなた に コロリ

わたしは どこまででも わたしだから
かならずしも 噛み合うばかりが さだめじゃないの
ラララ どこかで聞いた ....
願わくば彼女が

オレのことを「愛してる」なんて言わなくてもいいから

オレ以外の男を罵ってくれれば

オレよりカッコいいヤツのことをボロクソ言ってくれれば

それでいい

それい ....
コンサート打ち上げの夜
僕はあなたに 誘われる
あなたは知っているくせに
知らぬ振りが得意
女の武器 口元に仄めかし
手招きの指先 鳥かごの扉を開け放つ

誰も見てないはずだった
誰も ....
帰り道に迷って
泣いてる子羊
あの空の羊雲は
違うよ
君の帰るところじゃない

涙を拭いてよく見てごらん
発見はいつも
ほんの足元からはじまるんだ
背伸びをしてると
ほんと ....
愛しのフランケンシュタイン様


あなたに隠していたことがあります。

あなたをそのような愚鈍な怪物に
創り上げたのは私なのです。


ただわたしだけを見るように

ただわた ....
白くふちどられた白の中で

僕は病身だった



看護婦の中の

とびきりのセクシーは

ボタン一つで僕のベッドにやって来る


赤い口紅

赤いマニキュア

 ....
君は針のように尖っていて
僕の心に突き刺さる
あまりにも
細くて尖っているものだから
君が僕の心に突き刺さっていることなんて
とうの昔に忘れていたよ
けれども君は君で
いつまでも僕の心に ....
寄ってきた子供達に
お菓子をふるまってた 米兵に
自爆テロがつっこみ
多数の子供と兵士が
亡くなられたという

手をだす子らは
わざと 足止めしたわけではないにせよ
いつもそう ....
俺はある女を好きになった
愛していたと言ってもまだ足りないくらいに
だが彼女は他の男を選んだ
俺とは違う別の男を

彼女といる時間だけが俺の全てだった
一生それは変わらないとも
信じてい ....
恋に目覚めたとき
君は書くだろう
恋に焦がれた
男の詩を

愛に恵まれているなら
君は書くだろう
優しさ満ちた
日々の詩を

性に欲望したとき
君は書くだろう
交尾に狂う
獣 ....
妄執の日々
愚弄かつて
家族が失った苦しみ
他の誰かが抱く
鉄よりも冷たい
透明な角材
緊張に彩られた
角形のビーカーに
半分ぐらい水を張り
一気に墨汁を流したような
暗い部屋
 ....
ビョーキ

アイデンテテェ
狂気
喜び
エデン
楽園
地獄
個別
ツナガリ
孤独
精神的恋愛
肉体的恋愛
アキラメ
希望
絶望

空白
白濁
煙草
珈琲
 ....
青い空から、紅の空にかわる
僕たちは照らされながら、ゆっくりと歩き始める
川の近くで君はふっと立ち止まって

「話したいことがあるの」
そうい言って、ベンチに座った
僕も、当たり前のように ....
悪気などないのだから
だから尚更
優しいあなたは嘘つきになる

誰をも騙せなくて
自分を騙すことではじめて嘘つきになる


それがたとえ取り繕いの仮面であっても
優しいあなたは
 ....
生まれてきた事に意味などない
必要とされないまま育ち
悲しみしか拾う事しかない過去
僕はこんな世界に生まれたかった訳じゃない
この手で何かが変えられるとすれば
そう思っても脚に絡みついた鎖が ....
俺たちはこの店で
傷付き疲れた翼を休める
階級闘争のなれの果て
ビートのうねりに身を委ね
蒼い時を巡る旅人
ボゴタからカブールへ
黄色の花粉
草原の闇に紛れ
幻覚の楼閣聳え立つ
それ ....
何を忘れたかったのだろう
街に一つしかない小さな駅で
男は窓の外に向かって手を振った
無人のホームでは鉢植えに植えられた
カモミールの花がゆれるばかり
やがて男を乗せた列車が発車すると
駅 ....
背中に組み込まれたプログラムが静かに動き出す

螺子が音を立てて動き出す
体内で何かが変わろうとしている
生まれる前からの記憶が蘇る、今
僕の心はもうすぐ消えてしまう
今までの思い出を振り ....
人は時に狙われて
ものみな静かな夜の中
時という
まだ固まっていないコンクリートに
自分のしるしを残して
ブランコの音だけが

コキー

コキー

時に思いを馳せたとき、
夜だ ....
ひとつ ひとつ

赤茶けた{ルビ楔=クサビ}が打ち込まれていく

うなだれた{ルビ咎人=トガビト}は しかし呻きはせず

静かな眼差しで運命を見遣る

十字に伸びる血錆びた鉄塊

 ....
ヒトは、自分の人生に休みをいれることをしらない
(なぜって??)
今までの人生の歯車が壊れてしまうから

学校は休むことをきらうから
仕事場は休むことをきらうから

(ちがうちがう!)
 ....
座っていた椅子が壊れ
ふつふつと怒りがわく
砂の上の安らかさはやはり
何の根拠もなかったようだ
思い返して安堵がひろがる
太陽が昇り沈むように
われらの生が没落し
廃れいくことの歓喜
 ....
「かえして、ねえかえしてよ、あたしの世界。」
ばらばらになったのは、
あの日、
窓から自分の身体を放り投げたのは、
わたしたちという、世界そのものである。

あなたは、
蓬髪をさかだてて ....
いくら言葉を連ねたってキミには届かない
諦めた瞬間から何も沸かなくなって
全てがビロードの闇に包まれた錯覚に陥った
このままでは見えない壁に心は閉ざされてしまう

ずっと一緒にいたはずなのに ....
張り詰めた空気の中で
深呼吸をしながら溜息を漏らす
窓から見下ろす路地の脇の
錆び付いた自転車のサドルに
視線を合わせる

凍り付いた言葉の奥で
脈拍を測りながら吐息を漏らす
しっとり ....
優等生のシンデレラは
舞踏会には行かなかったの


臆病な眠り姫は
北の搭の扉を開ける事はなかった


慎重な白雪姫は
林檎を口にしなかったし


人魚姫は王子様より
歌 ....
小さな音と共に白い羽根が折られた

静寂の空気の中狭い通路を前に向かって歩く
黒い布で目隠しされ足には枷を
両手を引く者の温もりが伝わってくる
風もなく音もなく裸足の足音だけが響く
何も浮 ....
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