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日本一 だなんて
世界の中のこんな小さな国で1番だからって
なんだというんだ

世界一 だなんて
果てしなく続く宇宙の小さな星で1番だからって
なんだというんだ

順番なんて関係ねぇよ ....
天神様の 秋祭り
出掛ける空は 青高く
吹く風 先っぽ 心地良い


今日はおめかし リボンのついた
私の好きな 赤いワンピース

隣町の 天神様まで
お姉ちゃんに 手を引かれ
お ....
剥きにくい茹でたまごの殻を
無理やり剥いてやる


ボロボロに崩れた茹でたまごは
僕らの関係と一緒だな
つるんとした君の頬を愛したのは
遠い昔のお伽話
だから
「もう秋だなあ」なんて ....
倒れて佇む静かな兵士
鼓動も呼吸も途切れたままで
過酷な大地の腐敗は進む

スレンダーボディが自慢だった若い兵士は
その面影を微塵も残さなかった
生きていた証さえ残せなかった
彼と一緒に ....
しとやかに咲く花の雌蕊を
ひと撫で
ふた撫で
愛の甘い誘惑は
心の隙間を逃さない


あなたは踊り子になる
薄塗りのなまめかしい曲線を
チュチュの爪先でなぞれば
そこは倒錯の天蓋
 ....
炎天の下

雪兎一匹

気紛れで生まれた

雪兎一匹

我を見つめて

涙が一滴

真夏の雪兎

溶けてそれきり
アゲハのハネは夏の欠片
土の上にパリン 零れる小宇宙

落ちていたハネなんですけれど
日にさらされてか
ガラスのように かわいていて
リンプンは星屑しゃらんりん
本体は見あたらなくって
 ....
俺はエスカレーターが
嫌いだ

特に朝の通勤ラッシュの時の
まるで社会不適合者か
そうじゃないかを仕分けしてるみたいで

上りで人が多い方がまだ使える人

下がりで人が少ない方がもう ....
紅い 揺れて それは 儚く

獣を擽る

凡そ獣にはその美しさは理解できない

理解できない美しさが 擽る

紅く 夜露が 紅く 零れる

勿体無い ああ そう 獣は思った

 ....
祈りの数だけ神がいて
祈りの数だけ願いがある


何故人は祈るのか
恐れおののく、その先の
抗いきれぬ力に前を遮られ
溜め息さえも躊躇して


祈りの数だけ花が咲き
手向けた花の ....
ガラパゴスで恋をして、
ガラパゴスで眠りたい。

わたし、
ひとになれません。


きっとね、
たぷたぷ揺れて


君は遊ぶ


シャンプーは手の届くところで
夢と現実を隔てる


掌で掬う仕草に夢はゆらゆら
バスタブの愛は緩やかに萌えて


外は季節外れの木枯らし
 ....
流れこむ
悲しみ
ほころび
流れこむ
幸せの素粒子レベルの胎動

風に乗った翼が
青く脈を{ルビ搏=う}ち
わたしの過去を
虚空に届ける

混沌の光子
すなわち意識の次元的産声 ....
秋が来たかと眺めてみたら
ギンナンは忍法葉隠れの術発動中
残暑ざんしょ

暑いザンショと怒ってみても
黄昏はつるべ落としのすみれ色
残暑ざんしょ

☆が出たかと見上げてみれば
鰯の大 ....
愛の言葉は砂漠に棲む蛇の肌触り
ガラス片の透き通る
艶やかさを床に滑らせては
汀から細波へ
細波から白ウサギの飛び交う荒波に
感情の姿を次第に変えてゆく。


与えあう愛の軋み。
軋 ....
頭蓋骨が震える高音の悲鳴が最後の武器
動かない右手に錆びたナイフ翳してわたしは生きるよ
子供のころは毛布にくるまって世界の様子見てた
手紙を書いた いってきます(もう帰りません)
決別の雨なん ....
顔の綺麗な女が顔の醜い男を笑い

顔で判断する女を性格で判断する男が笑い

性格で判断する男を冷めた女が笑い

冷めた女を熱狂的な平等主義者が笑い

平等主義者を死ねないペシミストが笑 ....
透明な箱の行き先ボタンを押したところで
君の行き着く先は選択出来ない
目をかっと見開いていても
ロバのように耳をそば立てていても


透明な箱の行き着く先は
既に決まっている


 ....
肩が
うっすらと重みを帯びて
雨だ

気がつきました
小雨と呼ぶのも気が引けるほど
遠慮がちな雫が
うっすらと

もちろん
冷たくはなくて
寒くもなくて
そのかわり少しだけ
 ....
しどけない姿で
君はうっすらと頬を染め
あられもない姿で
君は左手を背もたれに預ける

横顔はうつらうつら
淫靡な夢に眼差しは宙を漂い
噎せ返る密林のざわめきは
VooDooの魔笛
 ....
ゼロとイチが限りなく並ぶプログラム
ディスプレイにうごめくテンとセン

ゼロとイチで動く僕の筋肉が
プラスチックのボタンをオス、ハナス

昇竜拳をくらって僕のイノチが一つ減る
ゴジュウエ ....
男がケンタの二人掛けテーブルに座り
何やら絵を書いている
風体には似つかわしくない童話の挿し絵
雰囲気には似つかわしくない
どこまでも明るく優しい印象の絵


そんな男の斜め後ろで
僕 ....
寂しがりやの人格は
寂しさを乗り越えるためのもの
生まれてきた日
愛に溢れていたことを


ただ思い出すだけ


臆病な人格は
おそれに立ち向かうためのもの
小さな手足をして ....
おはようございます
今日のあなたの朝食はコーンフレーク
栄養バランスがよく
食欲がない時だってさらっと食べられる
一日の始まりにぴったりです

数ヶ月前
とうもろこし畑の真ん中で
一人 ....
2億5千万個の眼球の海へ
君はボートを漕ぎ出す
オールで眼球を叩く度に
そのひとつひとつが
グリグリ音を立て
歪んだ眼差しで君を見つめる


見つめる眼球に映るのは
どこまでも青い空 ....
そこには絶世の美女が立っていた。不覚にも心を奪われ、15分もフリーズしてしまった…今まであらゆる国の美女の視線を独占し、フリーズさせた事は腐る程あるが、俺がフリーズするなど産まれて初めてであり、 .... 闇がりに篝火

青き指先

其処へ伸ばせど

残り香も無し

泡沫を追う

夢に喰われた

彷徨い人
僕は感じる君の気配を
弓なりの曲線は
甘い咳払いひとつ


それは涎のようでもあり
差し出した僕の人差指に乗り
鳥かごから出ようとする可愛い小鳥
胸一杯の期待感に
ひ弱な翼を震わせて ....
何だか最近こんな感じだね
ちょっと手を伸ばせば
君の優しさに触れられるのに
何故かためらってしまう


あのゲームと一緒かも
無数の穴凹から僕のあたまは
勢い良く飛び出しては
怯えた ....
久しぶりに自転車をこいだ


思いのほか重くって 
にわかに
ふくらはぎが 
注意報

堪え 
堪えて 
焼鳥屋を目指す 
男ふたり



「とりあえずビール」

 ....
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