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「くだらねぇ」って思ってさ
コンクリートに転がった石ころを
蹴飛ばしてやったんだ
繁みに変な音を出して消えていったよ

毎日が同じ気がしてならないんだ
まるで無限ループみてぇだ
「それっ ....
言葉って悲しい
伝えようとしても伝わらない
震える唇から滴る言葉を掬い上げても
そこには何もなくて
何も伝えられない伝わらない

誰かの冷たい裏切り
私なんて消えてしまえばいいのに
心 ....
私という形がなくなってゆく
壊れた時計の螺子は緩んだまま
閉じた瞼に踊る蒼白の輪に
何かを託そうと指を動かすけれど

心はいつもの空へと還ろうとする
私を破り捨てて昇る世界は
思うより華 ....
 殺風景な通路のソファに座って小説を読んでいた。見渡す限り廊下で窓からの光が心地よい。他に誰も見当たらない。 
 そこへ、黒く細長い布を持った天使が僕の前で立ち止まった。僕を舐めるようにまじまじと見 ....
いつの頃からか覚えた喜びという形
空を見上げたら本当は逆さまだという事に気付いた日
悲しみの水辺から這い上がったあの瞬間
そこに無言で立っていたのはキミの影

何かに圧倒されて押し出された街 ....
生まれてきた事に意味などない
必要とされないまま育ち
悲しみしか拾う事しかない過去
僕はこんな世界に生まれたかった訳じゃない
この手で何かが変えられるとすれば
そう思っても脚に絡みついた鎖が ....
背中に組み込まれたプログラムが静かに動き出す

螺子が音を立てて動き出す
体内で何かが変わろうとしている
生まれる前からの記憶が蘇る、今
僕の心はもうすぐ消えてしまう
今までの思い出を振り ....
いくら言葉を連ねたってキミには届かない
諦めた瞬間から何も沸かなくなって
全てがビロードの闇に包まれた錯覚に陥った
このままでは見えない壁に心は閉ざされてしまう

ずっと一緒にいたはずなのに ....
小さな音と共に白い羽根が折られた

静寂の空気の中狭い通路を前に向かって歩く
黒い布で目隠しされ足には枷を
両手を引く者の温もりが伝わってくる
風もなく音もなく裸足の足音だけが響く
何も浮 ....
込み上げてくる何か
押し寄せては私を浚う
思考を破壊する物体
螺子が外れたら止まらない
何度部屋を壊せば
この心は落ち着くのだろう
後悔しか残らないのに

左手首に付けた軌跡
これは ....
押し寄せてくる波
セピアに染まらない記憶
誰も助けてはくれなかった
今でもフラッシュバック
華麗なダンスで私を慰めて

寡黙に待ち続ける憧れの日々
先に光さえ見えないけれど
空想でもい ....
kwさんのAKiHiCoさんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
毎日- AKiHiCo自由詩205-7-26
- AKiHiCo自由詩205-7-25
私は壊れてゆく。- AKiHiCo自由詩205-7-21
受刑- AKiHiCo散文(批評 ...105-7-20
そら- AKiHiCo自由詩205-7-18
生まれて- AKiHiCo自由詩205-7-13
少年兵器- AKiHiCo自由詩205-7-12
届かない言葉- AKiHiCo自由詩205-7-5
天使処刑- AKiHiCo自由詩305-7-1
破壊- AKiHiCo自由詩105-6-30
鮮明- AKiHiCo自由詩305-6-27

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