友が きえた
きえちゃった…
違う形で友は来た
魂を感じることができた
きえても こうして逢える
なんでだょぉ って思うけど
友の エネルギー パワー きえるわけない ....
今日すらも過去になる
悲しくないけど 泣いていた
ずっと探していたのは
眩しいほどに奇跡の人
ねぇ、アリス
貴女が居なくなっても
この世界は続くと思っているでしょう
ここは
たまたま落ちた夢の国
だから
たまたまなんて
二度と起きたりしないのよ
ねぇ、アリ ....
かけおりた坂道のおわりには
ボーダー柄の、夏が
波のような顔をして
手をふっていた
それから、 と言ったあとの
あのひとの声が
ノイズにのまれて、ちらちらと
散ってしまったので
....
入院してる友達のために折ってるのと
その子はちょっと淋しそうに
鶴を折っていました
それを手伝おうと
わたしも折ったのですが
できあがった鶴の
羽を広げようとしたとき
その子 ....
(このラクガキを
期待を持って読んだ者は
然るべき報いを受けるであろう)
旋律が身体中を駆けめぐり
僕をいらいらさせる
生ぬる ....
君に触れたことはない。
君を弾いたこともない。
だけどこんなに心惹かれてる。
これは君のため息。
心弾かれて、今夜も音を愛撫する。
....
「・・・・何にもないね・・・・」
「・・・・うん、何にもないね・・・・」
枯れ果てる直前の海はただ広いだけで
船も浮かんでいなければ、海水浴の子供たちもなく
鴎の鳴き声も聞こえなければ ....
口ん中満たすほどに
やたら大きなキャンディ
アメリカ製のケミカルな甘さ
持てあましながら
オンボロ車転がしてんだ
クーラーもロクに効かない
このオンボロで
初夏の海沿いの道を
転がるよ ....
手を引いて 信号無視で 駆けた夜
全身で
感じるほどの
恋がしたい
・
・
・
音もなく湖に波紋が広がる
同心円の規則正しいリズムを刻む
その始まりはたった一つ音もなく
湖にこぼれた{涙滴=ティアドロップ}
それはまるで
見ず知らぬ人との間 ....
地球儀に水彩絵の具ぶちまけて
硝子の車輪
木のからだ
眠るものの目
すぎゆく羅紗
散る花と花
車輪の内に
まわる一音
虹彩の舟
陽にあせた窓枠に幾つか浮かぶ
硝子の球の表面には
消えてしまっ ....
0
プラズマ
プリズム
スコープの内側
気を失いそうなくらいに
星空だけがキレイだった
1
キラキラと一本に光をうける溝のなかをビー玉が転がっていく
....
愛の矢を 飛ばしてくれるのは いいけれど 当たらなければ 意味は無いのよ。
一人の部屋は静かすぎて水道から滴る水音がやけに大きく聞こえる
大勢でいるときは絶対に気付かない孤独
ぽつんと
一人になると気付かされる
どす黒い私
いやな女の私
こんなのいやなのに
私は ....
ふと思ったこと
この世で一番最初に生まれたものはなんだろう
地球はビッグバンとかいうものから生まれたらしい
じゃあ地球がある宇宙はどうやって生まれたんだろう
「宇宙は最初からあ ....
片思い 思った瞬間 恋になる。
ふと立ち止まった
そこは
やわらかな土で少し湿ってた
ぷしゅっ ぷしゅ‥
びっしゃぁーーーーー
じゅぼぉーーーーーーーー
噴き出た湧き水
自分の背丈を はるかにうわまわる勢いで で ....
愛の言葉が 傷ついて 泣いている
傷ついた分 輝いてる 恋が萌える
君達二人は そこまで したとして
愛の世界に 二人だけ。
信号が 点滅するだけ 恋をしよう。
うまくいかなかったね
おれたちはぜんいん うまくいかなかった
るーるをやぶってばかり
そらをとぶゆめをみてはしゃいだ
うまくいかなかったね
おれたちは ぜんぜんう ....
黙ったまんまのこわいゆめ あおいそら
あ お い
手をつないだら歌を歌おう 「かーってうれしい − 。」
ただ一つ照らされるべき ....
まっすぐと、時折折れ曲がってつづいてる道
キミはどんな思いで見ているんだろうか
このセカイ
キミのいるその世界と平行に進んでるこのセカイを
同じ道、同じ風景、同じ風
そして・・・・・ ....
ピンクッションおうちの箱はお手玉々
お花やでは赤毛だったね
フォックスフェイスはゆでて食べるとおいしい?ううん揚げたのそれ
ワイルドベリーはみち子さんお嫁に行くって!まあ女の子は苺みたい ....
街路樹の木漏れ日の
軽い暗号から、単なる錯乱への
変質
街路樹の木漏れ日の
軽い暗号から、単なる錯乱への
変質
の
染み込まない
土瀝青
指の隙間から覗く ....
一本のラインが羊を造形する、その工程は普遍化の道程を離れ手工
業の未分化へと進んでいる。進むことは進歩ではない。進むことは
退化ではない。多様化と呼ばれる分岐信仰がラインを圧迫するポイ
ント ....
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