痛みで目が覚めた。
耳が痛い。
耳の中が痛くて、
くしゃくしゃ音がする。
指を突っ込んで掻き出すと、
耳から蟻がこぼれ落ちた。

まだ音がする。
さらに ....
遠い昔から見える、景色は。

今、僕が見てる景色と。

何が違うのかな。


同じ空はない、と言うけれど。


同じくらい、キレイな空はあるんだよ。


むかし、むかしの誰かも。

空を眺めて、思い ....
青空が、気持ち良くて。

飛び出したんだ。


さぁ、掴まえにいこうか。
アナタと初めて来た場所は。

アナタの想い出の場所で。

それを塗り替えて。

幸せでした。

もう、船が沖へ出ることはなく。

船着場で、じっと揺られてました。
                      ■■■■
ああ またいないんだ            ■■■■
抱きしめても                ■■■■
抱き返してくれない        ....
「綺麗だ。」

なんてコトバ、いりますか?

大人しく、見つめて居ましょ。
     うつむいてしまうとき、

     あなたの笑顔をおもいます

     あなたはわたしの

     元気の素です

     わたしも
  
   ....
みんな1.5リットルペットボトルいっぱいに
メロンソーダを詰めて来るなか
ひときわ量の少ないメロンソーダがあった

ぼくは、ほんの少し
なにか起きることを期待した
わたしの手に
あなたの手が住み
眠り、少し起きて動くと
くすぐったいものが
わたしの中に届く

汗をかいて
わたしもうっすらと汗をかいている
守らなければならないのは
こんなに小 ....
いつまでも気付かなければ良かった
と思うことがある
熱帯夜の寝苦しさに目をふと覚ますと
わたしの知らないおとこのひとが
わたしの横で寝ていて
二つ並んだお揃いの枕と
ふたりで寝るには狭いベ ....
今日の空はぬかるむ

沈むように空に立って

私は天空へ

憤りを捨てに行く
かつて高貴なひとびとは
憂き世離れた恋に身をやつし
夜空を見上げては月に思い寄せ
浜辺を見やっては海に思い投げ
紫の綺羅 星のごとく

そのころ私のご先祖さまは
きっと真っ黒けに日焼けし ....
学校のパソコンがうんこなもんだから
先週印刷しようとして印刷できなかったおれの詩が
今週のパソコンの授業の途中でいきなり印刷されてしまった
うんことかおしっことかたくさん書いてるもんだから
そ ....
ひとやすみ はながみまもる 引き出しを開けると
折り重なった時が
落ちている
ぼくはそれらを拾い上げ
整理しなおそうとしたんだ

けれども うまくいかないで
サッカーを見たりなんかしてるうち
雨足に追いこされ
 ....
人はいつか死ぬ 君もいつか死ぬ

それは揺るぎない真実

だけど

人が死ぬまで 支えるのは 人

君が死ぬまで 支えるのは 僕

僕が死ぬまで 支えるのは 君

それも揺るぎ ....
僕達の造るものは

猥雑で 見苦しくも見えますが

汚いものでは 決してないので


どうか 愛でてあげてくださいね
想像が織り成す有限の優先席
わだかまりに組み込んだ数々の感情と
何か言いたげな己の細い口元と

ゆるり、ゆるりと環状線を
ありきたりの道筋で
また感情線の掌
曖昧で、白く溶けて

ま ....
ふらり立ち寄ったデパートで
行くあてもないのにエレベーターに乗ってみた
中にはエレベーター・ガールがいて
きまり文句で言ってくる

「上へまいりますか?下へまいりますか?」
「特にきめていないのです」 ....
好きだと奏でたきみの声。
するりと動いたきみの手と、
ざわめく夏の新緑は
雨に紛れてぷつりと切れた。
途絶えたそれは、

それは、かなしいそらみみだった。
ある世紀の100年に起こることは

前の世紀の最後の10年に凝縮されているそうです。


ということは


ある10年に起こることは

その前の1年に凝縮されているのかもしれません ....
快晴だというのに
蒼すぎる湖畔だ

四ツ手網は静かに
心の水面に沈められ

ひきあげた時に
また振り仰ぐのだろう
妻とふたりで
人生ゲーム
眠れないふたりは
お酒も飲めないから
ルーレットを回して

ひとコマすすんだり
一回やすんだり
思い通りにいかない人生の仕組み

結婚したらピンクの車にの ....
知らなかったの

海がこんな色だなんて

こんな青と碧だなんて

いままでホントに知らなかった

だからあなたの言葉も
聞き逃してしまったの

もいちど言って?

すきって言って?

あたしをすきっ ....
もう
どこへも行きたくない
ただ
人間が怖いだけ


絞めては死にたいふり
ああ
嘲笑まだ聞こえる




学校に渋谷駅
どこへ
行った俺の天使

ああ
天国は近くない
また
俺から百歩逃げた ....
携帯電話は嫌い

鳴らない着信音
うるさいくらいの迷惑メール
仮面のようなディスプレイ
本心の見えない絵文字

携帯電話は嫌い
聞きたい人の声は
もう聞けないから

ひとりぼっち ....
四角に区切られた空間で僕は生きている

死角が殆んどの世界で生きざるを得ない

六畳 頼りなくファンヒーターは燃え続ける

猫の鳴き声ははるか遠く 春声を張り上げて啼いている

春にな ....
毒を飲まされたような
嗚咽{嗚咽=おえつ}が喉をさかのぼって来るような

気だるくて 体が重い
気持ち悪くて 動けない

そんな錯覚が現実となって襲い掛かってくる

まるで体中に楔を打 ....
意欲は どこから わいてくる
自信を持つと わいてくる
自信を貰うのは
他人様

お蔭様 お蔭様

ひにくなことに
自信を奪われるのも
他人様
おもしろいゲームがあってね

すごく楽しいんだ

だから 君がいなくても大丈夫さ



(君を待つのなんて へっちゃら)

(慣れてるさ)

(だから 寂しいなんて言わないさ) ....
神音さんのおすすめリスト(179)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_りありぃ。_」- PULL.自由詩5*06-8-29
今と昔、碧い空。- 狠志携帯写真+ ...406-8-19
青空ジャンプ。- 狠志携帯写真+ ...15+06-8-16
海路。- 狠志携帯写真+ ...506-8-14
人間不感症- 木賊ゾク自由詩8*06-8-2
ねぇ。- 狠志携帯写真+ ...506-8-1
追伸- 逢坂桜自由詩8*06-7-28
〜■メロンソーダ世界選手権■〜- よだかい ...自由詩906-7-25
ある、手に、- たもつ自由詩1906-7-22
殺意- 恋月 ぴ ...自由詩42+*06-7-20
空に立つ- 半知半能携帯写真+ ...1006-7-19
むらさきにほふ- 佐々宝砂自由詩14*06-7-15
気の利いた題名でもつけてやればちょっとはこの詩も浮かばれたか ...- 土田自由詩406-7-9
猫と花- 日朗歩野携帯写真+ ...1406-7-7
雨の背後に- iloha自由詩15*06-7-4
僕がいるから- 蒼穹自由詩2*06-6-19
生活構造ワルツ- 藤原有絵携帯写真+ ...6*06-6-16
_- .自由詩106-6-13
「エレベーター・ガール」- ベンジャ ...自由詩7*06-6-12
梅雨の空耳- むくげ自由詩206-6-8
次の刹那くらい- ブルース ...自由詩2+*06-6-8
四ツ手網- たりぽん ...携帯写真+ ...6*06-5-11
人生ゲーム- ZUZU自由詩406-5-7
海のせいなのよ?- 逢坂桜携帯写真+ ...11*06-5-5
「ロンリーヘブン」- 木賊ゾク携帯写真+ ...606-4-9
嫌い- 朱華携帯写真+ ...5*06-4-3
ネコ- 電脳ノコ ...自由詩106-3-20
毒気- もこもこ ...自由詩3*06-2-15
意欲- piyococco自由詩3*06-1-29
かけひき。- 空 春色自由詩4*06-1-24

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6