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同じ仕組みで造られたからだで
まったくちがう考え方を持って生きて
だけどたった一つのイヴから分かち合った
細胞を寄せ合って眠るのだ

今から、地球の裏側にまで
君を迎えに行くよ

だか ....
 へそ

るふりんくるりんえいぱっぱヒョイ
おへそが二つになっちゃったよ
おなかにへそ
あたまにつむじ
とりかえたら頭ハゲ
腹ギャランドゥ


 プリン

プリンが稲妻に撃たれ ....
凍りかけてる湖水のほとりで
ゆらゆらゆれてるあれは何?

あれは仔牛の頭蓋骨
あれは仔牛の頭蓋骨

ポッカリ開いた眼窩から
無常があふれ出てゐます

冬冬冬冬(トウトウトウトウ)
 ....
毎週末、私は長期入院してゐる祖母を見舞ふ。
今朝の祖母は、あまり調子が良くない様子で、口数も少なかった。
私は、いつものやうに、ポータブルトイレの処理をしたり、入れ歯を磨いたり。

一通り世話 ....

今宵もまた
お父さん
あなたは咳をしていますね

青い毛布をかけましょう
それはあなたの首元で
小さな海となるでしょう


お父さん
わたしは
あなた ....
さみしく囁く
そっと静かに
夜は
流れる
川面には


さよなら言葉
これから二度と
言わない
好きだとか
嫌いだとか

忘れてしまえ
昨日も今日も
明日も未来も
全 ....
  母は双子です
  私には母そっくりな
  伯母がいます

  二人揃うと
  朝はとても賑やか
  ぴーちく
  ぱーちく
  さえずってます
 {引用= 「洗濯どうする?」
 ....
私の渦よ
手のひらをゆく
雲にふれるな
落葉を裂くな
くるくるまわれ
息をきらして
ぎやまんの光
おまえにやるから



私の渦よ
死にそこねた蝶よ

 ....
 
 
君が花を手折る樣に優しい安易さで、彼を愛でると好いのです。
何であれ私は人を遺体にしたことが無いものだから、
到底その節の冗談も言えませんが君、
そういった情事もまた春色の ....
プラットホームの、長さは

その街に住む

愛の数で決まっている















たとえ

小 ....
沈む
沈んでいく
もがいても
あがいても
手をかかげ
上に向かい
わらを掴む
意識のそこ
葛藤の果て
沈殿
静寂
暗闇


津々と

夢をみた。
おばあさんはとて ....
電話じゃおやすみが言えなくて
次の話題を探してしまう
ああ、やたらと僕は喋りまくる
あのこの、このこと
あること、ないこと
ああ、僕は昔話を聞かせるために
君に電話したんじゃないだろう!
 ....
子供達の笑い声
今ではもう解らない
枯葉が地面に落ちてくる
空は暗くなってきた

昔 憧れた世界
そして 今までいた世界
ヤドカリが大きな殻を求めるように
そして小さな殻は 捨てられる ....
初めて聞いた詩は

緑の麻スカート
白い足
私を小脇に抱えた母の

「ほんとに愛してるんだけどねぇ」


今残ってるのは、縁側だけです
陽が傾いて人と犬とが門を出る
車道を渡り 松の防風林を抜けて
赤い不思議な岩の砂浜まで約3分
リードをはずすのももどかしく
湿った砂を蹴って飛び出すあなたの体は
与えられた狭い世界を受け入れ ....
かわさんの未詩・独白おすすめリスト(15)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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はは^2- アザラシ ...未詩・独白4*06-3-17
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