すべてのおすすめ
いつまでも忘れられない恋がある何年経っても年を取っても

叶わない想いだからすがりつく幸せなんかに用はないから

どうしたら伝わるかしらこの想い言葉にしても届かないのに

恋よりも愛よりも ....
青空と巨大な廃墟を胸に秘め光について話す放課後


手放した空がいつしか晴れ渡るようにあの日が頷いている


永遠が一瞬になるあの夏に黒板消しが落ちる瞬間


枯涸してしまったならば ....
{引用=ありがとう、でも「がんばって」だけじゃもう救いようのないとこに来ている}





「自殺用絹ごし豆腐」夢見てた、豆腐程度に殺される日を



明日死ぬつもりで払う ....
屑星で汚れた夜空に投下するスペースデブリ(わたしがみえる?)


「まってたよ」わたしの形をした猫に殺されて世界はなにもないまま


それあげる、ドーナツ型のクッションの血液の匂いしみつい ....
{引用=



さみしさを肯定できる朝だった、誰とも笑える人間だった。




どこまでも飛んでいけたら良いのにと 空にまたがりきみが呟く




隙間から風でも入る家 ....
白黒の無声映画がきりきりと巻き戻されて冬が始まる


泣き方が子供みたいだ やわらかい頬に吹きつけられるあわゆき


バイエルの何番だっけゆうぐれに似合うつたないものばかり降る


 ....
きみが目を閉じても風は草原を夜空を海を旅してまはる








涸れてゆく泉にきみの瑠璃色の絶唱とわに不滅の予感


雨の駅、雨のバス停、雨の庭。きみが ....
破裂する宇宙服からこぼれ出すはるかな草原駆けゆく少女


一片の光は遂に熟れ過ぎて落下してゆく宇宙の果実


むらさきの虚無が飛来す青空の上で吐血す宇宙飛行士


太陽のひかりときお ....
はらからの反対語ってなんだろう。実はずうっと考えています
日本語の何を愛好するんだろう。やっぱりずうっと考えています

我はシサム我はヤマトンチュ国の名は知らない彼女のカイビガンだよ
西はイリ ....
01.追伸。今朝はちょぴりっと寒いです。湯の温度は高めに。茶の葉より
02.うちゅうにさいたひまわりにのみこまれるでじゃぶああぁあさひがのぼる
03.(エフ ブン ノ イチ)ノ ゆらぎ ヲモツ人ヨ ....
彼岸華 ほっこりまるい 朱い華
       きっとその身に たましい抱いて
雷鳴にかきけされてく「さよなら」と微笑みながら消え逝く夏よ



画用紙の上でちぎれんばかり手をふるは向日葵それともきみか



欠けてゆく月も満ちてゆく月も紙一重に映す海鏡


 ....
蓮の花 庭で静かに 散りぬるを
      かくも美しき ものぞと 眺むる


死に人の 紅き血を吸い 染まりゆく
       桜の悲しみ 色にあらわる


純潔と 名づけられた 白 ....
かた恋の
独り善がりの慰めに
きみの好きなうた口ずさむ


思い出も記念日もなく
日は過ぎて
こころだけが同じ温度でいる


繋がれぬ
きみの掌に思い馳せ
ひとり秋染む
 ....
ヨークシャーテリアのくしゃみ。夏の風。塩素の匂い。嬌声。虹彩。



深い緑。蝶のような。蝶のような。流水。涼風。深い影。



内臓。ガラス瓶。牡丹。薔薇。迷走。精錬。製造番号。
 ....
ブルー問ふ京の都の古家ぬけ落ち込むぼくに空指しながら


麗しき姿であれどきみに問ふ如何なる意図や人魚の胸像


高速の指の運びに混ぜられてゆく鍵盤ももはや灰色


「色たちが心中し ....
花ことば常に前進ガーベラよ
         夏の花だとおまえの笑う



すれ違う風の香りの優しさは
         コンマ二秒心留まり



夕闇に街のネオン瞬いて
    ....
夕寝から覚めて仰ぐや宵の月

兎と見ゆる愛でていとしき


君と居た夏のあの日や砂粒と

はらり揺らいで零れて落 ....
夏の陽に ふと振り向いた我が恋は
        あまりに異質で けれど愛しい

この恋に 気づいたときは 手遅れで
        命かけても あきらめられない

なんとなく 落ち込む夜 ....
かたちとは目に映るもの色ありて

       固体と覚ゆ人の群れかな


地上では色無き物の存在は

       大気の流れ風と覚えし
色褪せたペディキュアの朱 もの憂げな視線で足を組み換えてみる


この浴衣ひとりで着たの?と囁かれ耳が火照るのに あぁ今日はダメ


その後の貴方の舌がつめたくて気持ちいいから抹茶 ....
水色をまとい眺める水平線南の国は晴れだよ兄さん



マスカラの黒に瞳が見え隠れそんなふうに怒るな妹



空き瓶をカチリといわせ運んだね僕にとっての紅姉さん



紫の水晶送 ....
昼、起きて ひとりぼっちの家の中
       クーラーないのに 涼しすぎるよ

ぼんやりと 宿題してる 真夜中に
       君は今頃 なにをしている?


夏休み はじめて見つ ....
紫陽花は雨ににじんで泣きぬれて色は落ちるかさらに鮮やか(色)



しゃきしゃきのサラダを作って待っているあの子の髪はストレートグリーン(サラダ)



プールサイドこげ茶の君の黄色い ....
風も木も滅びゆくときわれもまた等しく愛に抱かれて過ぎよ



降りしきる雨でおまえの声は途切 れ遠い異国である公衆電話


たった今、落ちた花びらだけ見えたった今見えなくなったただ風 ....
思い出の森をさまよう僕はもう少年時代の歌詞から遠い


おにぎりの形している山登る今はまだまだ海苔の真ん中


紫陽花に紋白蝶の眠る午後わたしが汚れているのが解る


花粉から誘われ ....
青き百合を水に葬る手のひらのかたちのように流れゆく指


横隔膜の失いたる平衡感覚で剣のうへももはや荒野


牛乳を一気飲みする冷たさにすべての蝶の真白く映えり


目を閉じて遠き木 ....
鬱だよねそう言われると鬱になる鶏卵どっちが先か

埠頭まで歩いていって見渡して今日の埋葬明日の瞑想

黒い空と重たい空気のエスプレッソ苦い気分は胸の底まで

ビー玉を舐めてみて思う冷たさを ....
メキシコでUFO発見されし日に生まれた子らが今日成人す

制服で歩くふたりにもう僕はなれない春に煙草をふかす

「やり残しリスト」を胸に掲げつつあと一年は生きんと思う

目覚めると言 ....
明け方は2%のおさとうと君の寝息でできている青


これから一緒に食べる朝食は今までで一番美味しい予感


夜明けにふと起きてまた眠る前に君が言ったおはようございます


この黎明だ ....
嶋中すずさんの短歌おすすめリスト(46)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
恋する気持ちⅡ_~forget_me_not~- 未有花短歌6*21-2-12
光について- 本木はじ ...短歌315-8-15
#今から死ぬけど止めてくれる人RT- ピッピ短歌11*13-3-29
ナタリー・イン・ブルー・リア- ピッピ短歌711-3-5
happiness- あぐり短歌8*10-6-2
スノーライン- ソマリ短歌2006-11-12
不和誘導- 本木はじ ...短歌32+05-11-26
宇宙葬前奏曲- 本木はじ ...短歌1505-10-13
はらから/御中ではなく、言葉そのものに- 小池房枝短歌14+*05-10-1
茶の味- 美里和香 ...短歌10+*05-9-26
ひがんばな- 逢坂桜短歌6*05-9-25
夏のフィラメント_- 望月 ゆ ...短歌15*05-9-25
- 三架月 ...短歌1*05-9-7
恋がるうた- 銀猫短歌7*05-9-5
暗室。眼帯。- ふるる短歌9*05-9-2
第三芸術- 本木はじ ...短歌1905-8-25
心パラソル- しらいし ...短歌16*05-8-23
夏残照- しらいし ...短歌13*05-8-18
かなわぬ恋に- 逢坂桜短歌9*05-8-17
感_覚- しらいし ...短歌8*05-8-14
夏の果- 落合朱美短歌11*05-8-13
血縁肖像- ふるる短歌10*05-8-9
ある年の夏休み- 逢坂桜短歌5*05-8-4
ながしそうめんリフレイン(こっそり詠題マラソン_色つきのもの ...- ふるる短歌6*05-8-4
G- 本木はじ ...短歌1205-6-26
雲の上のレタス- 本木はじ ...短歌1205-6-19
消灯時間/蝶のかたちに展がる雫- 本木はじ ...短歌1305-6-15
心模様- 紫音短歌1*05-6-5
ゆりかごから墓場まで- シアン短歌405-6-1
ブルー- ヤギ短歌4*05-4-29

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