すべてのおすすめ
  



  声をかけるというのが
  悪いことではないことを
  あなたはぼくに教えてくれた
  ぼくは人によく声をかけるのだ
  話し相手とすこしでも親しくなりたくて
  内心 ....
急募であります

性別年齢不問
若干名
明るい人求む

ここんとこ
土鍋が不平不満をたらたら
全然出番が無いジャンって
家に遊びに来てくれる友達
いないのかよって

そうなんだ ....
きみのそばに
ボクが
いるよ

きみのそばに
いつも
いるよ

例えば
一輪のコスモス
本の中のしおり
紅茶のレモン
転がったびい玉
ぽっかり浮かんだ雲
葉を揺らす風
そ ....
ずっと 遠く輝いてる 星は
もう ずうっと前に 輝いて

今 私がみてるものは 過去
光 とどいているのは 願い

いつまでも まにあわなくて
いつまでも まっていられる

ずっと  ....
わたしがいたら
あなたは
うれしいのかな

よくわからない

わたしはあなたがいると
さみしいの
あの人は頭にツノがありました
ある日
頭にツノがあって大変ですね
と言うと
あなたはツノがなくて大変ですね
そう答えました
あれを初恋と呼んでいいものか
今でも戸惑います
ただ、あ ....
水曜日の、朝
雨の、海
ここは、底。


数え切れない水曜日が
既に溢れはじめてしまって
数え切れない雨として
朝を打ち消している
あらゆる残り香が
あ、香りではなくな ....
14歳の冬
生理が1ヶ月近く
止まらなかったことがあった
わたしは学校で倒れ
保健室に運ばれた
どうしたのと先生に
やさしく聞かれても
上手く話せない
自分でもわからない
母親に病院 ....
 


 結局僕らは、手を繋ぐことも恐れていたから、きっと、人間なんて外枠は、どうでもよかったんだね。感覚で繋がる、思いは繋がっている。「繋がる」なんて言葉の嘘を、僕らはとうに見破っていた。不器 ....
笑顔の底

瞳の夢

想う都


あの子が摘んだ紅葉

彼女の子供が摘んだ紅葉

どこまでも続く

想う都


そう想えばの夕暮れに

風は鈴の 音の 色を

 ....
あれから
どれくらいの時が過ぎたのかなんて
思い出せないけれど
わたしは夜の11時頃
仕事帰りにひとりで
国道4号線沿いの
びっくりドンキーで
ハンバーグディッシュを食べていて
つい
 ....
こうやって、ね
もちあげたら
そうしたら、ね
おっこちてきたんだよ
ぽた、ぽた、
って
おっこちてきたんだよ


ぼくが
うちゅう、みたいな
まっくらで
つめたいところ、
り ....
いなくなった こどもは
てんごくにいると いいですね

いなくなった こどもは
わらっていると いいですね

いなくなった こどもは
かぜになれたら いいですね

いなくなった こど ....
「もう一年早ければ、受験できたんですがねぇ。」
そういった試験管はかなり嬉しそうに笑った。
新卒の22歳より、
数年分賢くなったわたしはいらないのだそうだ。

バス停であなたを待つ間、
 ....
形のない
おくりものを探しに
秋の夜長
旅に出よう

月光がかった
道なき道を
わざとつまずいて
わざと笑って
わざと愛して
わざと別れた

それだけのこと
  
  
  
  
たっぷりと透明な水に浮かべられた 果物

ひざの上に ふわふわくるりとまるまった ネコ

とても安らかな飲み物の入った カップ

溶け込むように眠ることのできる お布団

何もしなくて ....
新しい雨合羽を買うという

同じ色で良いだろうという父に
母はピンクがいいと言った

野良着は 弟のお古でも いい母であった
農作業の汚れは しつこい
捨ててもいいような服を 着ては ....
「夕暮れ時には帰る、」

ただ母には伝えて。
僕は。
サカナになってみたいけど
なれません

トリも むりです

ネコには なるひつよう
ないかもしれません

イヌになるのは
かなり いや

サルには
ときどき なってます
さよなら

くものうえへ
さよなら

じめんのしたへ
さよなら

しろいふくで
さよなら

どこかへ
さよなら

ほんとに
さよなら
とても淋しい人と会って
とても淋しい話をした
とても淋しい店でした食事は
そこそこに美味しかった
それからとても淋しい歌を歌って
とても淋しいさよならをした
目の高さで手を振ると
そ ....
どうしても空を飛びたいらしいので
象が踏んでも割れない筆箱をあげると
「二郎さーん!」と言って地面に投げつけた

私は冷や汗をかきながら
「確かに弟ができたら二郎と名付けるつもりでした」
 ....
船の停泊しない
図書室には
匂いがない

ブラインドの隙間から
斜陽
カウンターに落ちた
向こうで
司書が背中の羽を
二度動かす

白い付箋のはられた
いくつかの椅子は ....
かさむ 夜のしおり
長く 読み続けた 香りに

ぽとり と落ちた
蜃気楼

恵みの火
溶けない爪のくず

明日というものが
あるらしい

たたむ手を
寄り添わせないよ ....
木の葉を一枚 硝子の器に浮かべてみました

空 をみつけました

心は 揺れておりました
虹を見つけるコツは
こまめに空を見上げること
雨のたび
忘れず雨上がりに期待すること


四つ葉のクローバーを見つけるコツは
誰かのために探すこと
本当は自分で見つけないと意味がないん ....
メール ではなくて

手紙 を書きたいと

思いますが

今は そんなもの 

受け取ってくれる人は

いません

へたくそな字で たどたどしく

手紙を書いていたのは
 ....
画用紙に書いた思い出を
消しゴムで消してゆく
書き込む時と
同じくらいにていねいに

そしてうすくけばだった
画用紙を抱えたままで
真っ白になりました、と

少しだけ泣いた
  
 ....
父さんの革靴に
小さな足 入れて
かかと 引きずりながら
なんだか 笑いながら
庭を歩いていた 私

大きくなることに憧れて
本格的な靴に憧れて
小さな足
かぱかぱの空間

なん ....
ひびきさんの自由詩おすすめリスト(143)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぼくは電話で話したかった- 天野茂典自由詩8*04-11-21
募集広告- さち自由詩9*04-11-20
きみのそばにいるよ- 春日野佐 ...自由詩304-11-20
花の星- 砂木自由詩14*04-11-18
ひとりよりもふたりがいいなんてうそ- チアーヌ自由詩1104-11-18
童話(初恋)- たもつ自由詩42*04-11-17
水曜日の底- A道化自由詩1104-11-16
子宮の大きさ- チアーヌ自由詩5104-11-15
コバルトブルー99%- ピッピ自由詩1804-11-14
想う都- 純太自由詩404-11-13
悲しくなかったから- チアーヌ自由詩1904-11-13
ぽたぽた- 望月 ゆ ...自由詩10*04-11-13
こども- こむ自由詩5*04-11-13
クシャクシャの一万円- 月山一天自由詩504-11-11
月光がかった- ツクヨミ自由詩804-11-9
わざと- umineko自由詩604-11-9
必要- こむ自由詩3*04-11-7
いつのひも_いつも- 砂木自由詩16*04-11-2
唯一つ- 半知半能自由詩304-10-27
どうぶつ- こむ自由詩5*04-10-27
君に- こむ自由詩3*04-10-27
淋しい人- たもつ自由詩4004-10-26
飛行訓練- 木葉 揺自由詩24*04-10-23
図書室- たもつ自由詩3704-10-21
消して- 砂木自由詩13*04-10-18
それぞれの_秋- ひより自由詩16*04-10-15
トントンミー/私をノックして____- 小池房枝自由詩22*04-10-14
手紙- こむ自由詩3*04-10-10
もう一度- umineko自由詩1204-10-8
- さち自由詩14*04-10-7

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