夢の
蝶が飛ぶ
ひらひらと風に揺られて
悲しいことを
忘れる鱗粉を撒く

夢の蝶が飛ぶ
ふわりひわりと
懐かしいあのひとの
笑顔を思い出す
ひかりの中で
わたしたちは
踊ってる ....
長電話暇人ふたり秋うらら

秋暑しショートカットの擦れ違ふ

花の色うすむらさきよ枸杞の実の

秋涼や居心地のよき風の中
責任取ってくれる~?
と聞かれてあまり意味が分からなく

あ、これはプロポーズだったのだと
しかし性交渉があったわけでもない

僕はとんちんかんな答えをした
己の人生の責任を取るのは己だ ....
Aさんは
ぼくよりいくつか歳上の事務員さん。

あれもこれも
うまくできないこのポンコツを、
見放さないでいてくれる。

「こうした方がいいですよ」と、
さりげなくアドバイスをくれる。 ....
山菜採りに出かけた人が
自称詩人に襲われるという事件が
多発している
自称詩人に襲われた人は
みんな両手両足を縛られた状態で
一昼夜自作の自称詩を
耳元で聴かせ続けられるため
精神がおか ....
ことばのひかりのおびにつつまれ
どこにいくのかいくえしらずのままに
ひびきたえずたえぬままあたたかなぬくもり

握り返して来る最後に吐いた 、あなたの息
時計の針を巻き戻して
やるべきことを
やり直してみる

いないはずのきみが
隣でコルトレーンを聴きながら
うつらうつらしている

頬にそっと手を寄せ
温もりを確かめる

どうして ....
このさい
僕は全てが下でいいよ

若い頃は天才だった
なんとも哀れな

今はただ哀れなだけだ

それはいくつも原因がありすぎて
どれというのはもう分からん

若い頃は天才だった
 ....
自由自在な君の正体は?

透明で

カタチがなく

地球を駆け巡る

ボクらの体の中も駆け巡る

上から下へ回しても



左から右へ回しても



右から ....
誓いの言葉はあてにならない
フィクサーのプリザーブドフラワー
生花じゃなかった
セピア色してデジャヴを誘う

腐れた人脈派閥パリピ全て
嘘と金と権力の渦全て
加工された花は握りつぶして
 ....
エディプスコンプレックス


裏がみえみえの価値観
溝を深めるだけの人生訓
とてもじゃないが軽すぎる
非言語化の着想からの思いつき

闘病生活の長かった実父と
長く語り合った記憶が
 ....
飲み会帰りの赤ら顔と、自分と同じ濁った眼の青い顔が交じった陰鬱な籠。

朝より密度が低いのが、唯一の救い。
今朝はエレベーターで、どんよりした眼の男に睨まれたおかげで、最悪な気分で始まった。
 ....
結局、何も変わってないって事を
認識する為に日々を生きてる。
明確に言えば、全ては恐ろしい程の変化を見せている。
唯、自分が変わった何て言ってみた所で、僕のした事と言えばーー
それを選択し、あ ....
すべて色褪せ消えて
至高の想いだけ
思考し続け渦巻いて
この今にとぐろ巻き
恐れることなかれ
揺るぐことなかれ
すべて破壊され
また生まれ始まりいく

と 、

今に至り中程を
 ....
空を切り裂き合金の翼が翔ぶ
腹に爆弾詰め込んで
こんなにきれいな空を穢して
ケツァコトゥルも怒るだろう
死を告げるものよ
おまえは純白の想いを忘れたのか
ただ大空を羽ばたきたいという純粋な ....
中途半端な感情が
肝心なものを置き去りにして
通り過ぎて行く

ほんの数年の間だけ訪れる
黄金の日々に
大抵の人は気付かない

あの頃は
と懐かしがっても
もうきらびやかな皮膚も髪 ....
たった2文字の言葉

その意味は惨すぎる
せいかつの折り目は星を繋いで
迷子になれなかった
花々のかおりを籠もらせたそらの
雲のうすくなった背をなぞり
つめたい道路にすりおろされた
あかきいろを見つめてみる


 ....
ホモれびに
ホモって
まさにホモ

だからレズに
レズりました

だってさ
20代前半だもん

だって
僕は女だからボクシング

すなわちね
かめかめかもれもん
あーサイ ....
ひとつ 抒のこと
抒ではだれもおらぬやねの下で、かべがよっつあって
とびらがなく、まどがなく、脂でもできていてもよいし
かしでもよいし、枯れたいわでもよいし、だれもおらぬこと

 ....
○「河童橋」
今年も
河童橋に立つことが
できた
雄大な穂高岳連峰と
その麓から流れてくる
きらきらした清流梓川に
接していると
老いた心に青春の血がめぐるような気がする
今年もまた ....
詩を書くときは本気を出していない

だから詩が書けないのかもしれないけど、そもそも詩を書くにあたってどのような態度でいるのか考えたことがないというか詩が書けたことが記憶にないし詩が無くても生きてい ....
高い天井
大きな窓
シャンデリアが吊られた豪華な部屋

夢の中の浮遊感にたゆたい
私は目を細める

右には
ダークスーツを着た男性が
チラチラとこちらをみて
ときおり静かに ....
カーテンの隙間から
差し込むのは月明かり?
いいえ、飲屋街のネオンです。

だから、聞こえるのは称賛ではなく
酔っぱらいの叫び声

別にいつもと変わらない
ただただ虚しさが募って
灰 ....
帰宅途中の
夕焼け大焼け
歩み進む人たる私に
余りに余りにも物凄過ぎて
深紅に染まり呑み込まれ
なのに未だ森の木々たち
黙々泰然自若大地に根付き 

 、

けれども帰宅し
瞑目 ....
そっと踏みいる、それへの入り口。プールサイドの縁に紺いろの靴下を濡らす。夏の制服姿の少女が夏の制服姿のまま水色のプールの中へと入ってゆく。やがて肩の上から頭のてっぺんまでをも水色の水鏡へとゆっくりと沈 .... 「どうでもいいよ」
終われば
始まる
何かが
こころで
立ち尽くしている
なぜ

こころがここにあるから
何も恐れることはない 思えば
こころは自由
こころは無限
こころは私
 ....
スクランブル交差点で
靴がかたっぽ脱げたから
たぶん明日は雨だろう

街は歩く速度で遠ざかってゆく
小路の影は濃いままに

分かっている
あなたが視ているのも
想っているのも
私じ ....
身にまとう肉を削ぐのは過去の骨そのしがらみを汚れと呼ぶのか 「ワークポエムバランスを捨てないと本質に近づけない」との発言でドタバタの最中にとりあえず言っとけの的はずれな労組サイトの匿名コメントもあったけれども、本田圭佑がまた美味しいところを言う「必死に働くのは ....
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