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のんびり呑気な春の午後、
わたしは歯軋りしながら布団のなか
つかの間の均衡に憩っていた

虚しい色の風見鶏
誰かそれを呼んだのか

昨夜は本当に惨かった
疼痛宿痾の眼底痛
狂う、も自 ....
逃れ去っていく
逃れ去っていく記憶の
その核心を掴もうと
広がる鉛の海を泳ぐ、泳ぎ続ける
 
 失われた薔薇の花と団欒
 終わった関係と更地
 虚脱の時を刻む秒針

静まっていく
 ....
宇宙に咲く花のように
秘かに青白い、
紫陽花の花房濡れる頃
神の手が伸びて来る

雨降る季節を進めるために

無限を響かせ、無限が響き
鮮やかな紫陽花の、微かな揺れに
一つの憧憬、ど ....
遠去かっていく
生きて在ることの不安が恐怖が
宇宙の気流に洗い流され
つかの間
姿を消す
わたしの背中のなかへ
わたしの脳髄のなかへ
わたしの心臓のなかへ  

そうしてわたしは再び ....
夏は静かな川遊び
彼岸に逝く人
此岸に来る人

川の流れは絶えずして
海の潮を落としては

彼岸から此岸まで
底から河童もやって来る
わたしはなぜここにいるのか

青天の霹靂、揺れ動く大地

奇跡のように時は流れ

沸き起こる歓びに包まれて

わたしはなぜここにいるのか

内省を突き破る、情念の牙
空、気持ちよく晴れ上がり
熱、程よく対流し
風、絶え間なく吹き抜けて

この黄金色の一日を
初めて出逢う照り返しを
(浮き上がるような光景を)
胸高鳴り高揚し
奇跡の取得に傾いて

 ....
桜の開花の翌日に
冷たい雨が雪に変わり
雪の東京、白い息
コンビニの軒先で
二人並んでホットコーヒー

神さまの耳くそみたいだねと
空を見上げて君は言った
一歩一歩踏みしめ
登っていく階段の無限
日は照りつけ身体は重く
おまけに心は白昼夢の最中

繰り返される映像がまとわりつく
繰り返される音像が離れない
刻まれる変則的なビート
鳴り響く ....
緩やかに
風が流れる
弥生の宵、
懐かしい匂い
鼻腔を巡り
大気圏から降って来る
息吹く命の源を
ゆっくり静かに呼吸する

 あゝ魂はうっとりと
 息吹く命の香に包まれ
 何処ま ....
学ぶため、引き渡すため
風に吹かれて何処までも行く
一人になり二人になり三人になり
そして独りになり
泥水を浴び光を浴び
異邦の土地
遠い地平を目指し
進み行く

生まれ落ちた瞬間か ....
光と共に
踊る子どもたち
雨のなか
霧のなか
晴れ間を見つけ
あなたがそばに駆けて来るまで

希望の欠片を見つけたよ
絶望の欠片を見つけたよ
ほら、ね
なんとも脆く儚い
永遠は
 ....
死にそうは希望、
希望は死にそう
孤独は連帯、
連帯は孤独

開ける風景の思わぬ広さに
僕ら驚き手を握る
巨きな未来が間近に迫って
僕らしっかり抱きしめ合う

)絶望しかない、なん ....
あめいろの
時が過ぎ行く
この夕べ
わたしの気遣いは宙に溶け
一閃する光の海
瑪瑙の渦は天を駆け
静かさだけが降って来る

気の遠くなるよなこの時に

静かさだけが降って来る

 ....
どよめく夜に
意識持つ
春風ちりちり 
肌を刺す 
ざわめく、さざめく
わたしのこころ
今夜はこんなに孤独に耽り
己の在ることを感じている

(遠い遥かな思い出は
廻る銀河の旋回音 ....
心の底の廃墟を抱え
ひかりのどけき春日を行く
風はやわらか気は緩み
若芽はピンクに色づいて
永遠に続く平穏が
戦車の木霊を消すかのよう

春が来た、春が来た
恐怖の心の廃墟には
戦車 ....
奇妙な輪郭が重なる
年老いた額の皺
若々しい筋肉の隆起
胸元まで伸びて
青年と老人のアンドロギュノス
世界を観察し叫びを上げる 
世界を観察し叫びを上げる
銀色のアルペジオ
打ち下ろさ ....
今日は涼やかな春風が吹き
街はもうすぐ黄昏です
西陽が君の横顔を照らし
はにかむ瞬間を捕らえます
それは本当に美しい
この街角の光景です

(あゝ後何百年
待てばこの瞬間に出会えたのか ....
夢見と現実が交差する
初春の昼下がり
独りの透明なたましいが
時の静謐にいだかれ覚醒する
輝く光の帯に乗り
生まれ来た
あの至聖の場所に至ろうと
麗らかな春の陽射しに眼を見開く

( ....
悪魔とお茶を
ある晴れた昼下がり
あなたと出会ったその日に
悪魔とお茶を

わたしは歩き続けていた
まだ暗い山中を
朝の鐘の音が鳴り響き
皆が仕事場へ出掛けた後
ひとりその場に崩れ落 ....
青い空が水晶の塊のように浮かんでいる
難破した砕氷船が沈んで
空のクレヴァスに紡がれる物語
大きな心の屈曲を抱え
帰港すべき場所を探す
青い空を突き抜け
漆黒の宇宙を見出すとき
輝く無数 ....
闇が広がる
殺された光だ
茫漠と冷え切り
意識を占拠する

出て行っては戻って来る
戻って来ては出て行く
真夜中の悪夢
繰り返し繰り返し
穴が開いた虚空
逃走する防空壕
猛スピー ....
この優しい
光の午後
すべては許され
ひのひかりに弾けて
緩やかな斜面を
ゆっくり転がっていく 

孤独を受け容れ
決して消えない罪を受け止め
独りの魂が
身軽になり
柔かな陽射 ....
霊性の滴り、夢の場所
貴女は遠く遥かに居て
輝く星辰を仰いでいる
爆発し続ける星辰を
渦巻く宇宙の生動を

  *

ミサイルが飛び交う大地に
今、幼子の血は流れ
幾百もの積み重な ....
薄日の街道を歩いて行く
太陽は見えない
ずっとずっと歩いて行く
薄日の白んだ街道を

堆積した時がまた一時解き放たれる
鳴り響くサイレンのなかで
哀しく蒼白に
踊る子どもたちは
ガラ ....
ひとり見つめる青空を
透かし通した大宇宙を
あゝとてもクリアだ
わたしはひとりだ

ゆっくり春めく街を行く
どこもかしこも光の散弾
弾ける人々の笑いは満ちて
いのちが優しく芽吹いている ....
夕べの夢に旅立つとき
私たちが寝床に置き忘れたもの
微かな哀しみと柔かな吐息と

それから

それは長い道のりでした
今振りかえりみれば
沢山の思い遣りと共感と

それから

 ....
隣国に
敵陣営側を置くことの
不安恐怖
プーチンは歴史をトレースするだけの
臆病な俗物だ

恐怖には対話ではなく力を!
俺様に刃向かう奴は皆殺し!

彼の精神常備薬は異常な数だ
そ ....
生活の
営みに密着した
祈りは
もう無いんだよ
神は私たちの普段から
とっくに
姿を消したから
そうして個人は
自由になったから

あゝ晩鐘
根付いた信仰の
その生活
朝陽と ....
子どもたちが目覚める朝、
怪しい鉱物質の煌めき
管楽器が荒れ狂い
セリアガル不安に
一つの強迫観念が
冷ややかな絶望を
木霊させる

ボクはココニいない
ボクはココニ属さない
ボク ....
マークアーモンドさんのひだかたけしさんおすすめリスト(113)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
風見鶏の歌- ひだかた ...自由詩4*22-5-23
その時その瞬間- ひだかた ...自由詩6*22-5-23
無限の響き/梅雨入り前に- ひだかた ...自由詩4*22-5-22
あの青く遠い浜辺まで- ひだかた ...自由詩6*22-5-19
夏休み- ひだかた ...自由詩5*22-5-16
情念の牙- ひだかた ...自由詩5*22-5-15
この黄金色の一日を- ひだかた ...自由詩7*22-4-30
神さまの耳くそ- ひだかた ...自由詩3*22-3-22
無限階段- ひだかた ...自由詩522-3-21
緩やかに、春- ひだかた ...自由詩622-3-21
- ひだかた ...自由詩622-3-19
Fog- ひだかた ...自由詩722-3-18
Horizon- ひだかた ...自由詩722-3-16
この夕べ(改訂)- ひだかた ...自由詩922-3-14
どよめく夜に- ひだかた ...自由詩822-3-13
春の街(ホームシック・エイリアン・続き)- ひだかた ...自由詩822-3-13
ホームシック・エイリアン- ひだかた ...自由詩822-3-11
春化粧(改訂)- ひだかた ...自由詩1122-3-11
初春の予感- ひだかた ...自由詩522-3-10
悪魔とお茶を- ひだかた ...自由詩622-3-7
水晶の空- ひだかた ...自由詩822-3-6
戦場の街- ひだかた ...自由詩722-3-5
白昼夢- ひだかた ...自由詩722-3-1
詩は生きる- ひだかた ...自由詩522-2-28
ロシア- ひだかた ...自由詩1022-2-28
ひとり- ひだかた ...自由詩722-2-27
それから- ひだかた ...自由詩722-2-26
プーチンの憂鬱- ひだかた ...自由詩522-2-25
晩鐘~祈るように、ただ祈るように- ひだかた ...自由詩522-2-23
KID_A.2- ひだかた ...自由詩522-2-22

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