等間隔に立ち並ぶビルディング 一斉に変わるシグナル
巨大なターミナルから3.6秒のテレポーテーション

緑の溢れるプロムナード 清潔な空気の濾過装置
AIシステム搭載された最新型のメガロポリス ....
凍りながらかけてゆく
つま先の音が
まぶたの裏でひかっている
薄むらさきの血液が花を
さかせていた
降ってはかえる雪の
野は
斑にはるをくちずさみ
ついになった色から透けてゆく
した ....
僕から遠くへ

何処でもない遠くへ

肉体から離れれば離れるほどに

あれほど泣いていた理由が分からなくなったよ

涙が枯れることはないだろうと

あんなに思っていたのに

い ....
初めての恋をしているひとの声

ものすごく笑顔なわたしになっている

ゆうがたの猫にささげるかつおぶし
夜に
仔猫が出没しなくなって
2週間?
虫の声が聴こえはじめて
1ヶ月?
新しい時代になって
6ヶ月?
私うまれて
何十年?

秋は、紅葉
秋は、満月
秋は、いろんな欲 ....
少しずつ暑さは何処かに消えて
秋めく気候が顔を出す

薄い季節から
濃い紅葉の季節に
移り変わっていく

秋の空が広がって
気温が徐々に下がって
山々が賑やかになる

秋めいてい ....
わかれた

たぶん、わたしたち

わかれた

さようならも

わかれようとも

言わないで

わかれた

社交辞令で

また会おうねと

言い合って

 ....
ミルクティの歌声がする

それはわたしを包み込む歌声
ただ涙を零させる歌声

ミルクティの歌声がする

それは貴方の姿を想像させる歌声
ただわたしの心を揺さぶる歌声


言葉に安 ....
ロベリアのブランケット。
花びらは葉につつまれてねむる。

ベランダの日ざしのなかに置いたら、
みつばちのためのコンポート。
本を開いて、
本を閉じる。

むかいの席の奥さんと、ふと目があったなら、

あのひとは、わたしが辞めた会社にあとから入ってきたひとの、
知り合いの親戚の家族の友だちなんだわ、

きっと ....
ノースポーリア、ノースポール。
ノースポーラがノースポーリンと、
ピクニックに行ったとき、
ノースパウロは丘のうえで焚き火をしていたよ。
(こども を
 産みます
 か ?
 産みましょう
 いいえ、 いいえ……)

枝葉の陰ひそか、

 戦っていたことをおもいだしてしまうから
 平易なことばに紐解いてください ....
 おぼろな夢のような世界の中に、花たちが咲いている。それは花園なのでしょうか。コスモスとか、グラジオラスとか、季節も異なる花たちが、いっしんに一度に咲き誇っている。その中に私はいて、──いいえ、私では .... 幻の夜、
ヤドガリも寝静まった砂浜に
楽園の島のヤシの実が流れ着く。


その島では、あした、
一番早起きの牝牛が
真綿のように軽やかな雲の幻を
牧場の木陰に見る眼には
敬虔 ....
さりげなさの青に染められて、
 ひばりは空をゆく

かたわらを通りすぎてゆく風……
 ひばりが想うとき、

なだらかな雲が追いかけては、
 追う──



赤い月。夜の雲間を照ら ....
センスで、感覚する。
 あたしのラジオ波のソナー。
リッチ、リッチ。

 タツノオトシゴの、
  落とし前。
「おまえ、あたしを食べたかったんだろ?」

海の、
 開き。
  十分 ....
今日は退屈。
退屈だから、タブレットでポエム書くの。

かく言うわたしもさ……
ああ、いいや。それは。

空はまだら模様の晴れ、
さっきまでは雨も降っていたみたい。

未来を売り払っ ....
 わ、たし、のここ、ろにそっ、とふれるあ、なたの手はま、るでおおきな木、のこずえにやさし、くかたりかけるそよ、かぜのようでありそし、てあたたかくやがてすべ、てをつつみこむようになに、ごとかをささやきは ....  おじいさんのシャツは、淡い色のワインレッド。青空の下で、しかめっ面。もしかしたら、そのシャツが似合わないと言われたのかも。気に入って買ったのに、嬉しくて持ち帰ったのに、「似合わないよ」って、言われた .... 今日の月は電気みたいにピカピカ
お月様ははね 宇宙なんだ

君が言うから見上げてみる

眩しいなあ
今日の月
光が丸におさまりきれないよ

そうかぁ
ピンホールカメラなんだ
 ....
美しいと感じる心が砕け始めたとき
月は輝いていた

どこか遠くから
かなり遠くから
何者かの雄叫びが轟いた

身構え
四つん這いになって
後ずさりをしてみたけれど
目の当たりにする ....
悪魔の囁きをきく事がある

言うよりか
私の正体そのものが実は悪魔で
普段は人間の囁きに耳を傾けながら
生活していると言うべきなのかも
しれない

当然
私の中では
たえず悪魔と ....
開けた勝手口へ涼風が届いた。
胡瓜と茄子のお礼にと、今朝早く。
悲しいこと苦しいこと淋しいこと
生きていれば、たくさん嫌なことあるけれど

道端に咲く花の香りがしたら
わたしは立ち止まってしまうくらい
うれしくなるよ

お互いをいたわりあう ....
何年後の静寂を思えばいいだけの話
誰の灯火も消えた星空が迎えてくれる夢
ぱちんと消えて目が痛い
十一時に吐いたため息は
次の日も次の日も次の日もおもって
消えることがない

きみの話を聞 ....
三日前から、とある乙女の目のまえで

ユニコーンの角を
風が撫でていたのでしょうか。

その風がわたしに届いてくれたころ

吹きさらされた
こころの扉を叩く音が聴こえます。


 ....
休日の公園で
フリーマーケットやってた

出店者達は思い思いのガラクタ並べて
言葉巧みに付加価値を強調していた

自然に囲まれた場所
物見胡散に人が集まってた

好きで詩を書いてます ....
‪‪離れの二階上がって左側の8畳に大人6人子供4人集まってなんとなくの輪になってカーテン閉め切って明かり消して息潜めてスイッチ押して。ぶっつかり合いながら高速回転する球体2つ。キラキラしてる。きらきら .... 雄と雌の蝶々が交尾しながら
日向臭い宙を飛び回っていた

周囲はいちめんの花
公園のベンチ椅子は壊れかかっていた

私もいつか死ぬに違いないが
今は死にたくない

壊れかかったベンチ ....
アコーディオン的肋骨に眼も反らせん瓦解
孤高の乾布摩擦
露骨に股間パシャ
否メイン
天華
アキバの懐
しらん掟
@ @
ミンチ機チックにアップリフティングな友愛のはしたなき中指から ....
丘白月さんのおすすめリスト(140)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
科学四季- 1486 106自由詩320-3-10
pinhole__fish- むぎのよ ...自由詩9*20-2-16
死人の詩- 卯月とわ ...自由詩120-1-18
ゆうがた- 水宮うみ川柳2*19-10-13
窓からながめる満月の夜- 秋葉竹自由詩1119-10-6
秋めく- 夏川ゆう自由詩219-9-21
わかれのあと- あるみ自由詩4*19-9-14
ミルクティ- 卯月とわ ...自由詩219-9-13
impression- la_feminite_ ...自由詩2*19-9-11
本を開いて本を閉じる- la_feminite_ ...自由詩3*19-9-11
ノースポーリア、ノースポール。- la_feminite_ ...自由詩4*19-9-11
雨待つ木霊- 来世の自由詩219-9-10
晦い花園- la_feminite_ ...自由詩3*19-9-10
幻想楽園島- 秋葉竹自由詩619-9-10
etude- la_feminite_ ...自由詩2*19-9-8
彼女は、砂浜で。- la_feminite_ ...自由詩7*19-9-7
あなたの見ない……- la_feminite_ ...自由詩2*19-9-5
ファンクション- la_feminite_ ...自由詩3*19-9-4
_「空とシャツ」または「青とワインレッド」- la_feminite_ ...自由詩3*19-9-3
満月- 鵜飼千代 ...自由詩16*19-8-31
明日はきっと- 坂本瞳子自由詩1*19-8-30
悪魔の囁き- こたきひ ...自由詩419-8-25
お礼- クーヘン自由詩4*19-8-20
やさしい日々を- Kaori Ueda自由詩219-8-20
にんげんのて- 日々野い ...自由詩219-8-20
ユニコーン- 立見春香自由詩519-8-19
胃袋と子宮- こたきひ ...自由詩1+19-8-18
猛暑日8畳/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩3*19-8-18
蝶々が宇宙を- こたきひ ...自由詩419-8-17
アキバカゲロウ- 末下りょ ...自由詩2*19-8-17

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