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「つまらない。」

と思えるほど
慣れたものだ

あとは
今度の花見にかけてみよう

「あのね、金がなくて
 ほんとに 髪を切りに行けないのよ。」

新鮮なものは
とれたての鯖 ....
きみと二人腕組み
帰りに祭りの町へ出て
当たり前のように落ちていた金を拾い
500と100と10円を分け合って
屋台で買い物でもしよう
桜の花祭りの角を曲がれば
私の田舎の田んぼ道で
住 ....
勘違いとは

気づいたときに
素直に自分を恥じれるかどうかで
相手のせいにして
怒ってしまったら
負けなんですよ


東北も
梅が咲きだすころで
もう
その前の
微妙な季節に ....
めそめそ

めそめそ

こころの中、めそめそしてる

わたしは ばかだったんだなぁ

ほんとうには めそめそできないし、

めそめそして どうなるわけじゃないから

しないけど ....
ひとつづつ
束縛が剥がれていく
この先の
小さな束縛は
自分から求めて
だらけることなく
もう膨らみかけた梅の花のそばを
新しい靴で歩いてゆく
常に人の中にいると
見失うから
文字 ....
信号の青を見つめて
子供の頃に
なぜか
あれがすきだった
透きとおる青い光
あおいというより
みどりいろ
ゼリーの色
きっとおいしい色
夜の走る車から見た
夏の
ラジオのプロ野球 ....
誰もいなかった
一円玉を拾った

一円玉の面影もなく
落とすと
軽金属の音がする
汚れた傷だらけの平たい円
きれいにしてあげよう

日本の地面には
一円玉がたくさん落ちたままなのだ ....
カレーライスでも作ろうか
というときは
割りと健康なのかもしれない
どこかで消費した体力を
補いたいのかもしれない

かもしれない

断言できない
責任とれない
爆発できない
胸 ....
賢い選択は
洗濯機での洗濯
どうせバカなので
賢い人のマネでもしようと
辺りを見回すけれど
手本にしたい人がいないので
バカで通していこうと思います

こんにちはと
挨拶したのに
 ....
警察署や

病院の廊下でかぐ

カレーやどんぶりものなどの

店屋もんの匂いって

なんであんなにいい匂いなんだろう

毎回

おんなじ匂いだから

それを食しているであろ ....
蛍光灯だけ
けー こー とー
と光る居間
となりに鬼が座ってる
言葉のハリセン
身動きひとつも気に入らない
消しゴムのかすだらけ
眉間のたて皴が気になって
わたしは理屈の話しが理解でき ....
主任になったのに
○○君と呼ばれたままの
君が
○○君のまま
ふてくされてる
ように見えたから
かわいそうに思えて
○○主任と呼んだら
悦んだ
ように見えた
やっぱりうれしいんだね ....
夏が終わる頃を想い出していた
激しい太陽に
手を伸ばすだけ伸ばし
何もかも疲れきって
もう終わりだと
呟く
9月ごろの

冬は
雨の温度で終わりを知る
目に浮ぶのは
人知れず生き ....
触れ合わないまま
通り過ぎていく日々は
多忙と疲労で言い訳できて
お互い
誰に言い訳してるって
自分

一度
寝ちまえばいいのさ

暗闇でなだれ込め
手籠めにしろ

悪魔の囁 ....
二人寝は 嫌い。



セックスは、 

したい人と 

したいときに するもの。



だから、

私が言いたいのは、

したくない人とは 

したくない。

 ....
ぶどう糖の固まりが

雪だったら

すくいあげて

口いっぱい

頬ばりますとも

そうじゃないから

私の足は

帰り道を

ひたすら急ぐんです
こなゆきの歌が
雪のない街に流れるので
雪に埋もれてしまいたい気になる

いなくなりたいよ
雪に埋もれて

いなくなりたいよ
君に必要のない
私なんて
そのまま止まれ

君のそういう微笑み方
マスクで半分隠れた口元は
いったいどんなふうなのかね?

なんとも優しい笑い方だけれど
マスクを取ってみないと
苦笑なのか照れなのか

まし ....
何気ない会話で
笑う
マスクにかくれた
君の顔の
半分が
紅く染まると
なんだか
勝った気分になるぞ
青い檸檬は
いつかは
黄色くなるんだろうか

低い鼻なのに
鼻先が冷たくなるのは
何でなんだろう

金の亡者になった頃
何不自由しなくなるのかもしれない

教訓は
身に凍み込む ....
『恋って、どんなだったっけ?』と 


思えるほど身も心も酷使する日々に ありがとう


なにが出るかわからない恋に浮かれる日々は過ぎて


手作りの愛には端から負担を感じつつ

 ....
夕方6時の屋上駐車場
暗い角場に車を止めて
寝ているのは私です
ほんの1時間程

だって
ちょっと
人生に疲れてるんですもの

ドアロックはちゃんとして

むかしなら
考えられ ....
用意された仕事をこなしてゆく
そんなのが
今は楽

嘘臭くてうわべ臭くさくて
おままごとのような
他人の在り様は
ざわざわするから
人恋しくなるくらい
引篭もりたい

わたしはね ....
終わりそうで
終わらない10月

蹴っ飛ばしたい

嫌味な女に
詰らぬ男

私の背中に
いつも銃を突きつけて
びくついてるお前

誰だ

狭くて不便な環境で
眉間に皴つく ....
醜いものを見てしまったので
わたしも醜くなるところだった
気がついてよかった

間違っていなかった
わたしは

帰り道
見えていたのは
あの現場
聞こえていたのは
あの言葉
何 ....
わたしのお腹
別の生き物

だって
鳴くから


わたしの意思を無視して
勝手に鳴く

泣きたいのは
こっちだ


静かな場所で鳴くな

情けない声で鳴くな

好き ....
お酒を飲むと
むかしは
食道から火がついたように流れ込み
身体じゅう燃えたようになったのに
いまは
まるで水のよう

そうやって
何杯もやっていると
目が回ってくる
すまし顔じゃい ....
駄々をこね泣き叫ぶ子どもの声に
不思議な感慨

そんなに大きな声で
我の欲求を叫べるなんて
呆れるような羨ましいような

私の幼い頃は
母の要求の声のほうが
大きくて強かったから
 ....
たぶん

「疲れた」という言葉を使いはじめてから
ずっと私は疲れてるんだろう
「疲れた」という言葉に取り憑かれて
幾久しく

思い込みの疲れ
思い込みの元気
いったいどっちが本当なの ....
ぐるぐるに縛られたブランコが

江戸時代の悪人のよう

キミがいけないのかい?


ブランコが無くなる

滑り台が無くなる

シーソーが無くなる

砂場が無くなる


 ....
たりぽん(大理 奔)さんの蒼木りんさんおすすめリスト(86)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
つま- 蒼木りん未詩・独白406-4-12
桃色の桜- 蒼木りん未詩・独白306-4-11
遠のく- 蒼木りん未詩・独白506-4-5
めそめそ- 蒼木りん未詩・独白2*06-3-20
おだいじに- 蒼木りん未詩・独白506-3-12
青信号の向こう- 蒼木りん未詩・独白606-3-6
いちえん- 蒼木りん未詩・独白306-2-24
たぶん- 蒼木りん未詩・独白406-2-22
残酷- 蒼木りん未詩・独白406-2-13
乾燥注意報- 蒼木りん未詩・独白506-2-5
宿題、終わるまで監禁- 蒼木りん未詩・独白206-1-25
主任君- 蒼木りん未詩・独白206-1-20
曇り- 蒼木りん未詩・独白306-1-17
寝ちまえ- 蒼木りん未詩・独白106-1-16
妄想仮面- 蒼木りん未詩・独白506-1-7
雪が積もらない- 蒼木りん未詩・独白406-1-6
凍死- 蒼木りん未詩・独白305-12-25
甘いマスク- 蒼木りん未詩・独白205-12-16
紅くなる- 蒼木りん未詩・独白5+05-12-3
青い檸檬- 蒼木りん未詩・独白605-11-29
知らん顔- 蒼木りん未詩・独白505-11-12
ドアロックはちゃんとして- 蒼木りん未詩・独白305-11-9
見えなくなりたい- 蒼木りん未詩・独白405-11-5
りんさんご機嫌斜めお天気下り坂へそ曲がり- 蒼木りん未詩・独白2*05-10-26
まだ_見下すのがお好き?- 蒼木りん未詩・独白3+*05-10-25
別の生き物- 蒼木りん未詩・独白4+*05-10-23
よっぱ- 蒼木りん未詩・独白9*05-10-22
平日休み- 蒼木りん未詩・独白105-10-21
誰か剥いてくれ- 蒼木りん未詩・独白405-10-18
鉄屑- 蒼木りん未詩・独白105-10-17

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