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100%の幸福なんて有るわけないよ
100%の不幸ならあるかも知れないけれど

自分の幸福のパーセンテージを伸ばしたくて
誰かの幸福を削ぎ落としてしまう人
いるんだよな
躊躇いもなく

 ....
肥沃な土にまかれた種子
渇いた荒れ地に落ちた種子
そして平凡で普通な土壌で芽吹いた種子

その数の比率を数字にするまでもないだろう
平凡で普通が大半を占めている

それは

人間の社 ....
たいがいの人は
生きている為の良好な条件が損なわれてしまうと
生きている事に嫌悪感を覚えてしまう傾向が表れてしまうようだ

もちろん例外はあって
逆境にこそ生きる闘志を燃やして前向きに突き進 ....
たとえ詩が書けなくなっても
たしかに生きていくのには
困らない

だけど詩を書きたいと言う思いは
私の切なる欲求

時に心に石ころが詰まっても
叶えたい欲求

たとえば
公園の花 ....
美しい言葉を綺麗に並べたら
弓にして
誰かの心に矢を放ちたい

それが誰かがわからない
靄に飲まれて
わからない

美しい言葉を綺麗に並べて
風景画を描きたい

気に入る絵の具が ....
夜中に蚊が飛んでウルサイヨ
殺してやる
近づいてくると
スマホの明かりをたよりに
何度もはたき殺そうとしたけど
無理

あっ
蚊が嫁さんの顔に止まった
血を吸っている
隙あり
そ ....
 あくまでフィクションです。

嫁入り道具の箪笥は別に新品でもなくてもかまわないわ
ぼろいのはさすがに困るけど古くても味わいのある方がいいと思うから
鏡台はいらない
あたし目鼻立ち不揃いだし ....
心が大きく歪んでしまったり
ハートが小さく捻れてしまったら
この薬が有効です


教科書みたいな顔した病院の先生が
処方箋を出してくれた
時間という薬を

なんだつまらない
あり ....
男の方から別れを言い出したから
最後に焼き肉奢ってと女は言った

五年ぐらい付き合ったから
お互い噛み飽きたチュウインガムみたいに
なってたのかもしれない

会うたびに話してるのは
女 ....
俺が詩人だなんて
周りは誰も気づいてない

極々親しい人にも
それは
極秘だから

極秘親しい人の
優先順位第一位

嫁さんだって知らないから

もし何かの弾みで言ってしまって ....
欠けているものを持っていた
人より過分に持っていた

幸福のレベルゲージが
あがらないのはそのせいかな

欠けている月の明かりに
夜が浮かび上がる

夜中に目を覚ましてしまうのは
 ....
そこは始発駅
そこは終着の駅も兼ねている

冬の夜はまだ明けていなかった
寒気が顔の皮膚を
まるで
剃刀みたいに切り裂いてくる

旧年が去って
新年を向かえていた

時刻は午前四 ....
私は一千九百五十五年の生まれです

歴史の示す通り
十年前の四十五年に世界大戦が終結していますね

この国は
ポツダム宣言を受諾して
敗戦を向かえました

学校で教わったよね

 ....
もし
太陽が燃え尽きてしまったら
月が代わってくれるのかな

いい加減
夜ばかりの照明役には厭きているだろう
ここは昼に回って精一杯輝いてくれないかな

たとえ
太陽が燃え尽きてしま ....
道端に彼岸花が咲いている
家の近くの細い道に

道端に曼珠沙華が花を咲かせている
家の近くの畑と畑に挟まれながら通り抜けてく農道に
車一台やっと通れる道に

工場の屋根の煙突が
白い煙 ....
カネを払えば女は抱ける
カネがなければ
女を抱けない

そんな男はごまんといるよ

これを書いたら
「女を何だと思ってるの」
って
世間の女の人に嫌われるだろう

だけど
女の ....
子供の頃から 前編と後編に分けられたテレビジョンドラマを見るのは嫌だった
中編なんてあったら許せない気持ちになった

人生を前半と後半に区切るという難問には 対決する必要なんでない


 ....
心が汚れるって?
どんな風に

心が洗われるって?
どうやって

なんて愚かな質問

答えは存在しない

思うわけ


まだ夜が明けきらない朝
街はまだ目を覚ましていな ....
見えないもの

聞こえないもの

触れないもの

存在しない筈のないものが
眼を閉じると
姿をあらわしてくる

荒れ野は果てしなく
正体不明の光の輪が
暗闇の樹木の周囲を飛び ....
産まれてから死ぬまでの
間をいっしょうと言うらしい

死んでからふたたび産まれるまでの間を
何と呼べばいいだろう

棺のなかで花に埋もれながら
蓋に釘を打たれた日
そこから始まる舟の旅 ....
太陽に焼かれた眼を
月明かりで癒す

繰り返し繰り返される
無味と乾燥の日々に色彩はなく

好きな人はいた
嫌いな人もいた

だが
多数を占めるのは
どっちにも分けられない人たち ....
それは異常気象の極み

前兆は何もなく
学者も気象予報士も誰も予想出来なかった

それは異常気象の極みだった
そうとしか説明がつかない

それまで蒼くすみきっていた
九月の空から
 ....
くだもの畑に産まれて大きくなった
訳じゃないの

ヒトに産まれて女に育った
あたし

中学校では
天然なのに縮れた髪が
校則に違反していると何度も注意された
髪色が黒くないからって
 ....
一度や二度は誰だって
自分より弱い相手を見下して
意地悪したり
いじめたり
したことあるよね

俺みたいに
さんざんいじめられて踏みつけられた一人だって
自分より弱いと判断した相手には ....
煙草止められないかな

母ちゃんの吸っている煙草の煙が
俺の目を突き刺し
鼻から否応なしに入り込んでくるんだ

受動喫煙って言葉知らないの
直接吸わなくてもこんな風に一緒の車で吸われると ....
夜中
外がやけに騒がしい
雨が降りやがる
風が追い討ちをかけてくる

ウルサイ
うるさくて眠れねぇ
台風のヤロー
いい加減おとなしくしねぇと
ただじゃおかねぇぞ

さっさとどっか ....
私にだって17歳は存在した。
当事、私の通学していた高等学校は丘の上にあった。
校舎は周囲を自然樹林にかこまれていたから平坦な場所からその姿を見る事は困難だった。
残念ながら成績優秀な子供らが目 ....
涙のかわいた後には単純に目糞が残りますね
私の場合ですけど
他の人はどうなんだろうか

涙は感情の高ぶりが一つの体液になって目から流れ落ちて頬を伝うしだいです
そこには悲しみばかりじゃない
 ....
誰にだって
少年か少女の時代はあった
筈さ

すっかり忘れてしまった
かもしれないけれど

もしかして
卒業アルバムの集合写真の中に
埃をかぶって埋もれてしまったかな

少年も少 ....
お刺身の正式な食べ方は
刺身の上にお好みの量のわさびを乗せて
醤油につけて食べる
らしい

それは
とても美しい作法かもしれないけれど
田舎生まれ田舎育ちの俺には
それを受け入れられな ....
秋葉竹さんのこたきひろしさんおすすめリスト(213)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
100%の幸福なんて有るわけないよ- こたきひ ...自由詩319-10-29
肥沃な土と渇いた荒れ地そして平凡な土壌には- こたきひ ...自由詩419-10-29
人はたいがい- こたきひ ...自由詩619-10-28
たとえ詩が書けなくなっても- こたきひ ...自由詩1019-10-26
美しい言葉を- こたきひ ...自由詩519-10-20
蚊が飛んでいる- こたきひ ...自由詩419-10-18
残酷という花嫁- こたきひ ...自由詩119-10-16
夢の外の日常- こたきひ ...自由詩419-10-15
サヨナラの詰め合わせ- こたきひ ...自由詩319-10-14
馬鹿みたいだな- こたきひ ...自由詩319-10-12
夜中に目を覚まして- こたきひ ...自由詩319-10-9
楕円- こたきひ ...自由詩319-10-6
巡礼- こたきひ ...自由詩319-10-6
太陽が眩しすぎて- こたきひ ...自由詩3+19-10-5
ぜんぜん面白くない- こたきひ ...自由詩1019-10-3
エロい胸騒ぎ- こたきひ ...自由詩219-10-2
人生の前編と後編- こたきひ ...自由詩319-9-29
心が汚れるって- こたきひ ...自由詩219-9-28
未遂を繰り返す- こたきひ ...自由詩319-9-25
転生- こたきひ ...自由詩219-9-21
太陽に- こたきひ ...自由詩219-9-20
九月の空から- こたきひ ...自由詩319-9-17
果樹園- こたきひ ...自由詩619-9-15
一度や二度は- こたきひ ...自由詩519-9-14
闇雲に- こたきひ ...自由詩219-9-12
台風が許せない- こたきひ ...自由詩719-9-9
さよならは口にしないで- こたきひ ...散文(批評 ...219-9-8
涙のかわいた後には- こたきひ ...自由詩319-9-8
手首にかすり傷を- こたきひ ...自由詩219-9-7
お刺身の正式な食べ方- こたきひ ...自由詩419-9-6

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