地下鉄の駅とはいっても高架線上にある、そんな駅から5分ほど歩いたところに、フィットネス倶楽部Ichida はある。父、幸盛が始めた小さなスポーツクラブが最初だったが、いまでは指導員も施設もそれなりに .... みどりの線で世界を描く

翠は鎮静のいろ
緋色が補色

融和と柔らかな背反
それぐらいがいいところだとおもうのだ

ビリジアン
青みがかったみどりらしい

マゼンタ
あかるい紅 ....
指を折って数えて間違えている 『夕暮れ』

寂しいと呟けば
誰かが
肩を抱いてくれそうな
そんな
秋の夕暮れに


『曼珠沙華』

野辺の道に咲く
真っ赤な曼珠沙華が
やけに扇情的で
まるで娼婦のようだ ....
           151010


聞こえる?
この大歓声が!
キングオブコント決定の瞬間です♪
1000万円の行方が決まりました
糸電話でもこの歓声が聞こえるでしょう
僕のうちと ....
古い本を開いたら
あったはずの文字が
ところどころ喰われていた
くいしんぼうの羊のやつめ
紙より文字が好きときている

古いインクは美味らしい
いい具合に熟成していて
ひと噛みすれば口 ....
寒いのですもの
帰ってきました
お嬢さん
おはいんなさい
さあ

光の中へ
しずしずと参りました
クマムシのお嬢さん
ちっともじっとしてやしない
むにむに
六対のおみ足が健気です ....
連盟と連合の違いを述べよ
課題は短く答えも短く
連盟の方が短命と答えたら
〇が付いてきた
◎は前の奴
 夜に喫茶店に誘われるというのも珍しいし、この時間に開いている喫茶店も珍しい。ここに誘った男が力説するこの店のよさについての話に、大袈裟な相槌で新鮮な驚きを演じながら聞き入る振りをする私を、さっきから .... 列車のベルが心臓直下で響きわたる
蒼白い片道切符を握りしめた駅
朝露で濡れた手は容赦ない
初夏の日、快晴、音楽、赤血球
揺すりあううちに まとめて角がとれて

本能が吹きすさぶ山頂のこの駅 ....
 すっかり秋色に染まった道を歩いていた。
 足元を覗くと落ち葉にも色々な色があることに気づく。
 こんな事にも気が付かなかったのか。
 秋は徐々に深まってゆくのだ。
 
 最初から難しい ....
孤独な猫だった
丸焼けの鳩だった
まわらない風ぐるま

一等星へ続く坂道を
駆け上がってく自転車 ふたり乗り
後輪ナットにハブステップ 君は立ち乗り

スカイツリーはバベルの塔じゃない ....
平坦な生き方しかしてこなかった
それでいいと思っている
薄っぺらなままだった
それでちょうどいいと思っている
しかし
味はいろいろ覚えてきたつもり
甘めの醤油味みたいな
ざらざら ....
それまで
水の中を泳いでいたものが
産院のベッドの上で
あし。になる
それはまだ
自分を支えることも
出来ないけれど
あし。と呼ばれる

こんなに
ちいさく
まだせかいを歩いてさ ....
マイナンバー教えてよっていうナンパ            151008

ブックジャックの真似をして
ジャック・ザ・リッパーとなりにけり
なにそれ
医学を学んだ偽医者が
外科手術も及ばずに患者は生き返らなかった
殺人犯との ....
かけひきを手放したあと一本の綱は誰とも手をつながない

おそらくは終わりのない作業と思うどこまで磨くか靴磨くように

憂鬱にふりかけられた粉砂糖かけられたまえこうべを垂れて

つまらないこ ....
右に進むも

左に進むも

失敗を経験に変える道
三本の矢の何本か折れている 福山が結婚しても僕がいる  そのときそれほどピンとこなくても、似た者同士の魂は引かれあう。そんなことが確かにあるのだと思う。澄花さんの半生は思ったよりは平凡なもので拍子抜けしたけれど、抱かれた余韻もあって少し夢心地で、いちいち .... 昨日から勝負パンツ履きっぱなしあした天気になりますように 満月踊り狂う木曜日に
ブロッコリーを茹でたらもり
もりもりもり
みどりの森が鍋からあふれ出し

ああ気がふれるほどあふれ出しもり
もりもりもりもり
森みどりの森くらい森こわい森
みどり ....
都合良い平和のために金はだす 待つということは
ときに苦痛をともなう
その時間を
固いベンチで過ごすのならば
背中は痛むし
柔らかなベッドの上だとて
安らかともいかない
点滴につながれた腕は夢の中でも痛むからだ

 ....
静寂をこよなく愛すわらび餅



梨を剥く汁は奈落の底へ落ち



浮き沈み漂う本にしおりする



壁に■ポスターなのか暗闇か



背負いましょ抱っこもしましょ降る ....
ほんもんの維新の党はどっちやねん パクリパクリ

月は太陽のパクリ

チンパンジーは人間のパクリ

ナポレオンはいいちこのパクリ

エジソンはドクター中松のパクリ

モーツァルトはキダタローのパクリ

パクリパ ....
 
夕暮れだろうか、明け方だろうか。
深い森の中に薄紫色の光が差している。
薄い霧のかかるどこか懐かしい空間で
いくつもの死と生命の誕生とが
上品な絹のように織り交ぜになっている。
遠くか ....
北原白秋・高村光太郎・三好達治は、私の好きな詩人だが、彼らはみな戦争協力詩を書いている(「戦争協力詩」という言葉は変だが、「愛国詩」「(反戦詩ならぬ)賛戦詩」「戦争昂揚詩」のどれも変ではある。この辺の ....
陽向∮さんのおすすめリスト(429)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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指を折って数えて間違えている- 北大路京 ...自由詩1815-10-13
【_秋_三詩_】- 泡沫恋歌自由詩16*15-10-13
きこえる- あおば自由詩4*15-10-11
羊とともに眠る夜- そらの珊 ...自由詩1315-10-11
顕微鏡- ふるる自由詩5*15-10-11
連盟- あおば自由詩4*15-10-11
Miz_8- 深水遊脚散文(批評 ...2*15-10-10
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- ヒヤシン ...自由詩8*15-10-10
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サイレントジャック- あおば自由詩5*15-10-8
秋のサンダル- そらの珊 ...短歌1015-10-8
進め- 北大路京 ...自由詩1115-10-8
三本の矢の何本か折れている- 北大路京 ...川柳815-10-7
福山が結婚しても僕がいる- 北大路京 ...川柳515-10-7
Miz_7- 深水遊脚散文(批評 ...2*15-10-7
昨日から勝負パンツ履きっぱなしあした天気になりますように- 北大路京 ...短歌715-10-6
もり- ふるる自由詩10*15-10-6
都合良い平和のために金はだす- 北大路京 ...川柳415-10-5
死を待ちながら- そらの珊 ...自由詩15*15-10-5
その儀式- ふるる川柳3*15-10-4
ほんもんの維新の党はどっちやねん- 北大路京 ...川柳115-10-4
パクリパクリ- 北大路京 ...自由詩1015-10-3
幻光- ヒヤシン ...自由詩9*15-10-3
『戦争詩歌集事典』高崎_隆治より、戦争詩を考える。- こひもと ...散文(批評 ...16+*15-10-3

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