すべてのおすすめ
スクール水着にしてるのは 萌えるから燃えるから
o °
学生時代からスタイル変わってない
° ° ° ....
窓から漏れだす光は
怠け者を打つ神々の威光
仕事をさぼっている輩を見つけ出し
粉々に打ち砕く
夕刻に迫りくる闇は
帰宅するものを退ける神々の威光
仕事を切り上げようとする者どもを見つけ ....
月が高い塔に当たりました
夜景は万華鏡の海 光に輝くベットの上
女性の姿で生まれました
悪夢を熱にしながら こぼれる言葉
今度
あなたが見上げる空は
きっと満月だろうから
その日がやってきたら
振り向かないで
後ろを見ても
風が吹いているだけだから
一緒にしないで
今持ち合わせている気持ち ....
孤独な猫だった
丸焼けの鳩だった
まわらない風ぐるま
一等星へ続く坂道を
駆け上がってく自転車 ふたり乗り
後輪ナットにハブステップ 君は立ち乗り
スカイツリーはバベルの塔じゃない ....
秋が連れてきた死神
彼の声を聞いています
宇宙の鼓動にも似た深い深い群青色の声
夏の魔物は突然姿を消しました
迷いなさい つぎの夜までに飲み込まれる
冷たい砂漠 ....
名付けなさい
君を縛る暗闇を
君を閉じ込める闇の正体を見極め
君自身が
名付けるのです
例えば
「コウモリ」
と名付けたら
君の闇からコウモリが
切りとられた影絵のように
現れ ....
もしも 君が
特定の海女とのベッドインを希望するのならば
目的の海女、その同僚の海女達にも絶対に狙いを打ち明けてはならない。
Because 言うまでもないことだが海女の仕事とは
「アワビが喰 ....
ヌンワは、シーラカンス・ダイオウイカ・リュウグウノツカイなどの深海生物を原料に、様々な調味料と合わせて練りこみ、竹や金属の柱に巻きつけ焼くなどの調理を加えた食べ物。琉球古武術で武器としても用いれられる ....
少し寒い季節になったら
愛おしくなる気持ちがある
簡単には掴めない黒い気持ちと
表裏一体なので
この気持ち達は
赤赤く丸みを帯びた
知恵の実のように
私を堕落させていく
ほ ....
意志の炎は愚かな星で死亡します
それは重要なことであった
従って、私は2回言った
{引用=
馬鹿であるもの あなた ダイスをする星?
なにが愚かであるか あなたがダイスを ....
横たわり 落ちる意識
解剖台の照明が点灯する
僕の感じるコドクは
大したことはない
この社会の同世代にとって
全くもってありふれた
何の変哲もないモノなんだ(多分)
....
うそつきは
どろぼうのはじまり
と言うけれど
泥棒になるには
嘘をつかなきゃ
いけないのか
むしろ
自分の現実を
受け止めきれなくて
どうしようもなくなった時の
衝動な ....
パクリパクリ
月は太陽のパクリ
チンパンジーは人間のパクリ
ナポレオンはいいちこのパクリ
エジソンはドクター中松のパクリ
モーツァルトはキダタローのパクリ
パクリパ ....
夕暮れだろうか、明け方だろうか。
深い森の中に薄紫色の光が差している。
薄い霧のかかるどこか懐かしい空間で
いくつもの死と生命の誕生とが
上品な絹のように織り交ぜになっている。
遠くか ....
押し入れに
妙なキノコが繁殖しても
俺はそのキノコを食いながら
生き続けてゆける
何は無くても
生きてゆく
この暴風の中で
どうしても僕が吹き飛ばされないのが
とても不思議だった
こんなにも無価値で
こんなにも無意味で
泣きそうになるくらい軽く脆いのに
自己分析をして
捜し出した犯人は ....
解体工事中の廃ビルから
鉄材が鳴り響く音が
突然、微かに聞こえた
それは完全に想像
理由も無い幻聴
壊れた仕掛けを隠すハリボテも壊れた
くたびれた様子で
うつらう ....
夫と言い合いになった日の深夜
冷蔵庫の前に這いつくばって
冷たい床に雑巾で輪を描いた
何度も何度も同じ輪郭を辿って
ただ一心不乱にひとつの輪を描いた
怖い顔で子供を見送ってしまった朝は
....
一匹の青むしが
道路を横断している
ゆっくりと
ゆっくりと
(小さな青虫だから)
這っていく
きっと
道路を渡りきってしまう前に
あの青むしは
車に轢かれてしまうだろう
そ ....
愛してる
愛してる
愛してる
なぁんだ
いくらでも言える
意味さえ考えなきゃね
愛してるよ
これから帰る
でも、待たなくていいよ
帰り道が分らないんだ
電車を待って ....
月が綺麗ですね
あまりにも綺麗なので齧ってしまいました
すると口いっぱいに恋の味がひろがりました
あれは月ではなくて檸檬でした
あなたは檸檬を爆弾とおっしゃってましたね
....
サワラ 甘やかなピアノのメロディ
赤貝 血潮の香り鼻を刺す
はた 深く広がるハーモニー
つぶ貝 彼方を噛みしめる
えんがわ 脳内麻薬
シンコ ....
鳴き声が障る
テレビの音量が障る
夕方 食事の準備をするか 外の洗濯物を取り込むか
どちらを先に行うか迷う容量空きのない思考が 障る
SDなんて持っていない 機械なんて障れない ....
白く浮かんだ中秋の名月は
連想
思いが最高潮に達したカタチ
欠けたまま揺れる僕の心は
満月の日から三日月が崩れ落ちた
名前も付かない歪なカタチ
欠片は引き潮の頃から彼方地球の
....
わたし ほんとは
エビフライ食べれないんだよ
アレルギーとかじゃないけど
嫌いなだけだよ
食いしん坊だけど
嫌いなものもちゃんとあるよ
わたし ほんとは
君のこと大事にしてい ....
金属光沢を放つ 一枚の直方体が
荒野に立っている 寒風が吹き抜ける
怒りに任せて 猿人が草食動物の大腿骨を打ち下ろす
粉々に砕けて 寒風に散る頭蓋骨
叫びは 直方体に反響して 増幅 ....
心と頭脳と身体を駆使して
バッハを聴け
底に何が密んでいるのだろう
構造物と繊細と巨大な挑戦の鬩ぎ合いのさなかに
かいま見た天国と地獄
彼はその指先と耳の神経を旋律のなかにあるものを ....
眠れない夜には 僕とお話しようよ
季節の風に乗って眠気が近づいてくる
声が出せなくなったら聞いているだけでいい
羊が長い旅をする物語がいいかな
それとも宇宙が丸い理由でも話そうか
君 ....
僕は何を怖がって
視線を落とし街を歩くの?
向こう岸へ
向こう岸へ
そんな所に君はいないから
僕は一体何に怯えて
光ある方へ流れるの?
知らない世界が見たいだけ
知らない景 ....
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