すべてのおすすめ
天気予報が

明日から寒くなると

今年5回目くらいのはったりをかます

もうオオカミ少年みたいになっている

日曜日のお昼どき

町の中華料理屋にはいると和田アキ子が

なに ....
あの日
パステルで描いた街は何も変わらないでいた
終着駅を降り
血の止まらない人差し指を包帯で締め付け

だらだらと下る漁師町
白黒の猫がニャァと誘い
坂をゆっくりと降りてゆく
灯台ま ....
寒いさむいサムイ

今日一段と寒くないですか?
帰り道の向かい風がひたすら強い
冷たくて寂しい
一人で帰ったせいなのだけれど

繁華街
人多くないですか?
すれ違う人の視線がひた ....

もしかしてもしかすると
今日はなんだかクリスマスらしい


何か予定がある訳でも
肩を寄せ共に過ごす恋人が
いる訳でもなく
幼稚園はキリスト教系だったなと
思い出 ....
晩祷を捧げる夜
聖橋を渡る人々が吸い込まれてゆく
鐘が静かに鳴り響き
賢者を祝う

まるで葬列のように
厳かな夜が果てしなく続く
わたしはわたしの世界を見る
薄ぼんやりとした世界の表情を
いくつもの闇の交わり 
いくつもの光の温もりを

わたしはわたしの世界を見る
とぼけた朝の鋭敏な世界の景色を
悲しみの重なりや  ....
口に出して言えない心に
一体どんな意味があるだろう?
渡せない恋文で屑籠は溢れ
伝えられない言葉なんて
消えて無くなって終わりじゃないか
温めた卵を踏み潰して
醜い吐瀉物が見え ....
鳥が鳴く

鳥が翔ぶ

熱く

嗄れるまで

郊外の神社で

あの頃のポーズ

丁寧なルーティン

約束のドタキャン


工場の横を過ぎた

ブックオフの横を過ぎ ....
              151222

星新一が書き出したから
君は沈黙を守るのか
それとも新二と名を改めて
書き続けるのか
新国立競技場は森と林のA案が採用された
えー案だからねと ....
待っている
長い夜が明けるのを

波の音を聞きながら
あなたの行方を思いながら
お腹を空かせながら
いつかの歌を口ずさみながら
涙を流しながら
少しずつ命を削りながら

地平線 ....
生きることは単純なことの積み重ねなんだ
難しいことは何もないはずなのに躓く
躓くところから物語は始まるのかも知れない

ただ対処する方法がわからないだけ
たぶん物事に正解はないが解決するちか ....
その森を抜けると
ぼくの歩いた路や
触れた物はすべて黄金となった
それからというもの
金に価値はなくなってしまった
一年で一番夜が長い日はまだ
私はこの街の住民で
ダンボールタワーの中で暮らしてる

一年で一番夜が長い日の次の日は
もう私はこの街の住民ではない
ダンボールタワーの中にはいるけれ ....
オリハルコンを探していたら
何故か天上からベリリウムの雨粒が降ってきた
それは虹色に輝く丸い雨だった

振動音速はとても想像できないほど早くて
その雨粒を手のひらで捉えることは出来なかった
 ....
テレビで荒れ狂う砂嵐を見つめる
知覚は生の証なはずだ
とか
まだ死んではいない…
故に生きている
とか
たとえ心が凍っても
まだお前の心臓は動いてる
とか

伝えた ....
【おへそ】


りんごちゃんと なづけられた おんなのこ
今日は りんごのようにいいにおい
きのうは もものように いいにおい

林檎のおへそは いいにおい
林檎の ほかのどこの部分よ ....
彼はとても静かに暮らしていた
職業は図書館の司書だった
毎日職場に行っては
本を分別し
新たに購入する本を検討する

静かに帰宅すれば
柔らかに妻が頬笑み
お疲れさまでした と言う
 ....
人々は足を動かす
サッサッサッ バタバタバタ
トントントン タッタッタッ
生活というリズムを繰り返すため
肉の欠片を全身に集めて
凍てつく日も 火照る日も

朝起きて、食事を食べ
仕事 ....
聖なる岸辺の花祭りの朝に
残された遺骸
痩せこけたヨガの行者は
余命を河に託し
生老病死にたどり着いた
無尽の砂に包まれ
人々は去り
魂の抜けた物質だけが残されていた

野犬の遠吠え ....
風にゆれる暖簾をくぐれば
そこにお前がいた
退屈そうに
新聞を開いたお前は
俺をみてただ頷く

斜め前の席に座り
婆様が注文を聴きにくる
戸惑いながら

カレーうどん

今日の ....
 何代も受け継がれたレコードプレイヤーからのノイズが心地良い。
 今夜はクラシックでもジャズでもない。
 忘れ去られようとしている昔のレゲエのレコードが深く響く。
 今夜私は二十年前にタイム ....
公園の銀杏も散ってしまい
樹々の枝だけが
空を刺している

広場のベンチの陽だまりに
うたたねしているお爺さんの
寝息はとても安らかで
ぼくも欠伸をしたくなった

冬の情景はブリュー ....
「死ぬために生きる
それだったら もう少し 
生き続けられるかもしれない…」


となりに乗り込んだ ピンクのかたまりが
内部分裂 暴発を くりかえしているのにも気づかず
ほ ....
私には
“かる”
が足りない

{引用=狩る}
死に物狂いで
欲しいものを追い求める
信念が足りない

{引用=枯る}
本当に参ってしまって
乾涸びるほどの
絶望が足りない ....
世界は回る
くるくる回る
私が悲しみで
打ちひしがれてる時も
お構いなしに
くるくる回る

大切ななにかを
亡くしたとしても
世界は最初(ハナ)から
興味無い、という様な顔で
 ....
霧によって大気が見え始める
霧は大気を着色するのだ
だが霧は大気に代替し空間に代替する
もはや大気も空間も存在せず
そこには霧があるだけだ
満たすということは
満たされたものを ....
壁の向こうで
雨が歌う
今夜
雨は涙とちかしく壁に染み入る優しさで
噂の流星はみえずじまい
空のステージに
始まるはずだった
ピアノに向かって
私のためにとは
言わないけれど ....
苦しみは夜のネオンに芽生え
朝の日常に消える
そうして透明な世界は回ることができる

迷いは夜の闇に映えて
朝の陽光に存在を消す
そうして各々の生活が回り始めることができる

一人の人 ....
眩しさを思い返す

ルミナリエ
太陽が出ている時の
骨組みだけの状態
緻密で綺麗だった
静かに光を浴びていた
気が付いたら目を閉じて
手を合わせて祈っていた



 ....
男たちの港は
場末のパブで

みないい加減なことをほざいていた

ある奴は巨大な銛を引っ提げ
ある奴は真鍮の潜水具を抱えてきた
ある奴はフランス製の渋いマドロスパイプを手にし

自慢 ....
たけしさんの自由詩おすすめリスト(355)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
来る死を間近に- 吉岡ペペ ...自由詩1115-12-27
スケッチ旅行- レタス自由詩315-12-26
冬のせい- 瑞海自由詩4*15-12-25
月見アイス- 凍月自由詩10*15-12-25
ニコライ堂- レタス自由詩115-12-24
リアリズム- 鷲田自由詩515-12-24
墨塗りの夜空- 凍月自由詩7*15-12-23
熱く嗄れるまで- 吉岡ペペ ...自由詩715-12-23
ショートケーキをカットするショートカットの女の子- あおば自由詩7*15-12-23
長い夜- 瑞海自由詩13*15-12-23
時間、ありますか- 梅昆布茶自由詩2015-12-22
エルドラド- レタス自由詩315-12-22
引越し前夜- 自由詩4*15-12-22
球体幻想- レタス自由詩315-12-22
叫べる程に- 凍月自由詩2*15-12-22
おへそ- るるりら自由詩15*15-12-22
王の末裔- レタス自由詩415-12-21
リズム- 鷲田自由詩415-12-19
ガンジス- レタス自由詩415-12-19
そば屋で- レタス自由詩5*15-12-19
ノイズ- ヒヤシン ...自由詩5*15-12-19
冬の陽だまり- レタス自由詩815-12-19
『DRIVE_ALIVE_SURVIVE』- 座一自由詩11*15-12-18
かる- 瑞海自由詩8*15-12-18
くるくる回る- 自由詩6*15-12-17
- 葉leaf自由詩415-12-17
トモダチ- Lucy自由詩19*15-12-16
展覧会- 鷲田自由詩615-12-15
ルミナリエ- 凍月自由詩4*15-12-15
真夜中の港街- レタス自由詩315-12-15

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12