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生後
4分33秒
空気と水の気配が
話しかけ始める
好きやら
嫌いやら
何処へやら
行くのやら
耳をすましてみることが
生きることだと
ご先祖様がそそのかす
また次の
4分33 ....
月が半分、見当たらないの
誰が消したの?
君が取ったの?
純粋にまんまるに
君の事、想ってた
なんでそんな事言うの?
なんで裏側を見せてくれないの?
私じゃ、ダメなの?
お願い ....
【また きます】


「雨が降り始めましたから
みなさん もう いそいで 降りてください」
と云われて 震えた
そういわれて わたしは いそいで 
その場を離れてしまった

ほんとう ....
育てた罪を持って市場へ行った
飢えていたから金が
欲しかったのだ
金があれば食える
食えば生きていける動物に
僕はなりたいのだ


老練な仲買人は言った
自分で育てた罪なんか
売り ....
きれいな子がいっぱいいて向かい側のホーム 和音が欲しい
もっとピンと張った和音を
青空にとけこむような
和音が欲しい
ハーモナイズ
ハーモナイズ
その時
私は
風よりも風
雲と一緒に
どこまで流れていこう
別れが絶対と言ったが 出会いがそれを否定した
出会いが絶対と言ったが 別れがそれを否定した
二人ともそのことは否定せず いつまでも繋がっていた
片目を瞑りながら
耳の上にかかった秋色の髪を
後ろに流す細い指
外では小雨が降っている
君の仕草が僕は好きだ
景色が住み慣れた思い出の場所とは
変わってきたよね

入り口への社会も少し

見慣れていた母の台所に立つ姿も
見慣れていた父の背も

年を重ねるにつれ
変わっていく自分の
関わって ....
 
夏の日差しをつめた小さなガラス瓶

机の上に ぽつり

砂に埋める勇気もなくて



 
傘にあいた穴
指をつっこんで
あるく阿呆
くすぐり放題
ひまわりを見つめると
いつも
太陽を背にしてる

もう一年経ったんだ
あの時もひまわりはまだ咲き残っていた
あの時は太陽で後頭部が焼けるように熱くて
流した涙も熱かった

記憶は儚い ....
あまあしは まっすぐにおちる
あまあしは ななめにおちる
あまあしは 屋根におちる 路におちる 黒い蝙蝠におちる
きみにおちる ぼくにおちる きみの髪の毛をぬらし 脚をぬらし ぼくのかたとうでと ....
汗でもなく
涙でもなく
果物から
液体が染み出てきて
それは
どれも芳しく
汗でも
涙でも
薬でも
ましてや毒でもないから
(万が一毒だとしても)
私はありたけを込めて
愛して ....
もう足が棒になっている
感覚が無くなっていく
汗はもう尽きそうで
それでも歩かねばならない
同じ風景の中を
延々と延々と
先が見えないのではなく
先を知り尽くしているから
同じ ....
すぎていった風雨のあと 空は
山吹色の 神話のように
かがやいていた
薄明が跨線橋へと降って
思い出したのは、
こちらでは空のむらさきを見た覚えのなかったこと

   ずうっと雨ばっかい ....
人生の喜びなんて分からないさ
それを歌って喜ぼう

屁理屈こいたっていいさ
理屈抜きの理屈を述べよう

君は生きてる 僕の生きてる分を君と生きよう
それ以上のものはいらない
座ってパンを食べている
天使に近づき見てみると
頭の上に浮かぶ輪っかは
小惑星の集まりだった
カーリーヘアーの奥からの
不思議な引力で集められた
星屑だったんだ
なんだ、土星と同じじゃな ....
調理の得意な人は 
もう一次元 ステキな世界へ
連れて行って くれる

そんなレシピを 
考案して くれる アナタは
めっけもん

今流行りの もやしもん よりも
なめこたん よ ....
目のない鳥が
空を飛び回った。

どこへ行くのか
知らぬまま。

ある時鳥は
楽園に到達していた。

けれどもそれを知ることができず
素通りしてしまった。

豊満な果実も
豊 ....
実験室に一人
倒れていた


痺れて一寸も動かない
もう何も感じない部屋
血管内を毒が駆け巡る
血反吐を吐いてもなお
痛みも恐怖も感じない
生きている自覚の薄れ

そ ....
今日も同じ場所で立ち止まれば
聞こえて来る 母の明るい声

「あんたはヤクルトが大好きでね、
 お風呂上がりに必ず一本飲まないと寝てくれなかった。
 ある時買い置きがなくなっちゃった時があっ ....
早く
早く早く

私のメーターの
ほんの少し先を
あなたが走っている

私は
追いかけるだけでいい
あなたの息づかい
乱暴な試み
私は
任せるだけでいい

私ののどが
低 ....
愛を語るにふさわしい
距離がある

夢を語るにふさわしい
距離がある

それゆえ
あなたとわたしには肉体があって
ときどき、響き合う

過去も未来も現在も
その伝播のなか ....
雲から作られた
真っ白なキャンバスに
君は向き合った

夜をチューブに詰め込んで
君は黒い絵を描いた
星を砕いて水で溶かして
黒い絵に瞬く光を浮かばせた

望遠鏡で君の絵を見 ....
不安を包み込んだ雲が広がる

まだ 何も起こっていない

雲が広がり 影に怯える

結果を認識し 見つめた時

雲は 消え去る

不安の雲は 自分で広げてしまうもの

結果が出 ....
   窓を這う
   ゴーヤの日除けに
   蝉の声

   首に巻いたタオルで
   額の汗を拭く

   夏の昼下がり

   冷たい麦茶と
   生ぬるい扇風機
   微か ....
 
検診前なので、節制中

恋愛前なので、節制中

節制クラブ、部員募集中



 
ドラムンベース 片耳で聴く
日常の心地よい雑音をもう片方の耳で聴く

私は両利きでバイリンガル
ドラムを叩きながら指揮をとる

 芸術に殺されない半端な安全圏
 一人旋風を創り満足して死 ....
もう放っておいて
分かってるから

何度も同じことを
言わないで

全部、分かってるから

そんなに心配しないでよ
大丈夫だから

期待とかそんなもので
突っつくのはやめてよ
 ....
中原純乃さんの自由詩おすすめリスト(206)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
sound_of_silence- やまうち ...自由詩114-9-5
半月切り- 凍月自由詩4*14-9-4
住う寝る所_二編- るるりら自由詩27*14-9-4
罪を売る- りす自由詩20*14-9-4
きれいな子がいっぱいいて向かい側のホーム- 北大路京 ...自由詩514-9-3
青空- 渡辺亘自由詩314-9-2
お互い- 陽向自由詩3*14-9-1
夏の終わり君の癖- 凍月自由詩4+*14-9-1
あの頃の季節と今は- kannki自由詩114-9-1
ぽつり- 殿上 童自由詩24*14-9-1
道のり- 桶谷自由詩214-8-31
ひまわり- ichirou自由詩15*14-8-30
朝の雨は- Giton自由詩5*14-8-28
のどごし- そらの珊 ...自由詩14*14-8-27
GOAROUND- 凍月自由詩5*14-8-26
仲夏- とおの自由詩414-8-26
題名なんていらない- 陽向自由詩7*14-8-25
土星天使- やまうち ...自由詩4*14-8-24
星型の_オクラ- 藤鈴呼自由詩4*14-8-23
RAKUEN- やまうち ...自由詩314-8-22
hexachloroethane六重奏- 凍月自由詩3*14-8-20
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あいだ- 千波 一 ...自由詩714-8-15
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不安- 佐白光自由詩314-8-2
【_昼寝日和_】- 泡沫恋歌自由詩18*14-7-28
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架橋の踊場- 朝焼彩茜 ...自由詩12*14-7-24
かたつむり- chiharu自由詩5*14-7-4

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