すべてのおすすめ
都会の夜にまたたく星は必要だ
手をのばしても届かない それ
わたしにも、必要だ
シンプルな化学反応
AとBをまぜて加熱すれば、詩ができる
Aはあなた Bはわたし
そばにいるのに 手の届かない人
言葉を交わしても 手の届かない人
明るい笑顔を向けてくれても
手の届かない人
自分のことが 大切な人
手を 伸ばす勇気のない人
手を ....
かなってないから 夢
かなえたいから 夢
おいら 夢喰って、生きてます
朝焼けの虹と青の淵
教会の十字架の左斜め上
月が泣いていた
涙を流していた
昨晩遅く
見たときは
あんな魅力的で
悪戯っぽい微笑をたたえていたのに
いま月は目を閉じ ....
まだ三日月が出ている
朝日が昇る前の暁は
昨夜寝る前より暗い気がした
冷たい風が吹くと
私たちは身を縮めて祈る
朝靄が街をぼかす
雲がべったりしている
今朝を描いた画 ....
今日も雨です今日の雨です
ありがとう
今日も雨です今日の雨です
傘に隠して
貴方は登ったこの石段
視野を掠めた紫草に
重ね合わせる想いの
道端に滲む
....
心が凍えそうな夜
カレーなんだな
みすかしたように、カレーなんだな
見えない風を捕らえたとき感性と繋がる
探し物はやはりあるべき場所にあり
行方知れずは僕に存在した
tabooとされる亡骸にくちづけて
くちづけての此の地の温もり
はぁーとため ....
どこ吹く風は行方も告げず
仕舞い忘れた音色を今に置く
陽炎に例えて貴方とかくれんぼ
腕を伸ばせば遠ざかり
指でなぞれば刹那に変わる
患いは何処で鈴を打つ
どこ吹く風 ....
騒ぎだす風と雨を傘に受け
眩しさ取り戻す地上へと向かう
迷いなく抱き寄せた春の気配を僕は行く
少年を大人に変えた道は何処までも続く
愛に飢え反れた道にも花は咲く
孤独と泣いた ....
心文字ひとつ摘まんで放る
向こう見ずを
他人より先に
僕は笑う
打ち寄せる波音
胸の辺りに
掛け違えた言葉
打ち寄せる
タワーの影に潜り込み
....
空白は僕にも描けど
空白は誰にも訪れぬ
笑って過ごせば一日も
笑って過ごせぬ一日も
陽射しは
木立越しに
柔らかく
瞼に寝転がる
微睡む地上へ
生きて ....
「帰りたいんだけど、
まだ帰りたくない」
「帰りたくないんだけど、
帰りたい」
「もう帰らなきゃ」
…そんなあの日の夜
「戻りたいけれど
まだ戻りたくない」
「 ....
窓辺の空へと腕を伸ばす
散る桜振る舞う風の途上
僕にも届いた風景を
そのまんまそっくり
運んで送れよ季の風
着払いでね(〃_ _)σ
....
催促する悪い癖は変わらず
続きを隠して口を塞ぐ
妙に間抜けた不思議
抱き寄せた
この乞うを重ねての時間
埋めつくせば
貴方にも解るはず
一人で ....
かくれんぼしよう
じゃんけんぽん
わたしが鬼ね
もう、いいかい?
まーだだよ
もう、いいかい?
まーだだよ
もう、いいかい?
もう、いいかい?
もう ....
地に向かう滴を掴んで
今日は今日の空元気
どこへ行くあてもなく
一山越えてのイナカ道
坂を下ればセセラギの音
遠くを見やれば
朱い欄干
陽射しは
若葉を抜け
....
写真は撮らない
目に焼きつける
時がしっとり思い出にかえてくれるから
ひとつ心の紫陽花は記憶の静寂で雨を待つ
いつまでも、
視野に入れてはよそ行きの
祇園寺町河原町
どこへ向かへば夏祭り
愚鈍かもね熱々の
ライスカレーはひ ....
ワタシの分まで生きてくださいは
僕には過ぎた世迷い言
夢の続きをミタイから
眠りを装うフリをして
瞼に僕は嘘をつく
でんでん虫は雨がスキ
てるてる坊主は晴れがス ....
loveないものねだりを文字にするletter
あかん!
そんなうるんだ目でみんといて
かんにん、もう降参や!
白い球のような雪が舞い
白い波しぶきが ただようなか
黒い魚影が走る
走ることをやめられない やめさせない
津軽海峡の流れ
凪ぎの海と 快晴の空のもとで
カモメが空 ....
皐月の車窓に狡さだとか我がままだとか昨日までの自分を置いて何を頼りに隣の席は空っぽ温もり散歩は出石で雨漏りもて余す七皿の満腹逢瀬を重ねて孤独を詰めば城跡の城壁雨は無情夢幻よ明日は煙る天の邪鬼それでも
....
口から漏れた私の言葉は
プリズムを通って拡散する
言いたい事はいつだって
全部薄れて伝わんない
頭の中にいる何らかの存在
ペンでグシャグシャって
書きなぐったヤツがいる
どうでも ....
あなたが好きな{ルビ理由=わけ}?
それは決まってるよ
あなたがあなたに生まれたセンスが好きなんだ
それでいいんだと思っても やっぱり辛い時はそうはいかなくて
辛い心がヒリヒリするんだ
とにかく向き合って抱きしめて痛みが抜けるようにそうしていこうずっと
自分を持って
自分なりに
それってなんでこんなに難しいんだろう
秋の夜長
逃げては追いかけ、追いかけては逃げ、
今宵もひとり鬼ごっこ
1 2 3 4 5 6 7