すべてのおすすめ
熊手に話しかけた言葉を忘れた 火事好きが消防士になる、とか
小学校の教師に
小児性愛者が多い、とかは
根も葉もない噂だが

相撲ファンはほとんど
デブ専だ、とか
自称詩人には文芸女性(多くはブス)
フェチが多い、と ....
どんなに高い山に登っても
ビルにあがっても
下ばかりみてしまう

ちいさくなった車や
家をみてしまう

それなのに地上にいると
空が恋しいなんて

寝ころんでみる
白い雲は
な ....
名前のないものにかこまれて生きている
見たもの感じたこと
言い表せないもどかしさ

伝えようとするものには
名前がないし
きみの良いところも
うまく表現できない馬鹿者だが

そういっ ....
干瓢巻きは
難しい
お客様にお出しするまで
手間も時間も
職人の真心も
たっぷりとかかる

干瓢は戻す前に
海苔よりいくらか短い板に
巻きつける
余りを切り落とす
そうすると煮た ....
私が求めているものは
ずっと変わらないのに

喉を上手く通らない 
効き目のわからない薬みたい。

ねえ
これで、何度目かな?

頭が痛くてたまらないなら
そのへこみのところから ....
ほんとはゆかりんやほっちゃんの話をしたかった
ほんとはラブプラスのはなしをしたかった
ほんとは自分のはなしをもっとしたかった
ほんとはもっと彼氏のはなしをしたかった
ほんとはもっとアニメのはな ....
meと鳴く君のことを
追いかけてはいけなくて
つごうの良い、どこか、を僕は選択する
その先はきっと猫の世界
ただその先をじっとみている君の
その視線の先を僕もみている
世界に ....
誰を

待つ
待つ と言って

だれを まつ

何処まで

行く
行く と言って

どこまで いく

だれと どこまで
吸ってしまったドの音は
かみなり雲の腹下りだったら怖い
今日はどんな音楽聴かせてくれるのか
頭上の空の黒鍵盤と白鍵盤
しかし飴と紙芝居で喜んだ昔と違って
百年先までシミュレーションし ....
いつかの冬に置いてきぼり約束した未来 支離滅裂なので思いつきを
マインド・マップに
だけれどもそうした行為が
生かされているかといえば・・・
もっと単純で良いのかもしれない
一つの思いに突っ込む
勇気が必要な事案もあって
腰 ....
・さよなら

さよならという始まりがある。あったって誰かに聞いたことないかもしれないけど。樟脳の香りが指先に伝わるまで、ゆっくり肘から駅のホームの端っこまで手を振っていよう。

 ....
文字には 心が現れると 言うからね

本当は 洗わなければ ならぬ様な
心模様にだけは なりたくなくて

紡ぐ 言の葉 あと幾つ 重ねたら
あなたに 届くのかしら って

小さ ....
焦げ付いたワインレッドの残り火が
目に焼き付いた
角を曲がる時ほんの一瞬見上げた空
次の角まで行った時には
もう消えているのだろう

建物の傍に続く歩道を
急ぐともなく歩いた

けれ ....
みそかそばのテンプラをひっくり返しながら
正月を刑務所でくらす金物屋金蔵を箸で摘まんでいる

名字は金物屋 名前は親の手抜きの金蔵
店の名前 これも手抜きの金ちゃんうどん
夫婦で軽トラのうど ....
死んだ犬の名前を呼んで 秋の夜
泣いているのは 初老の男の独り暮らし
妻が亡くなり 娘は家を出た
錆び付いたぶらんこは 荒れ果てた庭に 


2階のヴェランダには 溜まった土埃に
埋 ....
誰もいない横断歩道の上

月の方角を目指してセンカイチュウ

どこから星の香りがする

いなくなった君の音がする

フォークで刺した地球を

うっとりと眺めてから

おいしそう ....
貝殻になって
砂浜で美しく暮らそうだなんて
夢を時々みては波に
叱られているよ

こんなあおいなか
住まわせてくれている
地球に返しきれない
恩をいったいどうしたら

じっと海の底 ....
「帰りたいんだけど、
まだ帰りたくない」

「帰りたくないんだけど、
帰りたい」

「もう帰らなきゃ」

…そんなあの日の夜

「戻りたいけれど
まだ戻りたくない」

「 ....
1日やることがないので
取り敢えず妄想する
妄想に金はかからない
妄想の中で私は二枚目詩人だ
私が言葉を口にすると
それだけで同人誌熟女はメロメロよ

しかし・・・、ふと考える
どうせ ....
  岩戸山古墳に行ってきた。
  筑紫君磐井の墓ともいわれる
  大きな前方後円墳と石人石馬や埴輪たち
  今は木々が生い繁る神霊の森か

  主古墳から少し離れたところにある
  小さな ....
ある朝、大好き?と聞かれて
大好きだよ、と答えて
お別れしました

ある晩、大嫌いって叫んで
何度も何度も
心で叫んで

忘れられないでいます
ビリジアン



青みがかった緑色
鮮やかなビリジアンの色見本に
忘れていた記憶を取り戻した


ビリジアンが青色だと思っていた


その主人公は耳が聞こえず
声も出せず
 ....
透明人間です
見てもらえないのです
居ない事になっています
ねえ
透明でしょう

散歩の途中
犬が興味を示して
ぶんぶん尻尾を振っても
振り返っても
わたしは見えないのです
居な ....
すごい勢いで
サイレンが幾度も通り過ぎ
私を追い越して
角を曲がり 止まる
止まる

真夜中の繁華街
わらわらと
遠巻きに人が集う
救急車 パトカー 
赤いライト 無線の声

 ....
「再帰的近代」という石臼がある

それは無数の嘘事を星屑と一緒に挽き砕くことで
「都市」という大規模構造を幻視させる魔臼

その「都市」で、僕は友だちとはぐれてしまった

僕は友 ....
片田舎の白いガードレールの脇を
野焼きの煙たいにおいに追われて
灰色の空の下を
傘を差すか迷う雨に打たれて
そうやって歩くときの心に似ている
わけもなく泣きたくなる夜は
かくれんぼしよう
じゃんけんぽん

わたしが鬼ね

もう、いいかい?
まーだだよ

もう、いいかい?
まーだだよ

もう、いいかい?

もう、いいかい?

もう ....
おかえり
おかえり
誰が帰って来たか知ってるのかい
その人は本当にお父さんだろうか
その人は本当に先生だろうか
本当に夫だろうか
本当に息子だろうか
本当に
ニンゲンだろうか
幽霊み ....
㎡さんの自由詩おすすめリスト(273)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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いつかの冬に置いてきぼり約束した未来- 北大路京 ...自由詩214-11-12
思考整理- ドクダミ ...自由詩1*14-11-12
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夕焼け- Lucy自由詩17*14-11-12
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寂寥- 藤原絵理 ...自由詩514-11-11
フォークで刺した地球を- ときたま ...自由詩614-11-11
存在失格- もっぷ自由詩514-11-11
ふたり- chiharu自由詩4*14-11-11
ペンペン草田男「妄想」- 花形新次自由詩114-11-11
眠りの丘- 秀の秋自由詩114-11-11
別れ方- 中原純乃自由詩4*14-11-11
ビリジアン__/__使い古しのチューブを握りしめて- beebee自由詩23*14-11-11
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友だち- 2012自由詩214-11-10
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おかえり- やまうち ...自由詩4*14-11-10

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