夢の続きを
ミツバチ

青空と強く降り注ぐ陽射しの中
パラパラと降りだした雨粒
光を纏って輝き出せば
空に虹がかかり
ぽろんぽろんと鍵盤が弾みだす

夢とも現実ともとれない世界
その風景を残そうと
携帯にメモを取るけど
支離滅裂な文章を綴るのみで
私には表現しきれない
でも手を伸ばして
受け止めた雨粒は
確かに冷たく
草木の緑が眩しい風景は
喜びに満ちていた

もう一度と望んでも
現れそうにない世界
もしまた会えたなら
もう戻らないのに


自由詩 夢の続きを Copyright ミツバチ 2010-09-02 18:43:23
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