すべてのおすすめ
枯れた葉っぱのこすれるおとは雨のおとに似ている
かわいているのにぬれたおと
ざざあざざあ、ざあざあ、ざあざあ
もう袖をのばさないと指先ひえて
じぶんの温度もわかんなくなる

おひるまにも見 ....
知らない言語を聞いている
彼が何を言っているのか、私には分からない
「大好き」かもしれないし
「死んでしまえ」かもしれない
「そこ空いてますか?」かもしれないし
「昨日のテレビがどうした」こ ....
汚れた空気が
やんなって
カルキ臭い水も
飲みたくない
言葉話すすべてが
わずらわしくて
誰もいない世界へ行こう と
飛び乗った 宇宙船

空 空 空

空気の層
突き抜け ....
ペンを握り使い古した言葉を
並べ立てている今この時
浪費している空気や水や食べ物への
謝罪の要求はすべて終わった後にしてくれ

やり残していることなんて
実は思っていたより無い
血の巡り ....
「風が少し冷たいね」と笑いかけると
まだ早かったんだとふてくされた声
まあまあ、って君のポケットに忍び込む
合わせなくても同じ歩調と
規則正しい腕時計
まだ寝なくても良いの?と、
いたずら ....
日々漠然と感じる不安を煮詰めてみたり薄めてみたり。
どちらにせよ「現実」を見るのが怖くって。
ついつい要らないことをしてしまうんだ。

行き詰っちゃったらリセットして、
やり直しなんかできな ....
剣を置いて話をしよう。
お前は私に敵意を剥き出し過ぎる。
今まで足蹴にしてきた奴等とは確かに違うが、
一つだけ共通点。素晴らしき「人間」であること。
赤い呑み物がお好みかMr.
幾 ....
家出少女がピンクの小さなリュックをロッカーに。
少し思い詰めた顔で化粧を直して笑顔を作って。
100円が ちゃりん と音を立てて吸い込まれる。
胸ポケットに鍵をしまったらどこかに電話を甘えた ....
鵜飼千代子さんの東雲 李葉さんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
[あきめくら]- 東雲 李 ...自由詩212-10-22
[あるものねだり]- 東雲 李 ...自由詩6*10-6-1
『月面着陸』- 東雲 李 ...自由詩1*10-5-3
『生きる』- 東雲 李 ...自由詩2*10-4-27
『入水』- 東雲 李 ...自由詩4*10-3-12
[味覚障害]- 東雲 李 ...自由詩1*10-2-20
『狩り』- 東雲 李 ...自由詩1*10-2-19
『コインロッカー』- 東雲 李 ...自由詩3*10-2-11

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する