ピョーンって音がすればいいのに。
それってすっごい可愛い音じゃない?そしたらきっと楽しく弾けるはずなのに。
真っ白くて硬い鍵盤に、同じような指を置いて苦笑した。
ピョーンじゃなくてバーンって ....
徐の右側が消えて 余りっぱなしになった
おざなりに押しつけられたみたいに

ストライプのカーテン 隙間の景色もそうで
目がチラチラして痛み出したりするし

流行って電波とかを張り巡らせ ....
意地悪なお嬢様は
デートの途中の事

突然走ってきた馬車に
長ったらしい髪の毛引っ掛け

上品ドレスも台なしね!

自慢屋の王子様は
ベースを掻き鳴らしてた

そして権力で乗っ取った
武道館のライブ ....
オレンジペコに浸されて
君は突然蛇口をひねり出す

「ああ 1000まで数えなくちゃ」

おざなり気味なこの町では
零れてしまいそうになる フヘイフマン

足は真っ黒じゃなくて
 ....
何でも出来るって事は何も持ってないって事なんだよ。
苦笑というか、呆れたように笑った流音の顔が脳裏にちらつく。


「あー・・新しいの買わなきゃな」

残り一本になったピアニッシモを口 ....
最低ってのが一番下
当たり前だけどそうだけど

それを遥か下回ってる
矛盾してるけどそうだけど

でもそんなもんだろう
俺の安い働き安い言葉

だからそうなってんだろう
粗悪じみた 救済活動

明日 ....
あなたが僕に付けた
「嘘吐き」って名前

しっくり来なかったけど
聞いた事あるような気がして

ほとぼりが冷めてまた
前の名前を呼ばれ出しても

その名をたまに
口ずさんでたり ....
ピアニッシモは、相変わらず不味いらしい。
由夜といわれても、俺はどうしても「お兄さん」って呼んでしまうんだけど。
その人には相変わらず死相が付きまとっているような雰囲気で
俺はばったりと会う ....
疲れたとか
足りないとか

諦めとか
虚しさとか

全部混ぜ込んだら真っ黒になる
そんな絵の具はパレットの上

打ち込む度に淋しく光るキーは
言葉とかマンションに閉じ込めとけ

甘いほどに墜ちて行け ....
ああ 値札のあの剥がしにくい事
それを綺麗に剥がすのが趣味なの

虎になれなかった猫だか
狼になりたかった羊だか

そんなのを聞きながら
消しゴムの緑の後をごみ箱へ

冬のくせに蒸し暑い部屋で
カバ ....
窓の外の猫が言うのさ
ピアスが足りなきゃ 塞いじまえ

一度壊れた おもちゃなんか
次にもそうなるって決まってる

釣り合ってるから動かない
だから珍しい事も起きない

そんな諦 ....
別に、ただ気になっていただけだ。
どうせまた明日から、同じような顔をして過ごす自分に嫌気が差して叫び出したくなるように。
変わらない自分を望んでいると言う割には、平穏なんか壊れてしまえと物騒な事を ....
無い物ねだり
やめらんない

怖がり弱がり
そのまんま

まとめの文に
埋もれて

ああだとこうだと
言えばいい

フランスパンを
かじってさ

砂漠の真ん中
歩いてみ ....
全自動洗濯機に投げ込んだ
ぐちゃぐちゃにしちまえ 僕の作文

ポケットに入れっぱなしのキャンディと
同じように 砕けてよ

あまり上手に出来なかったとか
気に入らなかったわけでもなく ....
不機嫌ばっかでサイン会 愛想も何もねぇのかよ
好きな格好してぇなら
正反対もやってみろよ

壊れちまいそうだって
言ってみろよ ほら どうした?

置き去りなのか
お気取りなのか

ああ 駄目 ....
別に、好きでも嫌いでも無かった。
小さい時からそれをやっていて、ただ人より上手に出来ただけだった。
劣等感を感じて、辞めちまえ、と罵る輩の気持ちが痛いくらい分かってしまったのは
それから何年 ....
チョコレートパフェに 押しつけてやれば
だらだらと生きてる ずるずると喋ってる

生クリーム地獄を ティーカップ世界に
ひっくり返して ぐるぐる混ぜてやれ

迷惑そうな店員横目に
足に引 ....
文句言いながら
逃げ帰るように

宙返りでリバーシブル
黒なら黒で 白ならそうで
午前2時に同時進行
少しお高めに売り付けられた

ちょっと足りないならまだしも
全然無いってそれ酷い

否定じゃない ....
別に、大人びている訳じゃなかった。
煙草吸ったって酒飲んだって女の子を口説いたって喧嘩したって、それは小さな反抗心と大人の真似っこって事で。
仮面やら鎧やらを風呂に浸かってシャンプーで洗い流したよ ....
そうでもない時だけさ
不意に泣きだして どうしたの?

けたたましい その朝は
最近お気に入りの BGM

一端慰めに走って
また ほったらかしで睡眠世界へ

充電器に繋がれたま ....
グラニュー糖に突っ込んだ
フレッシュのままのアップルミント

シーズンオフのワンピースに
防虫剤を混ぜ込んでしまえ

随分赤に染めながら
必死に護った宝箱も

愛さないまま閉じていれば
だんだん狂 ....
愚かさを主張して あなたに辿り着けない
軽々しく触れないで 泡になってしまう

少しはにかみながら 喉が切り裂かれている、と
口ぱくの懇願 『どうか、気付いて』

あなたは言うわ 「名 ....
黒乃 桜(52)
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