発展途上だからねと
広い白に好き勝手かかれて
無かったことになるのはね
過去を思い出せなくなる時だ

無駄な時間と君が悔しがって
魂削って放ってた言葉が
帰る場所なくして立ち往生
 ....
砂時計に混ぜたのは アルタイルの残骸
いつか両手が温度を取り戻して 僕が紺色を仰ぐまで
砂と星屑は落ちていく ただ さらさらと落ちていく

枕に蹲る 理念のズレた少女
暇潰しに電子地図を ....
白熱灯から
あなたの温度が
海辺沿いに
電線を辿る

白い烏が
両手を広げて
私の足下を
途端に断ち切る


昨日の夢で
 その人に何かをしてしまって
ベッドサイドに立ち ....
そんなとこに書き込むのやめなさい
そんな奴と付き合うのやめなさい

千円単位の俺の価値観は
削って解いて千切って忘れる

そんな言葉遣いやめなさい
そんな格好はしたないやめなさい
 ....
例えば時々虚しくなって
何のために生きてるんだろうってなって
そんな気分のまま家に帰って
付けたテレビでは凶悪事件やら
ボーッと聞き逃す僕は偽善者?
頑張れ頑張れ訴えるモデル
疑問を抱 ....
背中に張り付く魔物が
肢体を麻痺させて 気怠く愛してく

顎に伝う流せなかった涙
痺れたまま息苦しさを主張して

取り戻せなくなる方か
後悔のこの字はこういう時

それでも衰えな ....
君は端っこの席で
いつも頬杖をついて

窮屈な空気に飽きたように
紐靴を揺らして 窓を見つめ

風が吹けば良いのにと言った
蒸し暑い部屋の中にも
偏りがちな脳内にも

そしたら昇っていけるよ
こんな ....
サイダーを流し込んで
クリスタルを身に纏って

引いた線からは光が
零れて溢れて止まらない

宝石みたいなゼリーを
食しては次の朝を待ち

古い友人に会っては
微笑み撒き散らして日傘を

きらきら生 ....
最近流行ってんの
黄色と黒のしましまライン

目の横に散りばめられた
にゃあと鳴く彼女の歪んだ妄想

そこまで堕ちたくは無いからと
美しく生きていく事を誓ったけど

何かを諦める ....
前世の私は花を愛でていた
そんなフリをして無機物を愛していた
それでもそこそこ幸せだった
不味い躯も美味しいと言われた

来世の私は何をしているんだろう?
理不尽な事を言ってるかもしれ ....
背筋だけ 伸びきった
お兄さんに ローズマリー

髪の毛だけ フェアリーな
お姉さんに マグノリア

私を捜して
私を探して

すみれの花びらの中に
林檎の根の下に

私を ....
僕は君にはなれない
誰か別の人にはなれるのに

綺麗な服を着れば
おさがりのルージュを塗りたくれば
別の人にはなれるけど

僕は君にはなれない
皮一枚隔たりがもどかしい

変身と鏡に投げ掛ければ
タ ....
結果だったり
不安だったり

もしかしたら
疑う自分にだったり

過去だったり
お告げだったり

ぐしゃぐしゃになる
そして泣き出したり

それでも朝が来れば
光を見なき ....
掌が傷だらけ
彼女はきっと キスだらけ

巣くわれた 巣窟な躯は
昨日も 架空を跳んだらしい

チョコレートシロップに
足を染められたなら

ホワイトソースばかり
作りすぎてし ....
ほどけた 靴紐を結びなおして
ふと見上げては笑った

おどけた 魚はもしかしたら
かまぼこになってるかもしれないね

不吉というよりも…
そう……

街路樹に背を向けたのは
凍えてしまいそうだから ....
桃色の花園を下って
季節をオルゴールへと 移す作業が得意なの

通り過ぎる人の白い髪に朱林檎
気丈に振る舞うお姫様に 見せてあげたいものだわ

手を取って 踊るよりも
隣で鼻歌 歌い ....
僕は傾いたまま
あの人の吐息に走っていった
そういえばあの人の笑顔はとても絶望的に見えたが
騙されたい人が辞書を担いであの人を抱きしめていたのを良く覚えてる

日曜日限定のせいか不気味に見える顔で街 ....
あた しが 見ている先
真っ白な ヒカリ 瞬間

恋する 味はきっと
りん ご あめ


歌を うたうために
マイク を 買ったの

壊れ た マイクでいつも
ru ru r ....
私の手は冷たいの
冷え症なのかもしれないわ

でも
心がそうなのかもしれないわ

だから私は手袋を買ったの
暖かい色にしてみたの

でも
ちっとも暖かくならないの


私を呼んでいるのは 何
偉ぶっ ....
Aボタンを押す、彼女の手は震えていました。
動機と目眩。頭痛に涙腺爆発の傾向。
どうか誰か、私を救ってくださいと悲劇のヒロインを演じています。
彼女はネガティヴな人間でした。
周りの人間は ....
ストロベリージャム 夜明けが来るから
カーテンを黒に染めなきゃね

アイスクリームコーン どうせやるならさ
楽しい事のがいいよね

スウィートベリーナウ 昨日の彼女
氷漬けのハーブ食 ....
やさいうりがきたよ
やさいうりがきたよ

にぐるまをおして
にんじんをつんで

しゅふがかけよってく
こどももはしってく

おいしそうな にんじん
じゃがいも かぼちゃ

やさいうりのやさいは
こど ....
絵の具のついたレコード 二階の窓貼り付けたまま
君が好きだと歌った曲は 今日も誰も寄せ付けはしない

ビーカーの中で混ぜた欠点 薄くなる所か濃いくなる
それをまた飲み干しては染まる僕を 君 ....
落ち込んでる奴がいるとすぐに走っていって、不幸なのはあなただけじゃない、とか言う奴が居た。
ぐすぐす泣き出す奴の肩を撫でながら、ひとしきり不幸な人の話を話して
ひとしきり落ち込んでる奴を泣かせて満 ....
突然話しかけられたら 心臓が泣いてしまうでしょ
その前に止めておかなくちゃね 大丈夫一人でやれるわ

あなたはきっと私が また迷ってしまうからって言うけど
もうきっとあなたとじゃなくても  ....
開けていく夜を見ながら
ラムネ味の嘘をかじって

昨日の残骸を
集めて寄せて丸めてた

寒いみたいに唸って
たじろぐ僕を気にも止めず

明日の為へのレターセット
薄いビニールから取り出す君

強いと ....
体力の限界なの ちょっと炭酸飲料飲ましてよ。
愛想が尽きてしまったのなら 愛しい人よ って歌わないでね。

ゲームもあんなに はまっていたのにね。
あたし もうやる気ないみたい。

恋愛の ....
食器を綺麗に洗っていた
昨日はカレーだったから

鼻歌なんかも歌えずに
一生懸命洗っていた

通り掛かった老人に
相変わらずですねと笑われた

別に何か言い返すでもなく
ええ良いお天気でと微笑んだ

 ....
缶に塗ったくられた絵の具はね
私のようなものなのさ

チッていう舌打ちが聞こえてくる
だから同じくやってやるのさ

格好付けて盛ったって
愛され上手には慣れない

瞼の裏世界を旅 ....
こういうの集めるの好きなんです

やりたいくせにやってもいいとか言っちゃうように

それはそつなくタイミングが良く

正反対に尊敬疑念

そういう風に感じてたり

そういう風になってたり

鍋を洗 ....
黒乃 桜(52)
タイトル カテゴリ Point 日付
文書グループ
詩想文書グループ09/10/12
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