どれくらい信用しているのと聞かれて
5ミリくらいと答える

マックスは5ミリ
信用も5ミリ

少ないように思うでしょう?
でも100パーセントなのよ
グールドを聴きながら
思い出す
自分が何者なのか
わからなかった頃を

毎日は
決まりきったルールで進み
それに合わせているだけでよかった
楽だったのだ
たぶん

余計なことを考 ....
秋の悲鳴が聞こえませんか
高く低く
枯れ葉が風に乗って
舞い降りるように
ゆっくりと

孤独には
飾りのつけようがないので
見つけられないかもしれないけれど
輝くもののように
感じ ....
肩を叩かれて振り返ると
孤独が立っていました
なにか用かと聞くと
なにも言わずに
後ろを向いて座りました
そこでわたしも孤独の隣に腰をおろしました

しばらくすると
雨音がやってきまし ....
とうとう 見つけられてしまった
うつ伏せに寝ているわたしの
左足のつけね
紋章のようなかたち
うす茶色
くちづけをしてあなたは
これはなあにと
指でも確かめながら聞く
それは記号
わ ....
わたしが
わたしを忘れるようになって
それでいい
あなたの声がする
欲しいものなんかない
わたしは空を見上げて
空の
落ちてくるのを待っている
運がなければ果物のひとつも
ねえ
言 ....
よしおかさくら(156)
タイトル カテゴリ Point 日付
5ミリ自由詩3*07/11/23 23:57
グールドを聴きながら[group]自由詩1+*07/11/22 19:46
秋の悲鳴[group]自由詩107/11/22 8:51
孤独とわたし[group]自由詩11+*07/11/19 14:41
それは痣[group]自由詩5*07/11/16 19:27
わたしがわたしを忘れて[group]自由詩7*07/11/15 14:38

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