レコードにハッカ油を垂らす
聴いたこともない政治の季節がやってくる
夏はここから始まって
そこかしこに収束する
香るハッカは
それを中和させる
一つの方法に過ぎない
そして

そして ....
わたしについて
詩における一人称
または一人称に対しての考察
人類最初の一人称は
叫びだったように思うのです
誰に対して
わたしを放ったのでしょう
それは夜であり
的であり
であるな ....
川の下流の
濁った溜まりに
ひとりの男が浮かんでいた

藻の髪をひろげ
陽の光をまだらに浴び
子どもらは棒でつつき
逃げて
また近づく

「またや またや……」
老婆が畦道で呟く ....
灯火はひそかに揺れ
月は硝子のように冷たく
私の頬にかかる仮面は
夜の深みから彫られた

仮面の裏で眠る顔は
血の気を失い
かつての微笑を忘れ
遠い鐘の音だけを聞く

誰もその下を ....
君の声が 裂けた大地の脈をうち
まだ名を持たぬ花弁は 血のように散った
街は瓦礫の海だ 線路は剥きだしの蛇となり
遠く 人間の泣き声は 黒い太陽に噛み砕かれている

夢をひとつ 君が投げた夜 ....
すっかり夏入りのこの夕刻に巻雲、真白く
色んなカタチ描き巻き拡がり伸びる
真青に沈む空の大キャンバス、
真昼の熱風も今では程よく冷め温かみ帯び
吹き流れ来てはこの身を包み込み

あゝこの世 ....
あいはすべての始まり

いのりは愛と共に歩み

うごいて、うごいて、動く

えがおで住まる

おれいはこころからのご挨拶
考えられない病気なのだと思う
でもそれでいいと
言って
自分の価値を守る

あなたの価値を守るために
考えられることは
考え尽くしておこう

こんな暑い日には
虫眼鏡をあてて
体 ....
星がふたつに割れて
あなたはどちらを選ぶのか
選択を迫られる
わたしは毎日洗濯物を干している
あなたは輝いているお琴
強い野心のある男がいいわ
参政権を手放しても島へ向かう
これから ....
ジリジリジリジリ
おにきす
ヒリヒリヒリヒリ

白波の果ての

ギリギリ
息が出来る
愛しい

青と透明のチューブ
青と透明の割合は
43:57
それでも
透明が
それ ....
深く潜っていると
苦しくなるのはなぜだろう
うつくしいものとは
神秘であり
畏れでもある
言葉に出来ないものに
取り憑かれて
死んでもいいよとおもわせる明け方の
紫陽花の群生
色彩の ....
ずっと考えてしまうなんて
まるで好きな人みたいじゃないか
思いの重さは一緒
やめよう
好きじゃない人のことを
あれこれ考えるのは

そう思っても
気づけばまた考えている
考えるな
 ....
○「勝てない」
天気には勝てない
人間が合わせるしかない
年には勝てない
これも人間が合わせるしかない
恐妻には勝てない
弱夫が合わせるしかない

○「矛盾」
矛盾には
言葉の矛盾 ....
涙だけ
こらえていれば
心など
無視していてもいい

あまりにも
深い
深い深いこころの奥にある剣を
ぎゅっ!
と握ってみたくなる
夕闇の家路

そしてあしたも朝になれ ....
悲しみがプラスチックでできている黄色いアヒルを沈める浴槽  五次元の境地について、クレクレ星人の独り言にも書いたが、あれがそうだったのだろうという経験はあった。以下に、以前の文章を記載する。
(すると、天井から暖かい光がさしてきて、その途端に、意識は快 ....
華が人知れず馨る夜
星と風が生まれて、通り過ぎる。

星がいつも見つめているのは、
長く続いてる一本の道で

風がまだ心に抱いているのは、
雨の降りやんだばかりの道だ。

風の声と、 ....
昔の偉い人たちがあるべき姿
幸福について伝えてきたけど

見てごらん今の世の中を

戦争や犯罪
野心や欲望にいまだ満ちてる

知ってて知らないふりばかり

正しさってそんなに辛くて ....
人知れず風はどこかの雑木林を通りすぎる
どこかの雑木林の木洩れ日がひゃらひゃらとゆれる
人知れず私はささやく
小さな星の上で
花の香りを
人の笑顔を
一つの命を
人知れず思う
私が居な ....
私が心の中に抱いているもの
それは
宝物としての心
心次第で人は輝く顔つきを見せる
どんなところにあっても
向上の道は常に見える
自分で歩かなければ
一度生まれたからには
やってきたこ ....
玉を磨き続けた
さとりを得るために
心の中では信じ切れてはいなかった
いつかさとれると
しかし修業は嫌でも厳しい
かなりの難関の
障害を
クリアしてきた
いま目の前は晴れ
杞憂もなく ....
昨日思わなかったっけ?
あの人が好きだと
何千回も思った
涙があふれてくる
好きな気持ちで大人になれる
好きな仕事で大人になれる

時の流れがゆっくりになってきている
心に余裕が生まれ ....
心の内しんと平静なり 、

沈み込む時間の底

あちこちで言葉投げ合う
何ものか達の声 木霊して

過去に置いて来た断絶の涯てに
支え合う宙の奥行きの只々広がり

既定の時の流れと ....
 ここのところ、とほかみの祝詞を繰り返し奏上し、神霊界に7月20日まで、毎日が、滞ることなく、つつがなく続きますように、と祈っていた。憎しみの波動が押し寄せ、想念の揺り戻しで熱が出た。それで昨夜は .... おはよう!みんな元気?

朝がみんなに挨拶

一杯のコーヒーで始まる

私の朝

至福な幸せの始まり

エクササイズで整える

私の朝

身も心も軽やかな日の始まり

 ....
○「愛すること」
愛することも
学ばないと
愛することが
できない
憎むことも
学ばないと
憎むことが
できないように
自殺なんてね、する必要ないと思うよと医者の笑う

する必要があった人を考えるのが貴様の仕事だろう

実は動機も割れているのである、えぇ、君が殴った

医者当人もご存知なのである、えぇ、僕が ....
気がつけば一面の緑のなかで
途方にくれていた
どこから来て
どこへ行こうとしているのか

すでに熱を失って
剥製のように軽くなった
小鳥のむくろを
両の手に捧げている

はばたいて ....
トゲトゲが無くなるまで
話しかけよう
生きているから
いつか通じると信じて

サボテン
そばにいると癒される
トゲトゲだらけなのに
少しも嫌じゃない

サボテン
少しくらいサボろ ....
子の帰るまで採らず置くトマトかな

もぎ来たる真赤なトマト喜ぶ子

食卓の寸時の談笑戻り梅雨

夏{ルビ夕餉=ゆうげ}回転ずしの鮮魚かな

{ルビ外国=とつくに}へ戻りゆく子や蝉しぐれ ....
文書リスト
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ハッカ油XIAO自由詩025/7/19 0:17
レイベリング降墨睨白島(...自由詩1*25/7/18 23:41
失望[group]花形新次自由詩125/7/18 21:23
美しい仮面[group]自由詩025/7/18 21:08
夜明けの骨[group]自由詩025/7/18 21:01
梅雨明け、一刻ひだかたけし自由詩225/7/18 19:14
あい多賀良ヒカル自由詩125/7/18 19:07
考えられたらよかったsonano自由詩025/7/18 16:33
愛のビンゴ洗貝新自由詩2*25/7/18 16:12
夏波降墨睨白島(...自由詩1*25/7/18 14:51
そよ風によせて室町 礼自由詩4+25/7/18 13:56
好きじゃない人のこと自由詩425/7/18 12:53
独り言7.18zenyam...自由詩3*25/7/18 9:15
新生しよう秋葉竹自由詩325/7/18 7:45
囚われもの短歌125/7/18 7:14
クレクレ星人の独り言「五次元の境地」96ジム・プリマ...散文(批評 ...3*25/7/18 3:33
花のためのエチュードハァモニィベ...自由詩3*25/7/17 23:53
偉い人たちへ自画自計自由詩225/7/17 22:52
人知れずこしごえ自由詩4*25/7/17 22:15
向上の道黒髪自由詩1*25/7/17 20:35
玉を磨く自由詩3*25/7/17 20:34
昨日と今日では自由詩2*25/7/17 20:31
遡行す、こんな日こんな刻にひだかたけし自由詩8*25/7/17 19:47
クレクレ星人の独り言「神霊界のお答え」95ジム・プリマ...散文(批評 ...2*25/7/17 19:34
それぞれの朝多賀良ヒカル自由詩225/7/17 18:24
独り言7.17zenyam...自由詩2*25/7/17 15:36
オカルトカルテりゅうさん自由詩4*25/7/17 15:18
埋葬そらの珊瑚自由詩8*25/7/17 12:55
サボテン自由詩7*25/7/17 12:34
実家の夏けいこ俳句3*25/7/17 8:25

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