肌と肌が触れて
気と心が知れた
口移しで人生を伝う
涙なしではいられないよ

お風呂に一緒に入ろう
言葉にならないものの共有
揺れる湯船
ふっとこぼれた笑顔

重なり合う
刹那に ....
月が 輝く 人が それを見て 太陽 と笑った 花は 咲いて 咲いた こと それだけが 遺る あなたに 長い 尻尾があり 耳は 三角で 神様に似た 角があって 翼は 鷹目だ スカベンジャー その眼 動く .... 火を吞み込む邪心が人の無心を焼き尽くす
風を嗅ぎつける者が遂に世界を弄滅させるまで

憂いを食べつくす言葉を放つたびに
オレンジ色の首飾りが
似合っている少女の瞳に映り込む
この時間を流れ ....
愛なき者ほど愛を叫ぶ
からっぽである者ほど
もっともらしいことばで筋の通らぬ理論展開をする
面と向かって非難すればボロがでるから
遠回しに当て擦る
ムズカシイことばを使って
自分は頭が良い ....
道路工事で

職場前の道は渋滞

ブラインド越し見える作業員の人たち

若い人が一人もいない

砂塵と高湿度の靄の中

上下するヘルメット

ドア一枚隔てたこちら側は

 ....
戦火の焼け野原で 
そこに天国があると聞いたから
私が殺した人の死体を埋め
空を見上げた

彼は私を殺そうとした
同じことをされても仕方がない
でも
私は生きていたいと思わなかった
 ....
 

椎茸と茄子をあんなに嫌ってたあのころ夢だけ信じていられた



ひた走るランナーたちの目のまえに浮かぶ刹那をみてみたいけど



東京に陸上なんかを競い合う未来を夢み ....
あの美しく優しい少女が、誰も何もせず、ただ座って
死にかけているという事実。耐え難い。
      (LGle ....
弟の息遣いが聞こえる
浄水場のある街に
敷設された線路を
今日も走っている
誰よりも足が速くて
誰よりも
列車の真似が上手だった

弟は皆から
関口さんと呼ばれていた
だか ....
左手に包装紙から突き出たハンバーガー

右手にスマフォ をしっかりと掴み

お目目は右左上下に自由自在に動く

スクリーンに目を合わせると

脳はもっと、忙しい

口の中の歯を ....
静脈の運ぶ退廃が酒肴として活きる夜
帷の内と外でどれだけ熱量が違うのか

内では
肥満めいた男が慄き若い女に買われて
右往左往しながら満更でも鳴く蕩けて
真っ暗な夜がないのと同じように
 ....
ひらがなといくつかの簡単な漢字を覚えた頃
新聞の尋ね人の欄を読むのが日課になった

 和子 連絡してくれ 父
 正男 心配してる 母

やや太い黒い線で囲まれた
額縁の中の
それらの文 ....
風を待つ帆船と同じ速度で混沌に因る僅かな乱れはやって来る、でももうそんなものに狼狽える歳じゃない、それは蕁麻疹みたいなもので、なにかしら対処をすれば収まるものだということを俺は知っている―それを知 .... 誰もが知る肌に
夏の落ち着きを失った季節は、
陽のわずかな傾きに
秋を告げる

沈黙をやぶる囁きに
自問自答をとめる

潮の香りは、さやけき潮の音
反射する 陽炎のひかり
 ....
愛とは
人間にとって最も重要な感情の一つである

愛とは
相手を、愛おしい、かわいいと思う気持ち

愛とは
無償で与えるもの

愛とは
性行為とは無関係

愛永久

AIと ....
洗練された作品は好きだ
ただ今は
ダサくて
泥臭くて
切実な作品を求めた

胸を打ちぬいて
心臓を射止めて
心に残して

魂の部屋は
散らかっていても
それがあれば
という物 ....
大草原を駆け抜け
廻り続けていく車輪
魂の淀みを抱えながら
自らの汚濁を振り払い
まわるまわるくるくる廻る

深く紫に沈む葬送の列を打ち刻み 

死者から生者へのキッス
媒介しながら ....
 僕に憑依している、件の霊はまだ、特定の曲を聴くと涙が止まらなくなるようだ。スティングの「シェイブ・オブ・マイ・ハート」と町田義人の「戦士の休息」と甲斐よしひろの「安奈」と尾崎豊の「シェリー」を聴くと .... 金曜日、ファミレスにて。

カラカラと音を立てた 冷えたグラスから
水滴がしたたって テーブルに水たまりを作ってる

さっきから僕の愚痴は 止まらなくなってる
うだるように続いてる この夏 ....
海がつなぐ
まだ知らぬ世界も
流れ流れてやって来る
水か銀か仏か
あらゆるものが
流れ込んで
世界中を巡りゆく

海がつなぐ
あなたと私も
同じ母の魚を食らい
糧か毒か滋養か
 ....
○「寂しさ」
田舎の寂しさに耐えかねて
テレビがなる
ラジオがなる
防災無線がなる
彼岸花が咲く

○「防災無線」
認知症のおばあちゃん
施設を抜け出したきり
まだ戻って来ません
 ....
漫画って
なんて素晴らしいんだろう

小4の春でした

漫画家に、なりたい

絵は上手かったのです

絵は上手い?

やっぱ画家になろうかな

うーんでも
今どき画家じゃ食 ....
 
    、、
 
ほとんど会話もないまま
「アメリカの朝食」を聴きながら
たまごの入った高級食パンに
森のバターをたっぷりとのせて
熱い紅茶でいただいた
 
ただそれだけ
晴れた日に傘を貸し
雨の日に傘を奪う

どうやら
それが流行りみたいだ

他人だもんね
困ろうが狼狽えようが
観客席からは滑稽に見えるのだろう


土砂降りになって
みんな借り ....
男子トイレの小便器に立つ
目の前に貼り紙
「届くと思いますが一歩前へ」

大丈夫と従わないと
巻き散らかして周囲を汚す
素直に従うと
手元が見えなくて
自分を汚してしまう
今まさに自 ....
米国の温和な保守思想家の大樹、チャーリー・カー
クが日本に来日して参政党党首と会談して帰国し
た直後、米国の大学で公開討論中、テロの凶弾に
倒れた。それをサヨクリベラルたちが小躍りして
悦んで ....
吐息が絡みついて
枯れはてようとしている
身体に纏わり付いた蔦は
自らの最期を知り
匂うように艶やかな濃紫の花を咲かせた

いい年をして
みっともない

そうね
常識という範疇で考 ....
このまま静かに
フェードアウトしたい

晩年の
セロニアス・モンクのように
ベッドに横たわって
静かに
ただ静かに
過ごしたい

誰に知られるでもなく
家族だけに見守られて
最 ....
・(おそろしい)/日取りは新たな締め切りをつくる - どこでもない - そういう場所だというのだ : (人間のように)(人類のようだ)例えば / 戸の隙からか細く投げかける灯りが - まずためらいがあ .... 妹の娘は
私に似ている

彼女が産んだ赤ん坊
男前ではないけれど
愛嬌のある顔
知り合いのおっちゃんに
似ている

彼は私を一生懸命見つめてくる
私が何者か分析している

他に ....
文書リスト
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
体温自由詩025/9/15 12:55
月暦guest自由詩125/9/15 12:08
マッスルドッグ歌留多カタリ自由詩225/9/15 11:25
開祖りつ自由詩125/9/15 11:09
砂塵のむこう花野誉自由詩225/9/15 10:53
野火guest自由詩125/9/15 10:04
世界陸上秋葉竹短歌125/9/15 8:40
テロ殺人を賛美した島田雅彦を教壇と文壇から追放すべきだ 室町 礼散文(批評 ...3*25/9/15 8:27
浄水場のある街たもつ自由詩325/9/15 7:39
ワタシは忙しい多賀良ヒカル自由詩125/9/15 7:26
降墨睨白島/...自由詩3*25/9/14 22:33
尋ね人そらの珊瑚自由詩525/9/14 22:09
踊りな、人形たちホロウ・シカ...自由詩325/9/14 21:58
回帰月乃 猫自由詩7*25/9/14 21:35
あいとはたいら自由詩125/9/14 20:50
dasaif自由詩325/9/14 20:15
まはるひだかたけし自由詩8+*25/9/14 19:46
クレクレ星人の独り言「神霊界の決定」18ジム・プリマ...散文(批評 ...4*25/9/14 19:03
金曜日、ファミレスにて。itukam...自由詩425/9/14 13:47
海がつなぐ自由詩9*25/9/14 12:36
独り言9.14zenyam...自由詩3*25/9/14 9:31
将来の夢カッラー自由詩525/9/14 9:30
ささやかな贅沢1 朝からアドカボ足立らどみ自由詩5*25/9/14 8:55
土砂降りりつ自由詩7*25/9/14 8:54
届くと思いますが一歩前へイオン自由詩225/9/14 8:29
憎悪と暴力のサヨクリベラル室町 礼散文(批評 ...4+*25/9/14 6:39
make love りつ自由詩2*25/9/14 5:09
眠れない夜花形新次自由詩125/9/14 0:46
時には食べていって蕎麦屋の娘自由詩225/9/14 0:21
気が合いそうな予感花野誉自由詩12*25/9/13 20:54

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