言葉と声を何者なのだろう
そんなふうにして 僕はたどり続ける
そうであることがすべてであるかのように湖の色を見ている

冬の土の上で
たき火を 青い山が見える
じっとその色をそんなふうに僕 ....
何も 心の中に
もう 僕は手にしていない
あるものといえば誰かの手紙や電報ではない
何を そうして死んだ 僕は

寝過ごしていていない しかしうっかり といっても
見られなかった夕暮れは
 ....
形の粉々になった  
イスラエル、破壊されて 街の 
異教徒たちを見た、投げ合う 石を
海、正方形の 地中海があり

積み重ねられた、向こうの太平洋に 
先には、アメリカがある フランスの ....
暗闇でささやく
何かの体は ひとつなのだ
束ねたようなその出る場所を探している
なかを手に 行く 

場所はないのだと
12月の白い息を打たれた雨に吐いていた
そして 誰でもない 
存 ....
誰も知らない防波堤
僕は何かに問いかけた その知ろうとする命であることを
緑は 手のないそこに 記憶するようで
じっと見つめるように 魚たちの中を何もないのだが
そこだった ただ鏡 中のないも ....
氷の体を
君は、死んだみたいに
幸せだった、街の暗がりを 僕の
背負っていた 労働者として

暗がりは、目指した
生きるのは、天使のようなものだと
吉野家を出て、ビームの暗がりから
歩 ....
積荷をまとわされている
僕は何かをつかみ取ろうと
言葉が行き交い それをかわそうとするサラリーマン
ミサイルが走っていく

窓の向こうには
僕をさまよっていた そして暗闇に
寂しい記事が ....
上だけは、止まる音楽の、
地面の、
留まった言葉であることは、
ただ目を、僕を開いて、
誰にとってもの風で

風は手放していた、目にある色彩を、
夜の時間が止まってきた、氷に
中に ....
落書きはない
近くには 音だけが聞こえている
確かなことではある
刻みつけようと この車も
続くだけの会話がしているのだろうか

停めていた車ではなく もっとその果て
堤防が 暴力の車世 ....
書き手である誰もが、ひとつの言葉があるべき場所を求めていたらしかった。

祭はもう終わりなのかもしれない。感じていなかった子供のときの、僕。

最後のコーヒーをすすっていた。黒い色の中に混ぜあ ....
彼と会うことは二度とないんだ
夕べ辞めてしまった というよりも
入ったばかりだったな 歩く
どうしようもない自分の人生を照らし合わせて 
話したことすらなかったけれど
歩いてきた

適当 ....
雲 中なのだ 走らせていく
車を 見えないのも
暗闇の 鳥が飛んでいくのが見えた
暗闇の この僕には言葉もなく 姿

誰か ああ何の自信もなかった 部屋も
待っているのか 声で 見えたのが ....
欲したものに
もの見ている 僕は
青いものを赤いものに
そんな寂しさは 黄色の
白いを 続いていく 気がする

コンクリートの堤防で 今日も打たれ 
飛沫が強い 雨は誰かに魚を飛び散
 ....
僕は見失うことを考える
中に君を考えさせられて
暗闇の
いる僕は
雨が降っている
中ではない言葉の
音楽にいた 湖を探して 
音楽はあるというそこに手を
探していた 僕に上を 抱えた丘に

文庫本の見つめさせられるように 魚の
緑のを 外を風 見ていたそこの頭に
姿に ....
言葉の、ユダヤをする
体に、朝の最後
誇りの、自分に 石を
血 青いに
垂らした、干上がって、
の、死海、
甘さが、いった
孤島で船 黄色で
見たい石をいた 縫って 
抱えて服を 死人を 裁縫道具の
合わせて つなぎ いった

言葉なく 誰もの
跳ねるのが イルカを近くに見た
しぶきを 目 閉じた
思わず  ....
竪琴の光に
手の、見失う声に、する、
闇を、
闇の、ユダヤを、
ランプを、探し求める、外に、
足は 言葉に あてもなく
できたらと ひとつでも
僕も 街のさまよっていく

ひとりぼっちだった 今日をひとりぼっちの
ただ 僕であることを
叫ばせられた 感じている

誰かとして 風 ....
何も知らない男のままでいたいと
歩いている片隅に 言葉すらないままの
東京を考えていた
探していく 忘れて この体を 
手にさせられていた雑誌を
話題を歩き回り 立ち止まった

コンビニ ....
スーパーマーケットの中で見つめ
回るきゅうりや蟹缶詰を
回転寿司のようにかんぴょう巻きを
色とりどりのまぐろを
カッパ巻きをウニ
卵をイクラ、エンガワを  
白い乗せられたもの酢飯の
追 ....
外に それに 託して
一振りする することを
手を どこかに
ファミコンひとつ 誰もいない部屋

言葉もない 
ひらけた 赤いプラスチックの筐体の
黒いプラスチックの十字キーの
ファミ ....
一つの声、知るとき
この意味を、血をつけながら、
焼けただれた、十字架の
この空気の跡を、しるしのように、
お歯黒の上に、つけていく

道の下を、
青い地を這っていく、
影が、
鏡の中に 掘り返させられるように
光の破片が飛び交うのを感じた 僕は頬に手をやっていたかった
僕は窓辺に立っている

光を手にする 手の中に包み込むように
光を手にする 闇ではないものも
 ....
僕は反芻させられる
声を 手にとって
腕に書こうと思う 働くことから
ペンを取って

あるいは僕は虹を描くように
手放すように
本で見たことのある文字は
言葉を書き付ける 逃げていかな ....
鉄柵の中には日々が誰のものでもない 保健室を通過したのは陸上部員のガラスの瓶を消毒液の向こうが 溶け出されたものの外に出て 手が窓からグラウンドの初夏のわりには 張られたまだ円形の少し靄がかかって手か .... 暗闇の数珠を巻いて歩きゆく
白装束を、残る、
黒色の、自分の目に
中に、紅色の
消えていく、葬列の、
水上スキーヤー

僕ら、水面下には正しかった、
脱いで、正しかったのだろうか
足 ....
流行曲はあるけれどヒトラーのロシアの貧しい生活に、ニューヨークを感じている光の中の、人々に流れる電車に。とうとうーパリのカフェの歌ってあるはずだー歌を探していた。眠りの中で見いだしたい。あるいは、ロン .... 言葉を
干からびた 食べようとした
白色のものが それは
干からびた 言葉を見ていく

取り出すように はき出されたものに
屍の外から 転がっていた 血から親指に
僕の魚のように
取り ....
ノートにひたすらに
どこかへと 僕が生きて行ければいいのだがと
並べられた夢を
手にしたことのないペンを 言葉を
僕は書き起こす

見ていないのに言葉を見ている 
目のまじめなように 言 ....
番田 (2143)
タイトル カテゴリ Point 日付
ライズの、湖畔のトラウトに自由詩009/10/11 23:37
淀みで薄暗がりの自由詩109/10/11 19:02
国旗の、あの縦縞自由詩009/10/9 0:25
一つとしてない、へ言葉と自由詩109/10/9 0:06
夕暮れのベンチで僕は自由詩009/10/8 0:28
ゲームセンター、闇の自由詩009/10/7 1:08
生きたいとして、新聞キャスター自由詩109/10/7 0:27
風を、あることで、死んだ自由詩609/10/5 23:59
目として窓、喫茶店自由詩209/10/5 21:28
書き手に断絶としての散文(批評 ...109/10/4 21:15
辞めたことの、男自由詩209/10/4 16:50
雲は忘れて歩く僕に自由詩109/10/4 1:25
紙の上の色に自由詩009/10/3 17:45
見つける雨の中に自由詩009/10/2 14:04
僕として金魚は死んだ自由詩009/10/2 1:28
誰か、死海に立った自由詩109/10/1 1:20
黒い、を見た煙自由詩0+09/10/1 0:48
光、と、光自由詩009/9/30 1:19
消す、長針を、黒い自由詩009/9/30 1:18
コンビナートを光の、立って自由詩109/9/29 1:17
スーパーで、食べた自由詩109/9/27 2:08
ベランダで、受ける自由詩109/9/27 2:07
影と、闇自由詩0+09/9/25 0:21
鏡を見る闇の自由詩009/9/25 0:21
取ったペンを手に自由詩009/9/23 1:39
女の子、のグラウンド自由詩009/9/23 1:38
葬儀、草原としての自由詩009/9/23 1:37
電車の、音の、向こうで自由詩009/9/22 1:35
砕く、石を見る自由詩109/9/22 1:32
原稿用紙に、座る自由詩0+09/9/22 1:31

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