この手にさせられている
僕の
手が 肌色に
白い骨の肌に するべきものを
浮き立つ 手の甲を
細かな毛並に 生やした僕を
真四角の物体は
手にする それを 指先に
主要な血管を触 ....
僕は手に持っているものを
けれどそうではなく 僕の
何に持っていたいと 手も持っていない そして
手にしているのだ
持っている 中を忘れている 思う
夢は そんなふうにして 見る
誰もいない場所で
何を言っているのだろうか そうして
言うそこに 何かがあって 日の光は
白い壁の僕に 当たっている
小さな紙片を 僕自身が
自分にもわからない 僕は慰みもののような ....
場所はないのだろう
誰のいう言葉もない 帰る ここは
戦場だけ そのようだ
積み上げられた石が 遠く
あるのは 離れた 高くそびえている
フランスでは教会を そうして石にして 人の
....
探し当てたいとかけらに
眠りにつくのか 知らずに眠りの
この手につかされていく
騙されているようなものを手にする
破片のような 手を
黒い、とも 言葉にさせられている
そんなものたちを ....
響きも忘却する一人の言葉、
吐いて回る路面の知らないテラスで
太陽を見る、ギターの向こうの
夢の角が犬をやってくる、
カフェの果てから連れて、
足に横を、灰色が僕からやってくると、
小さな ....
誰かひとり
奥の 眠りこけている深夜に
水色さえあればと 音楽の一つとして
ひとり
約束を奏でていた
微笑みで上に作りながら交わした夜空の頃を
ホースに
軒先の僕自身を反芻する
....
俺に知らない道は 誰も
存在したのだ
体をさせられて 喜びのような
苦しみでもなく つけて 地に
足を立っていた
窓に風を見つめていると
失ったように 風はそんな場所を吹き付けているの ....
言葉と声を何者なのだろう
そんなふうにして 僕はたどり続ける
そうであることがすべてであるかのように湖の色を見ている
冬の土の上で
たき火を 青い山が見える
じっとその色をそんなふうに僕 ....
何も 心の中に
もう 僕は手にしていない
あるものといえば誰かの手紙や電報ではない
何を そうして死んだ 僕は
寝過ごしていていない しかしうっかり といっても
見られなかった夕暮れは
....
形の粉々になった
イスラエル、破壊されて 街の
異教徒たちを見た、投げ合う 石を
海、正方形の 地中海があり
積み重ねられた、向こうの太平洋に
先には、アメリカがある フランスの ....
暗闇でささやく
何かの体は ひとつなのだ
束ねたようなその出る場所を探している
なかを手に 行く
場所はないのだと
12月の白い息を打たれた雨に吐いていた
そして 誰でもない
存 ....
誰も知らない防波堤
僕は何かに問いかけた その知ろうとする命であることを
緑は 手のないそこに 記憶するようで
じっと見つめるように 魚たちの中を何もないのだが
そこだった ただ鏡 中のないも ....
氷の体を
君は、死んだみたいに
幸せだった、街の暗がりを 僕の
背負っていた 労働者として
暗がりは、目指した
生きるのは、天使のようなものだと
吉野家を出て、ビームの暗がりから
歩 ....
積荷をまとわされている
僕は何かをつかみ取ろうと
言葉が行き交い それをかわそうとするサラリーマン
ミサイルが走っていく
窓の向こうには
僕をさまよっていた そして暗闇に
寂しい記事が ....
上だけは、止まる音楽の、
地面の、
留まった言葉であることは、
ただ目を、僕を開いて、
誰にとってもの風で
風は手放していた、目にある色彩を、
夜の時間が止まってきた、氷に
中に ....
落書きはない
近くには 音だけが聞こえている
確かなことではある
刻みつけようと この車も
続くだけの会話がしているのだろうか
停めていた車ではなく もっとその果て
堤防が 暴力の車世 ....
書き手である誰もが、ひとつの言葉があるべき場所を求めていたらしかった。
祭はもう終わりなのかもしれない。感じていなかった子供のときの、僕。
最後のコーヒーをすすっていた。黒い色の中に混ぜあ ....
彼と会うことは二度とないんだ
夕べ辞めてしまった というよりも
入ったばかりだったな 歩く
どうしようもない自分の人生を照らし合わせて
話したことすらなかったけれど
歩いてきた
適当 ....
雲 中なのだ 走らせていく
車を 見えないのも
暗闇の 鳥が飛んでいくのが見えた
暗闇の この僕には言葉もなく 姿
誰か ああ何の自信もなかった 部屋も
待っているのか 声で 見えたのが ....
欲したものに
もの見ている 僕は
青いものを赤いものに
そんな寂しさは 黄色の
白いを 続いていく 気がする
コンクリートの堤防で 今日も打たれ
飛沫が強い 雨は誰かに魚を飛び散
....
僕は見失うことを考える
中に君を考えさせられて
暗闇の
いる僕は
雨が降っている
中ではない言葉の
音楽にいた 湖を探して
音楽はあるというそこに手を
探していた 僕に上を 抱えた丘に
文庫本の見つめさせられるように 魚の
緑のを 外を風 見ていたそこの頭に
姿に ....
言葉の、ユダヤをする
体に、朝の最後
誇りの、自分に 石を
血 青いに
垂らした、干上がって、
の、死海、
甘さが、いった
孤島で船 黄色で
見たい石をいた 縫って
抱えて服を 死人を 裁縫道具の
合わせて つなぎ いった
言葉なく 誰もの
跳ねるのが イルカを近くに見た
しぶきを 目 閉じた
思わず ....
竪琴の光に
手の、見失う声に、する、
闇を、
闇の、ユダヤを、
ランプを、探し求める、外に、
足は 言葉に あてもなく
できたらと ひとつでも
僕も 街のさまよっていく
ひとりぼっちだった 今日をひとりぼっちの
ただ 僕であることを
叫ばせられた 感じている
誰かとして 風 ....
何も知らない男のままでいたいと
歩いている片隅に 言葉すらないままの
東京を考えていた
探していく 忘れて この体を
手にさせられていた雑誌を
話題を歩き回り 立ち止まった
コンビニ ....
スーパーマーケットの中で見つめ
回るきゅうりや蟹缶詰を
回転寿司のようにかんぴょう巻きを
色とりどりのまぐろを
カッパ巻きをウニ
卵をイクラ、エンガワを
白い乗せられたもの酢飯の
追 ....
外に それに 託して
一振りする することを
手を どこかに
ファミコンひとつ 誰もいない部屋
言葉もない
ひらけた 赤いプラスチックの筐体の
黒いプラスチックの十字キーの
ファミ ....
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