何も書く気にならなくなりました

無力と言うか

脱力と言うか

何なんでしょうか?

諦めたんでしょうか?

燃え尽きたんでしょうか?

どんなにこんなに考えても

どん ....
いつか金縛りにあった

凄い大きい男は

私を後ろから抱えて

ぎゅーってするんだ

全力で抵抗するんだけど動けなくて

モガクモガクモガク

君の名前を叫ぶんだけど

君 ....
ぼくは走る

とにかく走る


ママはこう言うんだ

『宿題の山』だとか

『ギリギリ虫になるな』とか

『ゲームと友達にはなったらダメよ』

とか

ダメダメ駄目だしするんだ

でもさ

どんなんだ ....
何もかも変わって

何もかも変えられない

そう分かってるけど

電話越しのライターの音で

あの時に戻ってしまうの

何もかも変わったと言うけれど


笑いながら些細な事を ....
昔はね、いつも刺激を求めてた

あの子よりは

あの時よりは

なんて意気がって

常に高く跳べるって

地に足がつくのが勿体なく思えてた

高く跳びすぎて

足場がないこ ....
キッチンはカフェ風にした

何時だってどんな時だって

コーヒーを飲みながら

好きな音楽を聴きたかったから

時間に追われ義務感に追われてるのを忘れ

カフェばかり行けない現実を ....
君が居なくなってから

脱け殻だと感じたけど

今の私はもろ脱け殻だ

幼虫に戻りたかった訳じゃない

国道沿いのポプラの木に登って

ちびっこの帽子で捕まえられたい訳じゃない
 ....
詩なんて書けないよ

ただ呟いて

出来損ないの気持ちを活字にするだけ

みんなは上手に出来るけど

私は上手く出来ないから

下手なりに表すんだ

時間が過ぎれば年齢だけは大 ....
ご機嫌斜めな天気のせいで

肌寒いのは家事をしない私への嫌がらせかな

大掃除に近い片付けには丁度良いか…

合間に入れたアイスコーヒー

お気に入りの豆を目分量で流し入れ

ひた ....
知ってるさ

私は誰よりも君に愛されてて

誰より君に大切にされてた

知ってるよ

私も誰よりも君を愛してて

誰より君を守りたいって思ってた

か弱く鮮明なキミドリ色の光は ....
プラトニックと不倫の間には

然程違いはないはずだ

恋に焦がれても

恋に敗れても

出会った瞬間に何かを感じようが

長く付き合って初めて気が付く変な癖も

全て温かく感じ ....
ハンドル握って

山道の向こうの星を見に行こう

大好きな子守歌をかけながら

アクセル踏むのも悪くない

布団で駄々をこねるより幾分ましさ

町の外れの点滅信号

今日もあの ....
あんたはさ

もう、何もしてやれないと言う

あんたから見たら

私はただの駄々っ子なのね

あんたは言う

忘れた事はないっと…

私は忘れようと必死なのにさ

忘れるな ....
ファワ〜ンってなって

ふわふわしたかと思うと

片足がズボッってハマって

あっ…って思った瞬間

ズボボボボッ

ゴボッて

消化不良みたいにシャボン玉に吸い込まれるんだ
 ....
昼下がりのデイサービス

じっちゃんが起きてきた

暇さえあれば人の顔見てボソボソと話し

私の傷心に塩を塗りに来る

飽きたら違う人をみつけては

渡り鳥みたいに群れに加わる
 ....
思い出のページは破り捨てるつもりだったのに

何気なく捲っては

風化して色褪せた端を眺めてしまう

変わらぬ気持ちはないはずだ

そう

色褪せたこのページのように

記憶も ....
黒い安物のキャリーバックに

衣替え前の春物の服を詰め込んだ

いつものシャンプーとコンディショナーとボディーソープ

雨合羽に

二日分の勝負を捨てた下着も詰め込んだ

いつから ....
君に愛を捧げよう

行き場のない愛は

それなりに幸せな時もあったさ

変わらない心は

悲しみや孤独だけじゃなく

幸せを教えてくれたから

君に愛を捧ぐよ

片思いは
 ....
タバコ噴かしながらお向かいのじっちゃんがね

泣くなって言うんだ

昨日泣いてたとは知らないのに

泣いちゃダメだって言うんだ

泣きつきたい気分だから

大丈夫だってば〜って
 ....
私は今まで何を求めてたのだろうか?

誰に憧れ

何を求めてたのだろう…

何も求めず

ただ時が過ぎ

風化した記憶を

寂しい眼差しで眺めていたい

それだけのはずなの ....
小さな缶に

思いを小さくして

詰め込みました

ぎゅっと

ぎゅーっと

ぎゅーっぎゅーっと…

詰め込み過ぎたので

もう一つ缶を作りました

もう一回り大きくし ....
君からメールが来た

今更だ

今更何でだ?

今更何を言えばいいのか

今更何を聞けばいいのかな…

出てくる言葉は

『何で?』と『どうして?』

何を言おうが

 ....
擬音ばかりの君の言葉は

私には理解不能だ

曖昧に認めて

適当に仄めかして

私は水の中

ねぇ ダーリン

ハッキリして欲しいのよ

海と空の境目のように

似て ....
今度出雲大社に行くんです

早く良い人が見つかりますように…

拝みまくってきます

良縁の神様ですから

きっと良い人を探してくれるのでしょう

そう

きっとそうだ

 ....
人間ってさ

めんどくさいね

怒ったと思ったら凄い自分本意な理由でさ

泣いたと思ったらただの被害妄想

優しいと思ったら見返り用の手回しで

叱ったと思ったらただの八つ当たりだ ....
耳を傾けて

そっとあなたを転がすから

ゆっくりと熱を伝えて

あなたをいただきます

そっと首を撫で

あなたの首の凹凸を探す

私の唇はあなたを味わう為にあるのだろう
 ....
忘れたフリが上手くなったでしょ?

付かず離れずが好きなフリして

本当は近付いた後の別れが恐かったりするし

曖昧な態度はお手の物だけど

時にはハッキリ心のうちを吐き出したいよ
 ....
ネットは好きだ

いや

中毒者なんだけども

あの世界はどうもピンとこない

刹那は単位なのか?

使われる表現は真っ赤な血の色に

分解した肉片

断片の拘りまで表現し ....
なぜか私は方言に弱い

普段は標準語なのに

抜き打ちで出る方言混じりの突っ込みに

私は膝をカクンとイタズラされた気分になる

死んだ君はじゃけ〜のぉ〜とよく言ってた

今思えば ....
薔薇の香りに囲まれたくなった

私は女だと催眠を掛け直したかったが

どうにもこうにも女らしさは欠けるらしい

性別だけで女というだけで

思考回路は男と変わりはないのだろうか

 ....
伽茶(56)
タイトル カテゴリ Point 日付
ミルク自由詩310/7/18 21:10
昼寝自由詩010/7/7 11:11
夏休み携帯写真+ ...4*10/7/6 22:46
広島自由詩2*10/7/1 8:59
自由詩110/6/29 8:04
Home自由詩010/6/21 21:45
蝉時雨自由詩110/6/21 10:41
独り言自由詩210/6/17 13:45
アイスコーヒー始めました自由詩110/6/13 13:41
ホタル自由詩010/6/13 5:36
濃度自由詩210/6/10 21:20
夜道自由詩110/6/7 0:22
独り言自由詩010/6/6 18:13
シャボン自由詩010/6/5 23:39
赤紙自由詩310/6/3 21:14
無重力自由詩1*10/5/29 1:11
旅支度自由詩010/5/26 22:02
ハム自由詩010/5/23 20:17
毛布自由詩210/5/22 0:14
幸せと不幸せ自由詩110/5/17 21:42
オレンジ自由詩2*10/5/16 12:46
再会自由詩110/5/14 18:44
夜風自由詩010/3/3 1:38
自由詩110/2/11 22:58
腑に落ちない詩自由詩210/2/5 1:32
ベッド自由詩210/2/1 2:49
独り言自由詩209/11/14 19:46
必然自由詩209/11/14 14:57
リンクリンクリンク自由詩309/11/7 9:48
性別不明自由詩4*09/11/5 3:24

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