独り言
伽茶

あんたはさ

もう、何もしてやれないと言う

あんたから見たら

私はただの駄々っ子なのね

あんたは言う

忘れた事はないっと…

私は忘れようと必死なのにさ

忘れるなと捨て台詞かい?

あんたは昔からさ

大音量のヘッドホンつけて

話したい時だけ外してさ

答えを聞かずにまたヘッドホンをつけるんだ

手だけはギュッて離さないから

何となく居心地がいくてさ…

付かず離れずの曖昧な繋がりじゃなくてさ

もっともっと

強く握って欲しくなるんだ…

あの時から

君には何も求めてないよ

高価なプレゼントも

永遠の約束も

何もして欲しいなんて言ってないよ

だから

いい人探しなさいなんて言わないで…

最後まで自分勝手なんだよ…




自由詩 独り言 Copyright 伽茶 2010-06-06 18:13:32
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