・華の笑み太陽のごと、こんこんと、僕を生かすチカラ僕を壊すチカラ

・深夜には心臓ありき僕の背に薔薇はモノクロ君とシンクロ

・ぬくもりは太陽のごと、フレア、イタイ。赤い赤い赤い君イタイイタイ ....
 □『時ヲ、計ル』Inspire



  エウレカ!エウレカ!
  僕こそ、
  時計だ。




 □『時ヲ、計ル』 Again



  時ヲ、計ル
       ....
・潮騒の振子ふるえし満月の、足指の砂、引潮が吸う

・踏みはずす、や、草むらが刈る君の足首、実らぬ身の実ソックスに生る

・雨よりも空よりも雲よりも濃く近く、ひととひとから、雫、
ぽつり ....
Molly、

君の
、を
想えば
濡れるつめたい
瓜。

十二月の
みず、水
  みず、水、瓜 みずうり
    ミズーリ
         みずうみ。


Mol ....
第九、を
歌おう
裏声も雪のかたさにかすれ
鈴の音も惑う聖夜に
深く沈む想いと「僕」と二人きり
肩を並べて雪にとけて

それから
それから

 ....
 Ciao Totti!
 チャオ、トッティ!
 木目の、ピノキオ
 君は何の亡骸か?
 スクリーンに映し出された、Saga

 湿った、蒼い敗北の風がピッチを吹き渡る
 冷たいか?それ ....
Aliceと書いてアリサと読むの、
と女は言った。
黒の手袋をベッドサイドに垂らし人工の月明りの中で背中を見せる
のは初めて、
と女は薄く笑う
きしむ音はチークの椅子かチープなベッドかそれと ....
君とアリス・ドライブの途中
蒼い森の入り口で白い車の息があがった。
僕は
車のボンネットを開けてしたたかに朝の蒸気を浴びる
ナビ・シートでは彼女のソウルが
コールタールの音をたてているんだろ ....
ブーーンンンンンン....


薔薇の蜜は動物の汗のように、ねっとりとしている。
と、想いながら、
登る。
三輪山は緑の茨だった。登山道は熱帯雨林にのた打つ大蛇のように白くノーブルに
米 ....
ス、べる
 ファスト、ぶ
   レク、ファスト
    モゥロウ
      ティーン、ン


ウ、える、コ
 ンドル、ド
   ルフ、エンド
    ルフィン、グデビ
     ....
 猫、
 も、
 またいで行く吐瀉物にアーメン。
 ティッシュ配りの余りでデスマスクする
 僕は敬虔にひざまづく、足音。
 渋谷Chikaに嘔吐で乾杯。
 Chika、君の瞳に乾杯するカク ....
--僕は彼女の写真を、白く明るいハダカを忘れない
 パールの明度とオレンジの彩度
 君はマーメイド/マーマレード
 あるいは風船でいっぱいの海/渋谷/チカ

 リスカ。
 チ カ


 ....
彼女はレースの手袋をしていた
日傘の陰の中に棲む渦巻のように道に迷い
信号を渡ると必ず赤になるのだった
僕たちは警笛と仲良くなって
赤いビートルのボンネットにひと蹴り入れてからひとごみに消える ....
これが、かのん

これが、かのん、の
お人形のぽぽちゃん

これが、かのん、の
お人形のぽぽちゃんのポシェット

これが、かのん、の
お人形のぽぽちゃんのポシェット
のなかの白いお ....
 先日どこかのTVで、天才は右脳に特徴がある、という話を特集していた。
アインシュタインの脳には普通でないところがある、ということで日本に
おけるアインシュタインの脳研究の第一人者(らしい)人物の ....
こんなエーテル日和にみんなが集まるなんて、
涼やかに横顔を見せて誰かが言う波止場
太陽は赤色102号から黄色4号へとギラつきを増すばかりで
埠頭を渡る風は塩辛く湿った毛布のように僕たちを抱き締め ....
太陽は権力の匂いがする
スピキュール、フレア、黒点、がひろがる
すべすべした君の肌から黒いレモンが香る。

君は喪服でフランス人形みたいに愛くるしくて
黒いレモンのペンダントをしていた
泣 ....
山田さんの文章を読んでいたら、とりあえず以下の文章をここに預けてみたくなりました。2000年7月、「詩と思想」特集 電子ネットワーク上の詩人たち、に掲載されたエッセイです。

■ネチズンたちの詩メ ....
台風の声がする、ゆあーんん。


道化どもの動悸が青テントをきしませるサーカスの夜
ぎいこ、ぎいこ、と支柱が「舟」を漕ぐ
真ん中で振り子、する空中ブランコ金魚じみたラメ衣装の乙女ひぅぅぅぅる ....
 空を見上げたら青い渦の底にいる、
 ことに気づいた。目だ。
 背を押されて飛ぶように駆けつづけて来た僕、は
 たたらを踏む
 水色の傘につかまっていた指も楽になって
 水たまりの端を踏むス ....
正午だ
ダッシュ!お昼、のあとでゆっくりと《神々を噛むためのガム》を買う
お気に入りのキシリトール、あの木陰がいい
アラニン化合物、腰をおろしてゆっくりと
フノラン(FN)とリン酸カルシウム( ....
"Pizzi.." 雨ぞ降る "So-kei-bu" に
"Pizzi.." 雨ぞ降る 八月の夜のこと
"Pizzi..&qu ....
1. 太陽のひとしぶきが僕の額に夏を刻印する夜明け


2. 僕はパジャマの袖を不器用にたくしあげながらテーブルに付く


3. 風のブランコに押されてレースのカーテンが膨らみ高まってゆく ....
--少女の前に突き出されていた花火のうちのひとつが
ひくひくと火花を痙攣させて果てた
 
藍色の少女には、
次から次へと灯を移し代えられていやいや燃えている花火が
ただのモノクロの火花にしか ....
派閥の旅愁にすこぶる尿意をかきたてられて、地下街を歩くボクの背
を誰かが押すのホントウはボクはアタシでも、きちんと男物のグレー
のスーツだってシャツもネクタイも鼠っぽく、キめてるバレるはずな
ん ....
国境の兵士が前線の鉄条網の菱形をペニスでくぐり抜けようとした。


「敵兵」と、鉄条網ごしに、ひし、と抱擁、兵士の指に肩に顎に膝
頭にとげとげとげと血の赤色の苦痛を与えるそれぞれの針、針、指
 ....
ア サ?
  メ?が、さめたら
 ナマエが、なくなっていま
  シ
  タ。

 タ?
   
 ハト?

ベッドのまわりは一面、ハトのむれ
灰色のモウフみたいにウメツクサレ
 ....
--おはようございます。


彼女は朝のことばを話す
僕は夜の体で受け止める

--僕たちはいつも、たとえばテーブルクロスについて、とか
 あるいは縞模様のパジャマやタオルケットや
  ....
--神さまのおことばがペニスに記してある
 のだから
 味わいなさい
 さあさ、

なんて
どうしよう


真理、ってなんて
なんっって生臭いの?
屋根裏部屋に棲んでいるあのお方 ....
Maybelle、no no no-pain
You are sweet W.R
まぶしい朝のひかりレモネードの夜明け
髪飾りを整え鏡の前でピン、と背筋を伸ばしてから
ホールへ、
彼女は、鈴 ....
川村 透(65)
タイトル カテゴリ Point 日付
【短歌六首】太陽の恋人短歌1*04/2/5 14:48
■□『時ヲ、計ル』I.A.P□■自由詩2*04/1/23 0:55
【短歌五首】月夜短歌104/1/16 15:34
『半導体・オンディーヌ』自由詩3*03/12/30 17:58
『飛行少年、S、の聖夜 1996』自由詩6*03/12/24 0:56
『Ciao Totti!』自由詩3*03/12/23 22:27
『Alice』自由詩6*03/12/6 13:04
『境界船アリス・ドライブ』自由詩9*03/11/16 17:37
『薔薇巡礼』自由詩3*03/11/10 13:04
『俗・ス、べる』--ライブ、る、蟻ィ自由詩4+*03/10/30 12:13
『渋谷Chika』自由詩5*03/10/16 9:33
『リスカ/チカ』自由詩5*03/10/16 9:31
『渦の女』自由詩8*03/10/10 17:07
『かのん、の』[group]自由詩8*03/9/19 22:01
僕の衰弱した右脳に関する覚書[group]散文(批評 ...2*03/9/15 12:54
『アクアリウムはエーテル日和』自由詩303/9/3 8:14
『レクイエム・レモン/ひかり』自由詩603/8/14 16:07
ネチズンたちの詩メディア散文(批評 ...303/8/13 17:07
『颱風の聲』自由詩2*03/8/11 11:27
『台風、ん』自由詩303/8/9 11:25
《SUGARLESS XYLITOL》自由詩3*03/8/1 9:25
『"So-kei-bu" no &quo ...自由詩003/8/1 9:20
『柑橘系の簡潔な朝の叙述+PS』自由詩103/7/24 8:56
『9月11日の線香花火』[group]自由詩503/7/11 15:31
『Kiss-Piss ネットワーク』[group]自由詩103/7/11 15:22
『菱形テロル・ハレルヤ!』[group]自由詩103/7/11 15:20
『アナタ ハ ト サメマシタ?』自由詩403/7/10 13:33
『彼女の朝』自由詩203/6/21 19:25
『神を噛んで。』自由詩103/6/8 18:34
『nopain island』自由詩003/6/8 18:24

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