思い通りにならなかった過去から
 手紙が届きました

 悲しい虚しい苦しいみすぼらしい過去から

 何億と続けているこの脈拍

 えいやっと飛んだバンジージャンプ

 生ある ....
 昼も夜も関係なくにぎやかな
 心の宿に灯るのは
 めくるめく孤独色した宇宙の中の
 母なる月に映る
 うさぎ達のもちつく姿

 季節の摂理に従って
 太陽は遠ざかって行く

 目に ....
 僕の償いは 食器を洗うこと

 僕の償いは お米を研ぐこと

 僕の償いは 掃除機をかけること

 僕の償いは 洗濯すること

 僕の償いは 買い物に行くこと

 僕の償いは ....
 昔は末は博士か大臣か
 と言われていた

 今はもう昔
 
 この状況を誰が予想しただろう

 情けなきかな

 でも
 がんばってはいる
 やれることはやっている

 ....
 まだ眠気がのこっている朝に
 いちごジャムを食パンにつけて
 コーヒーをいれての朝食

 起きる間際に見た夢を反芻する
 小鳥が僕の頭に飛んできてとまった

 気分良く起きた朝
 ....
 僕に花をもたせてくれないか
 このままじゃ格好がつかない
 
 君の大きな悩みを聞いて
 僕はちょっとノイローゼ気味

 いくら与えても
 戻ってこない愛の反映
  
 君の悩みを ....
 どうしたのさ
 うかない顔してさ

 このとおり
 地球は廻っているよ

 君一人ぐらい生きようが死のうが
 関係ないけど
 出会った人達の胸の中に君は生きているだろう

 今日 ....
 凍えるほどでもないが
 しかし水は冷たい
 毎日の儀式
 水シャワーを浴びる

 まず下から徐々に上に
 最後に頭から浴びる
 突き刺すように水が肌に刺さる

 思わず声が出る
 ....
 夢の中でお経が響く
 頭の芯まで

 通りすぎ行く季節に
 追いつこうと
 もがき
 とりつくないながら生きる

 タイミングで分かる
 君の僕に対しての気持ち

 そんな ....
 眩しい光りに目をまたたかせ
 深い夜の神聖の刻に希望の光を探す

 行き止まりの道に迷い込み
 思考停止の看板を見つける
 なにもかもうまく行かないとき
 人は希望の星を見つけるため
 ....
 僕はくもの巣に引っかかってしまったようだ
 寝る前の静かなる時間
 おそろしい携帯の呼び出し音
 夜に繰り広げられる
 悪魔の尋問

 あの手この手で僕の脳内伝達物質に
 ダメージを与 ....
 今日は君が生まれた日
 たくさん並ぶ花を見て
 かわいい花を見つけたよ
 
 そんなに豪華じゃないけれど
 君にぴったりな気がしたよ

 その花を
 プレゼントしたら
 君は喜 ....
 
 放たれる矢のように
 朝露がこぼれ落ちたら
 その瞬間をみんなに見てもらいたくなった

 よく眠れた朝は澄んだ空気に包まれて
 まっさらの僕は時計を投げ出して
 酒も飲まずに朝に酔 ....
 ときおり隣りのおやじは
 歌い出す
 ムード歌謡とかいうやつを
 でも別に嫌いなわけじゃない

 とりおり隣りのおやじは
 大声で電話で話す
 玄関先で出会うこともある
  ....
 遠くにいきたい
 遠くにいきたい

 ささやく声にみちびかれ
 この髪の毛を風になびかせ
 かろやかな足取りで
 時に立ち止まり
 光りと影のおりなす景色を眺めながら

 遠く ....
 いままでだってそうだけど
 時代 人に流されて
 いつのまにか
 こんな犬小屋みたいな部屋にいる

 あいかわらず
 おきまりの
 人間関係の
 トラブルに
 巻き込まれ
 寝つ ....
僕はもともと詩なんてだいきらいだった。書くことはもちろん、読むことさえ無駄なことだと思っていた。
 そんな僕が何故、詩心に目覚めたか、その経緯を聞いてもらいたくて書く事にした。
 20代の ....
 こころが渇いてコカコーラを飲んだ
 凍てつく冬には飲めたもんじゃない
 通りの帰りを急ぐ人たちが
 同じように心が渇いているように見える
 家に帰ればお気に入りの飲み物を飲むんだろう
 ....
 
 僕が住んでいるのは風の街
 東からも西からも 北からも南からも
 風が吹いて人は舞う
 街路樹も風に舞って踊ってる

 風の街では
 どこかで捨てられた言葉も飛んでくる
 寂しい ....
 ただイタズラに時を過ごし
 くだらない非生産的な妄想のなかにうずくまる
 暗黒の世界を目にしてしまったボクは
 うめき もがき 叫んで
 なんとか地上に這い上がってきた
 しかし後遺症は残 ....
 不安のコートを身に纏い
 不可思議な街を闊歩する
 出来そこないの街角で
 偶然の出来事が僕達の人生を
 決めてしまう

 明日出会う人は
 今何してる

 それでも不安のコー ....
 
 言葉の羅列で詩はなりたっている。一つ一つの言葉が風景を産み出し様様な思いを皆がつづる。詩を書いてきて一つ思いついたことがあった。昔の人達はお経をよんで、心をしずめたり生き方を選択してきた。
 ....
 眠りたくとも眠れません
 時間をつぶす術を忘れてしまいました
 
 眠りたくとも眠れません
 明日は用事があるというのに

 眠りたくとも眠れません
 飼い猫は気持ちよさげにねてい ....
 
 のろのろ時間は僕の前に
 のっしり座り込んで
 僕のことを見ているのです

 壁の向こうには未知の世界が
 こじんまりとあるはずで
 そこには僕は行けないのであります

 頭が ....
 ふわふわ浮かんでる生活
 とりとめのない情熱はどこに向かう
 
 しきたりどうりにいかない生活
 世間から遊離している

 まぼろしをみた
 遠い昔にいざなうまぼろし

 いつかの ....
 人生劇場の一幕が降り

 もうろうとした幸せの中で

 一つの赤い炎が燃え上がった

 もう十分なのに

 まだまだと胸をこがす炎

 ぬるま湯につかり過ぎて

 だるく ....
 想いが重なるスクランブル交差点
 さまざまな人がいろんなベクトルを放つ

 まじりあって最後には帳尻があるようにできている
 涙も笑いも憂いも哀愁も妄想も
 全てを飲み込む都会の劇場
 ....
 悲しみのうちに少女がいた
 少女はなにも語らない
 その少女の秋が終わろうとしている

 彼女のむねの内にはたくさんの
 こぼれおちそうな夢がたくさんあった
 
 こころなきものがその ....
 未知なる明日
 怯えていては 眠れない
  
 信じろ 信じろ 信じろ

 多くの犠牲で今の僕はある
 あやまちもたくさんしてきた
 だけど
 苦しくとも生きていかなければならない
 ....
 殺される 殺される 殺される

 恋人に殺される
 友達に殺される
 親に殺される
 兄弟に殺される
 犬に殺される
 
 神様に殺される
炭本 樹宏(240)
タイトル カテゴリ Point 日付
過去からの手紙自由詩305/11/10 17:32
明日に続くドアの鍵自由詩1*05/11/10 1:24
償い、許してほしい自由詩4*05/11/8 0:40
母、彼女、ママ自由詩1*05/11/8 0:15
小鳥が飛んできて頭にとまった自由詩6*05/11/6 7:47
僕に花をもたせてくれないか自由詩105/11/5 2:43
うかない顔してないで自由詩3*05/11/5 1:54
へんげ未詩・独白1*05/11/5 0:57
今 ここ 自分自由詩1*05/11/4 1:32
希望に貼りついた絶望自由詩205/11/4 0:35
脳内伝達物質自由詩205/11/3 12:33
ガーベラ自由詩3*05/11/1 19:50
透明人間[group]自由詩7*05/10/30 10:54
別に嫌いなわけじゃない自由詩9*05/10/30 10:22
遠くに行きたい自由詩5*05/10/29 19:45
滴り落ちる独り言自由詩3*05/10/28 3:14
詩心に目覚めたわけ未詩・独白2*05/10/27 10:48
渇き自由詩005/10/27 2:20
風の街で自由詩4+*05/10/27 1:10
自分を映す鏡を読みながら自由詩105/10/26 1:20
不安のコート自由詩405/10/24 5:28
詩は現代版のお経散文(批評 ...5+*05/10/24 2:15
眠りたくとも自由詩605/10/22 2:41
のろのろ自由詩5+*05/10/21 22:21
通りすぎるだけ自由詩405/10/20 5:57
欲望の赤い炎自由詩005/10/18 22:23
スクランブル交差点自由詩205/10/18 13:08
揺れるだけ自由詩505/10/18 12:44
生きるということは…自由詩105/10/17 11:22
殺される自由詩205/10/17 1:23

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