泣いてばかりいたら、心が水分を失くして、カサカサに乾いてしまった。
冷たい風が吹いてきて、乾いた心を粉々に吹き飛ばしてしまった。

「寒いよ。胸がスース―するよ」

誰か助けてと、座り ....
{引用=
Twitter上の企画 #空想の街 氷涼祭
http://www4.atwiki.jp/fancytwon/
に参加しました。



cielo(チェロ)、俺の名。
空とい ....
 中村梨々の詩集『たくさんの窓から手を振る』(ふらんす堂)を読んでいると、奇妙な点に気付く。この詩集には「青春」が存在しないのではないか、と。子どもと大人の視点では書かれているが、若者の視点が不思議と .... ドアを開け、外へ出た。
両手を広げ、太陽を浴び、空を抱いてみる。
冬の陽は短いし、弱いから、身体一杯に取り込む。
何だかいい気分。
少しだけ前向きになれる気分がする。

昨日の面接は失敗。 ....
さまざまな妄想は 書き物の中より現実の方が多い。
というか 書き物は現実の一部でしかないと思う。
ひとりひとりの妄想は プラスされマイナスされ
本当の事などは無力のように思える事もある。
勝て ....
明けましておめでとうございます

昨年はたくさんの方にお世話になりました
7月から現代詩フォーラムを始めまして
飽き性の私がここまで続けられているのも
私の作品を読んでくださる皆様のお陰です ....
 詩を書いている多くの人は、詩のイメージの中に現実以上の刺激や面白味を込めようと工夫しているように見受けられる。それは結構なことだし、そういう現実では味わえないようなものを、たとえ言語世界内で ....  
 いつもの時間にいつもの道を通り、仕事場へ向かっていた。私にとってあまりにありふれた時間に、このまま老いまで直行させられるように感じられて、私は横道にそれてみることにした。
 出来るだけ細 ....
星のながれるよるに静謐のくにへ往ぬるもの達の齢をかぞえる

ささやかにいのちを刻む時計台の街に棲む

難破船はたぶん航海を夢見ながら座礁したままで生きて行く
いつか補修するあてをこころの糧に ....
学校の試験休みも終業式も終わり、冬休みに突入した。
12月24日のクリスマスイブは、自分と彼の初めて過ごすクリスマスだった。

当初はどこへ行こうかと色々計画を練ってみたりもした。
都心からそ ....
今思うことを 日記調で書くね。

まるで となりの隣人や バス停とかで話しかけてくるお婆さんのような感じで聴き流してくれたらいい。

いま これを見てもらえてるだけで、見てもらえてる時間を ま ....
 光冨郁埜の詩集『豺』は、大雑把にいうと二つの原理と二つの空間から成り立っている。二つの原理とは傷と愛であり、二つの空間とは体験と虚構である。
 人間誰しも生きていれば心に傷を負うものである。傷は外 ....
.
以下において、私が書こうとしているのは、2つの言葉の来歴と、それにまつわる私の個人的体験である。

本稿は、上記「報告書」の当不当について論ずるものではなく、朝日新聞の報道や、報道の対象にな ....
 皆さん、はじめまして。芹場照(せりばてる)と申します。私の実験室へようこそ。

 「え?実験室?」と思われた方も多いのではないでしょうか。それもそのはず、私は当面の間、詩歌を始めとした創作活動を ....
このまま一日が終わって、その次の一日がはじまって終わって、またその次の一日を過ごすのもいいかなと思う。分厚い鍋あたたかいスープ、開閉を繰り返すカーテン。いいかなと思う、思うけど頷けない。黒い、新し .... 今日僕は投票に行かずに、ビデオの編集作業に明け暮れていた。VHSに入っているデータをパソコンに移すための、重要な作業だった。日が暮れていくとき毎朝駅前でチラシを配っていた立候補者のことを、少しだけ ....  私はオリジナリティーという言葉をあまり信じていない。言葉は語り継がれるもので誰かが一人占めできるものではないから。それに誰かが作品として発表した言葉やものの考え方に似たものが過去にあったからといって .... 年を追うごとに減る投稿はあたりまえで、書きつつもこれまで書き溜めた作品を出し続けたから、もうほとんど出せる過去作は残っていない。
前に読んだ石田衣良さんの記事の中に「自分のもっている作品(ストック) ....
「間違いない。
あの人は寂しかった。
愛してくれるどころか、
誰も構ってくれる人なんていなくて
一人ぼっちだったのよ」

グレイシアは
ボブカットの
白髪の髪の毛を
右手で撫でながら ....
ふと思った。詩を書くことよりも、それ以前に詩が浮かぶこと、それこそが作詩の醍醐味なんじゃないかって。

これまで、色んなものを買い漁ってきた。色んなものにちょっとだけ手を出してきた。
これからも ....
 自己中心的なだけの詩には限界があります。つまり、一人称原理で成立している詩には、中心が卑近な己だけであることから生じる限界があります。詩の世界を広げるためには、他者との交渉や世の中との交 ....  前回、女の子が元気な映画をご紹介させていただきましたので、今回は私情に残る男の子が暴れまわる映画を、ご紹介。最初はそういう意図はなかったのですが、結果的にそうなってしまったわけで。
 高倉健さん、 ....
題名:カットでお待ちの高橋さま

人数:2人

性別: 女性:1人 男性:1人

・一人称、多少の口調変更OK
・1分くらいの劇です

キャラクタ
♂客:高橋/お客さん
♀美:自 ....
友達からの誘いを断って、一人で原宿を歩いていた。どこかうわついた人の中。生きているとはこういうことなんだとわからせてくれる。そんな年齢でも、ないのだろうか。この無数の人は、どこにいくのだろうということ .... 題名:桃太郎になりたいねん

人数:2人

性別: 女性:2人

・一人称、多少の口調変更OK
・性別変更OK
・3分くらいの劇です

キャラクタ
♀ハ:ハルナ/女子高生。ボケ
 ....
最近僕の友人が優柔不断なので少し困っている。夜にある場所で待ち合わせすると、急に突然連絡を絶ってしまったりするのだ。そうなると、昼にためておいた準備と時間とを無駄にしてしまう。そのために高ぶっていた気 .... 第二館での紹介作
『歓待』『接吻』『海炭市叙景』『おっぱいバレー』『さんかく』
『川の底からこんにちは』『キューティーハニー』『木曜組曲』
『リンダリンダリンダ』『かぞくのくに』

 映画を ....
 いまだに雑味というのがどのような味なのか分からない。多分コーヒーの味を科学的に分析した本を棚の奥から引っ張り出して調べれば書いてあるのかもしれないが。雑味というのは自分が求める味を邪魔する味のことだ .... わたしは、昭和53年(1978年)10月ごろ、京都市で生まれた。 くだらない人間だった。

小さい頃はやんちゃだったため、 飛んで首を切ったり階段から転げて頭を打って流血騒ぎ(鉄の階段で残り三段目 ....
 酪農、というなんだか牧歌的な響きに誘われて、避暑気分で北海道に来てしまったことを、小野智子は早くも後悔していた。
 緑色に輝く広大な牧草地、吹き渡る爽やかな風。ここまでは想像どおりだった。
 搾 ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
A sheep flies猫の耳315/1/9 0:18
猫人のひとりごと  #空想の街 氷涼祭北大路京介315/1/6 20:59
中村梨々詩集『たくさんの窓から手を振る』について葉leaf215/1/3 16:18
ひつじに貰った猫の耳315/1/2 12:27
知略崩し砂木7*15/1/1 20:46
新年のご挨拶瑞海215/1/1 0:32
人生は退屈ではない葉leaf214/12/31 10:39
竹林の横道游月 昭014/12/28 2:27
星の流れる夜に梅昆布茶314/12/27 20:56
星が降った聖夜くみ114/12/25 22:54
サンブンササン. つきのいし.214/12/25 7:16
愛と孤独の彼方へ葉leaf1*14/12/25 2:48
「従軍慰安婦」と「挺身隊」──────朝日「第三者委員会報告 ...Giton1*14/12/24 2:18
一つの試論あるいは宣言〜自己紹介に代えて〜芹場照4*14/12/18 22:08
、・はるな114/12/15 20:45
夕暮れのLEDサイン番田 214/12/15 0:25
記憶を宿すこと深水遊脚8*14/12/14 12:35
詩の種乾 加津也6*14/12/13 23:40
君を食べるopus014/12/13 17:16
日々の贅沢とは余韻314/12/12 9:27
詩の一つの可能性葉leaf314/12/11 3:00
ボクの名画座—映画あ〜じゃこ〜じゃ—第四館[group]平瀬たかのり4*14/12/9 14:19
カットでお待ちの高橋さま北大路京介214/12/9 11:48
ギャップのセール番田 014/12/8 0:53
【声劇台本】桃太郎になりたいねん【漫才】北大路京介014/11/26 21:51
間接的な週末番田 114/11/25 0:36
ボクの名画座-映画あ〜じゃこ〜じゃ-第三館[group]平瀬たかのり3*14/11/23 23:00
That's Me[group]深水遊脚2*14/11/23 9:06
ほんにんれきnemaru3*14/11/22 23:36
ニューハーバー草野大悟20*14/11/21 20:24

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【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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