いつか見たあの子供に
名前を付けることはできない
記録に残せない会話を何度もして
僕はあの子を ....
午後の篠懸が揺れる 川からの風に
猫のスプレーペイントがある 学校の壁
「シノワーズ?」 ....
ぼくはbarのカウンターで見知らぬ男の話に耳を傾けていた
男は四十代中頃できちんとスーツをきて趣味 ....
傘をお持ちください
と君が言うので
受け取る
さあ差せばいいじゃないか
と君が言うので
....
なかったことにしようたって
そうはいかない
私は現実に君を愛した
それは永遠への愛
現実の中 ....
小学校2年生の時
大好きだったチクロ
世間の皆にチクロが後ろ指さされるまで
名前を知らなかった ....
詩人は誰もに見向きしてもらえることを望んだ
私たちが時に異性を恋人として求めるように
己の詩を聞 ....
日本で来て初めて
エロ本を買いに行きますのは
とても勇気要りますことです
本屋は知ってるおばは ....
永く埋もれた時の中で
色褪せた血塗れの死体がひとつ息を吐く
その吐息に色をつ ....
キミニユビヲナメラレテ
キミノシタガナニカ
ハジメテ
ワカッタキガシタ
ポコチンヨリ
ユビ ....
彼は詩と戯れている
彼は詩を知らないけれど
詩と深々と戯れている
だから彼は踊る
誰よりも美 ....
ノアール以外は何もない。風も吹かない。山は音という音を忘れている。
「マリンスノウみたいだね」 ....
荒れ果てた波
遠い雷鳴
深い雨雲
机の下に
犬が身を隠す
大丈夫だよと手を差し出すと
....
悲しみが憎しみへと変わるのなら
愛へと変わるものは何だろう
寂しさが憤りへと変わるのなら ....
頑張ってと
言うつもりないし
ただ何か気になって
見ちゃってるだけだけど
のびのびやって ....
会社まで歩く毎日心身と靴の踵がすり減っていく
遠足の帰りのバスの子守唄
トラックの荷台に座りしゃぼん玉
頭の痛い部分押さえながら優先座席の前で立っている
愛の言葉が未送信ボックスにいっぱい
フィクションの多い結婚式に造花ではないブーケ
白粉の香り
バター飴の香り
緑に埋もれた
クチナシの花の香り
闇が深くな ....
好きなAV女優がいる
だが名前は忘れた
真実の女は俺にとっていつもたった1人だ
だから名前のこ ....
精子を出さなければ苦しい
その苦しみに耐えながら日曜の家族の団らんを過ごした
雨が止んだのでパン ....
ちゅんとしか
啼けないでなく
ちゅんとしか
啼かない
くちばしの
下にある
君の発音 ....
坂の上後ろ振り向き見る景色夕暮れの街夜と戯れる
意識だけ宇宙へ飛び出し旅に出る暗い宇宙の光は道 ....
雨が降っている
雨が降ると私はいそがしい
家の中が子どもでいっぱいになる
まるで空から降っ ....
鉄塔を仰ぎ見る
CO2を排出せず、地球に負担をかけない発電方法で有り
並んだ
鉄塔に
....
卵色の嘘で塗られた部屋に住む
少年のつむじは左巻きらしい
枯れない生け花の蜜を食べ
彼の呼 ....
紙飛行機がララララ
ファルセットを響かせて
離陸していくその数は
およそ無量大数を越えて
....
風船をふくらませる
ギリギリまで、ひといき、またひといき
これが、わたしの 愛
....
この辺りではこれは伝統工芸品なのですか
うちわをしずかにかたむけた老婦人は
その ....
国境に近い南の町に続く
砂埃だらけの道を
重い荷物を担った
若い兵士たちが行く
きみ ....
夕凪の前に漂う溶けた粘土の身体
ただいま、という言葉を言わなくてよい
そんな自由に
かりん島の ....
2014年6月23日
タイトル
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カテゴリ
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日付
幻影のバラード
クローバー
自由詩
3*
14-6-23 22:51
グノシエンヌ
藤原絵理子
自由詩
1*
14-6-23 22:44
I am Happy!
アンドリュウ
散文(批評...
0
14-6-23 22:27
I love you
クローバー
自由詩
3*
14-6-23 22:22
あこがれー愛
渡辺亘
自由詩
1
14-6-23 22:02
ごめんねチクロ
ichiro...
自由詩
7*
14-6-23 22:00
光と闇の詩人
Neutra...
自由詩
7
14-6-23 21:55
カルロス・ドス・メデス「自動ポルノ」
花形新次
自由詩
1
14-6-23 21:47
押し黙る床に吹く風は
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
14-6-23 21:43
ユビヲナメラレル
花形新次
自由詩
0
14-6-23 21:26
彼は知らない
塔野夏子
自由詩
6*
14-6-23 20:25
扉
草野大悟2
自由詩
0
14-6-23 20:15
キルレシオ
opus
自由詩
2
14-6-23 18:11
変容
文字綴り屋 ...
自由詩
0
14-6-23 18:09
応援てわけじゃないけれど
眠り羊
自由詩
0
14-6-23 14:04
会社まで歩く毎日心身と靴の踵がすり減っていく
北大路京介
短歌
2
14-6-23 13:52
遠足の帰りのバスの子守唄
〃
俳句
2
14-6-23 13:52
トラックの荷台に座りしゃぼん玉
〃
俳句
1
14-6-23 13:52
頭の痛い部分押さえながら優先座席の前で立っている
〃
自由詩
4
14-6-23 13:52
愛の言葉が未送信ボックスにいっぱい
〃
自由詩
3
14-6-23 13:52
フィクションの多い結婚式に造花ではないブーケ
〃
自由詩
5
14-6-23 13:51
6月の闇
吉岡ペペロ
自由詩
4
14-6-23 11:16
下品と低俗を愛する
馬野ミキ
自由詩
3
14-6-23 9:44
日曜の夜と月曜の朝
〃
自由詩
2
14-6-23 9:43
はずれくじひいたみたいなすかすかのオレンジを憎んでみたりする朝に
そらの珊瑚
自由詩
21+
14-6-23 9:39
寝室
夏川ゆう
短歌
0
14-6-23 7:48
雨の子ども
yo-yo
自由詩
6+*
14-6-23 7:39
代替えれじい
ねなぎ
自由詩
2
14-6-23 2:10
生け花
たまのす
自由詩
2*
14-6-23 1:33
空卵
木屋 亞万
自由詩
3*
14-6-23 0:40
風船
殿上 童
自由詩
20*
14-6-23 0:25
うちわ屋
遙洋
自由詩
3*
14-6-23 0:21
国境の橋
藤原絵理子
自由詩
4*
14-6-23 0:14
かりん島のここここ鳥
クローバー
自由詩
2*
14-6-23 0:03
34rows, 1.02sec.