長い夢から覚めた後の
そこから動いてはいけない心
何もしてはいけないと
た ....
女の股に両の手を挟んで暖をとる冬
今月で
31歳になってしまう
あれ、この前30になったばかりじゃなかったっけ
あれ ....
二本脚の椅子を作りました
自分を信用できない人が
自分を信用できるようになるために
この椅 ....
きこえてくるのは拳(こぶし)
吹き抜けるかぜだ
三人で掴んだ世界の頂点だ
親父は独善的に漫 ....
土の香を望むあなたも弱くて
手を離して生きていけない
首を引っ込めて沿っていく苦しげな叫び
....
わたしにお母さんが居たら
うんと甘える
まず確かめてえっと
うんと甘える
夢じゃないよね
....
よわかあないよ
ぼろぼろだよ
ぼろぼろになれるくらい
おれまだげんきだよ
....
それが彼らの云う正気ならば
私は優雅な狂気を纏って踊りつづけよう
それが彼らの云 ....
考えない葦の
川岸に
シグナルが、シグナルに寄りそって果てている
/
....
累々と積み上げられた本の中から
のぞく黒い眼 踊りだし
蟲のように 這いまわる
文字を追うゆび ....
散る紅葉昨日も明日も水曜日
純白になれず散りゆく紅葉かな
明け方の雑な会議や散る紅葉
掃除してエアコンつけて誰も来ない
下準備して
狂いだす
長い睫毛がある
霧を晴らして孤独であった
いつもより長い爪からの予感
すでにもう完結した話や
いますぐにも完結する話なんかより
いつにで ....
胃袋が 満ちれば
気持ちの袋も 大きくなると 祈って
炊飯器の スイッチを ONにする
予 ....
祖母が水槽を洗っているので
どしたんと訊ねると
あんな
魚がようけ死んでるやろ
昨日も今日も ....
転がり落ちる
どこか 耳の奥に響く
声
ああ あなたが引き留めてくれたなら
....
胸騒ぎが止まらない
風が新しく吹き抜けて
記憶のような高鳴りが
ページをめくり直す
すべ ....
人には身体があって
それを包む心があって
更には世界がそれを包み込み
玉ねぎのよう ....
こちらから あちらへ
移りゆく灰色の影
ぞろぞろと また そろそろと
ゆらめくちいさな太陽の眼 ....
くらい しめった部屋
肺が 破裂したあとの
しんみりとけむたいゆうべの残滓
毛布に包まって震え ....
真夜中の扉を開けて
裸足で駆けて行こう
たくさんの流れ星が降るという
星降る森へ走って行こう
....
すべてを
諦めたあと
音はいつでも
途切れとぎれに聞こえた
拍の途中で音が消える度に
....
夜が朝日に殺されていく
彼女は悲しさを手放したりしない
夜が終わって朝がくることを
毎朝し ....
初めて出会い
初めて目が合い
初めて言葉を交わした
あの日に
私はもう
あ ....
霧深し繁みに落ちゆく番の蝶は
子のなく故に水へ消えゆく
詩を書くとはどういうことなのだろう。スポーツをすることに、詩を書くことは似ているように思える。そ ....
線路が繰り返し
ひとの声をつれ
あしもとにのびる
夏の繁茂が
覆いかぶさったまま
こと ....
もう一度
肩車したい
もう一度
自転車の乗り方を教えたい
もう一度
いっしょに大玉 ....
ひそかにおそれていたことを
たったひとつのできごとで
まちわびるようになった
またいつうらがえ ....
131202
仕合わせならばいつでも
....
2013年12月3日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひとつ 離れて
木立 悟
自由詩
5
13-12-3 23:50
「肉の冬」
宇野康平
短歌
2
13-12-3 23:15
反省文
2012
自由詩
2*
13-12-3 23:14
自分を信用しないと座れない椅子
ichiro...
自由詩
7*
13-12-3 22:32
拳(こぶし)
草野大悟2
自由詩
2*
13-12-3 22:19
猫の張り付けられた棒
黒髪
自由詩
2*
13-12-3 20:49
シチュー
もっぷ
自由詩
10
13-12-3 20:38
つらくてかなしくて
吉岡ペペロ
自由詩
8
13-12-3 20:36
優雅なる反逆
塔野夏子
自由詩
5*
13-12-3 20:05
滞留のスケッチ
岩下こずえ
自由詩
5
13-12-3 19:54
書斎
白雨
自由詩
2
13-12-3 18:33
散る紅葉昨日も明日も水曜日
北大路京介
俳句
1
13-12-3 18:12
純白になれず散りゆく紅葉かな
〃
俳句
2
13-12-3 18:12
明け方の雑な会議や散る紅葉
〃
俳句
4
13-12-3 18:12
掃除してエアコンつけて誰も来ない
〃
自由詩
6
13-12-3 18:02
下準備
〃
自由詩
2*
13-12-3 18:02
霧を晴らして孤独であった
〃
自由詩
8
13-12-3 18:01
脳にある瘡蓋
yuugao
自由詩
1
13-12-3 17:57
カンカンカン
藤鈴呼
自由詩
3*
13-12-3 17:57
グッピー
古月
自由詩
7
13-12-3 17:51
ドロップアウト
霙小町
自由詩
1
13-12-3 17:20
サウザンハーベスト
コバーン
自由詩
3
13-12-3 13:56
玉ねぎと宇宙
まーつん
自由詩
18*
13-12-3 12:44
中庭
白雨
自由詩
1*
13-12-3 12:23
青い部屋
〃
自由詩
1*
13-12-3 12:22
星降る森へ
未有花
自由詩
20*
13-12-3 9:40
すべてを諦めたあと
栗山透
自由詩
1
13-12-3 8:55
夜を待っている
〃
自由詩
4
13-12-3 8:52
「One Piece」
ともりん
自由詩
1
13-12-3 8:24
「満月から三番目の夜」
宇野康平
短歌
1
13-12-3 1:52
詩の感想
番田
散文(批評...
3*
13-12-3 1:33
ルーティーン
軽谷佑子
自由詩
11
13-12-3 1:14
無償から有償に
ichiro...
自由詩
6+*
13-12-3 0:51
ひっくりかえる
森川美咲
自由詩
6*
13-12-3 0:31
車窓から見える赤い風船は、まるで祝福のしるしみたいに
あおば
自由詩
7*
13-12-3 0:21
35rows, 1.04sec.