MRIに写った骨に
ほんの少しの ヒビ在り
しばし見入る
ヒビは歌わない
ましてや笑わな ....
女子大のトイレの
便座になりたい
手でわっかを作って
その上に
まだちょっとだけ青い
お尻 ....
人の行為の中で
男女が密着して
はあはあ言いながら
気持ち良くなる
最初がセで
最後がスの ....
回廊 と 回復 と 人生の回路 が
複雑に絡み合いながら 淘汰するまでの時間を
描き始めてい ....
{引用=
少しためらい
端座する
永いあいだひらくことのなかった
古い三面鏡
....
何に対しても一生懸命でいよう
今を大切にしたいから
たとえ「そんなに生き急いでど ....
初時雨祖父の形見のバイオリン
与那国の海底遺跡初時雨
グラグラの乳歯抜けるや千歳飴
僕はもう死んだことになっている
別れた女の良いところを100挙げて外は明るくなってきた
遅咲こうとしている
逃亡できない
嫉妬
現実
リアリティ
そこはかとない絶望
と希望
天秤に ....
私たちは耳打ちをするように
果たせない約束をして
背中越しに指切りをする ....
※「松島の月まづ心にかかりて」芭蕉
ー崖の上から延びる松の枝
その先に見える ....
大切なものが
無くなってしまっても
大切なことに
変わりはないから
わたしは飽きもせず
大切を信 ....
きみの血で作った目薬を
ぼくの目に垂らすと
世界は色を失って
ただ均一な赤色になる
....
あんまり空が青すぎて
紫色にさえ見えました
半沢直樹が土下座する
矢口真理がデートする
涼し ....
人の身体の中で
触っていると大きくなって
大きくなっても触り続けると
そのうち、白いのが飛び出 ....
枕が変わった 天井の地図も変わった
独り暮らしの寝室から
鼾の合奏する五人相部屋の寝室に変わった ....
うつくしくみずみずしいリンゴだったので
これはおいしいはずだと
あなたが言ったので
本当を知る ....
こんな季節
並木道
黄やみどりの葉のすきま
その割れ目から
60年代
アメリカにタイムスリ ....
振り返ると、そこには、誰もいなかった。だとしても、Kは走り続けなければならない。実際、立ち止まった ....
むかし、
最初の言葉が毀れたとき
つまりひとりの身におとずれるさまざまな死の
最初の一日に触れ ....
どんどんと鼓動ばかりが
先走りして眠れぬ夜に
きみはぼくに電話を掛ける
「はやく、死ん ....
朝起きたときに
眼の前に浮いている
小さくて透明な玉に
息をふきこむ
ふくらんでいく玉の ....
頭の良いふりをするのをやめろとあなたはいった
馬鹿にするなともいった
私はただの石ころなので ....
深遠は時を弾丸に変えて、一秒ごとに撃ち込んでくる、そのたびに俺の肉体には風穴が開いて、末端か ....
残響
さようなら しばしのお別れさ
吐き出した祈りは 冬空に白く漂って
すぐに消えた 手を ....
消化不良の未熟児はオマルを盛大に汚し、母に嫌われまいと造形の凝った笑顔でうっぷん溜まった母を出迎え。 ....
2013年11月15日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ヒビいった
そらの珊瑚
自由詩
15*
13-11-15 23:17
便座になりたい
花形新次
自由詩
5
13-11-15 22:50
なぞなぞ5
〃
自由詩
1
13-11-15 22:10
クルクル
藤鈴呼
自由詩
2*
13-11-15 22:09
初雪
月乃助
自由詩
9
13-11-15 21:10
大切な今
龍九音
自由詩
2*
13-11-15 19:36
初時雨祖父の形見のバイオリン
北大路京介
俳句
1
13-11-15 18:37
与那国の海底遺跡初時雨
〃
俳句
2
13-11-15 18:37
グラグラの乳歯抜けるや千歳飴
〃
俳句
3
13-11-15 18:36
僕はもう死んだことになっている
〃
自由詩
4
13-11-15 18:36
別れた女の良いところを100挙げて外は明るくなってきた
〃
自由詩
7
13-11-15 18:35
遅咲こうとしている
〃
自由詩
5
13-11-15 18:35
探さない夜明け
かんな
自由詩
5*
13-11-15 18:33
そばにいたい
中山 マキ
自由詩
0
13-11-15 18:29
海月ー2
……とある蛙
自由詩
12*
13-11-15 17:05
thing
自転車に乗れ...
自由詩
7
13-11-15 15:58
水色になる
西園 虚汰
自由詩
1
13-11-15 15:39
あんまり空が
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
13-11-15 14:31
なぞなぞ2
花形新次
自由詩
1
13-11-15 13:15
時の端っこ (八)
信天翁
自由詩
4
13-11-15 12:08
うつくしくみずみずしいリンゴだったので
bookof...
自由詩
2*
13-11-15 9:18
タイムスリップ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
13-11-15 8:30
振り返ると
岩下こずえ
散文(批評...
1
13-11-15 8:19
8
きるぷ
自由詩
2*
13-11-15 8:13
システムエラー
西園 虚汰
自由詩
1
13-11-15 8:01
シャボン玉
殿岡秀秋
自由詩
5
13-11-15 3:49
いじわる
まきび
自由詩
2
13-11-15 2:38
棺の蓋にはラッカースプレーでこう書いてくれ、「出来る限りの速度と力がそこにはあった」と
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
13-11-15 1:42
残響
itukam...
自由詩
2*
13-11-15 1:05
「壁ヲ、腹ヲ」
宇野康平
自由詩
1
13-11-15 0:39
加筆訂正:
1,2,3d-display
/
しもつき七
[19:38]
改行ポイント変更、横書き表示に変更
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